研究成果を活用した起業や技術移転において、成果を適切に権利化し、知財として有効に活用することの重要性は広く認識されています。
とりわけ人工知能分野は、プログラム技術であるうえに近年の発展が急速であるため、有用な知財とする上で難しさを感じておられる方も少なくないのではないでしょうか。そこで、本セミナーでは研究者、研究支援者の皆さまを対象に、「AI 関連特許の基礎」と題し、発明の特定方法や強い特許とするための工夫といった実務上の要点に加え、国内外におけるAI 特許の動向、さらには好事例・悪事例を紹介し、研究成果を守り、活かすための視点を提供します。
今後の研究活動を戦略的に展開するためのヒントとして、ぜひご活用ください。
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西田 泰士 氏
2000〜2014 年、パナソニックグループの半導体部門にて半導体設計及び知財業務に従事。
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開催日時 | 2025年9月26日(金)10:00-11:00 |
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開催場所 | 対面とオンラインによるハイブリッド開催 ①同志社大学 京田辺キャンパス ※会議室未定 ②オンライン(ZOOMによる開催) お申込みされた方には後日詳細をご案内いたします。 |
費用 | 無料 |
対象者 | AI関係の同志社大学研究者および研究支援者、同志社大学生 |
参加申込 |
https://forms.office.com/r/LtVeWfuxZY 【申込み締め切り】2025年9月24日(水)まで |
主催 | 同志社大学 研究開発推進課 リエゾンオフィス・知的財産センター |
お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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けいはんな市民公開講座を開催します!!
けいはんな学研都市(関西文化学術研究都市)に立地している7つの大学(奈良先端科学技術大学院大学、同志社大学、同志社女子大学、大阪電気通信大学、京都府立大学、奈良学園大学、京都大学)と国立国会図書館関西館の共同企画により、『けいはんな学研都市7大学連携市民公開講座2025』を開催します。この講座は、平成12年から毎年秋に開催しており、今年で25回目を迎えます。本講座では『けいはんなから「知の発信」』をキーワードに、一般市民の方々の関心の高い分野について、7つの大学と共に国立国会図書館関西館も主催団体の一つとして1講座を担当し、専門の講師が最新の研究事例をわかりやすく解説いたします。
本学からは、心理学部の 畑 敏道 教授が「脳内報酬系の光と影~やる気と喜び、そして依存のメカニズム~」と題して1講座を担当いたします。参加は無料です。近隣にお住いの市民の方々だけでなく、学研都市での知的活動にご興味のある多くの皆さま方のご参加をお待ちしております。
問合せ先/申込先 | 公益財団法人 関西文化学術研究都市推進機構 市民講座 本講座に関するお問い合わせ先と申込方法については、上記リンク先に掲載しております。 |
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日時:9月24日(水)・9月25日(木)・9月26日(金)
各日12:50~16:30
場所:京田辺キャンパス 知真館1号館1・2階
※DUETのID・PWを入力すると開きます。
DO Weekを有意義に使って他大学学生と差をつけよう!
皆さんの参加をお待ちしています!
お問い合わせ |
キャリアセンター(京田辺校地) TEL:0774-65-7016
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廃棄物リサイクルのゆくえを知ろう!!
開催日 | 2025年9月29日(月) |
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見学場所 | ① 古紙リサイクル工場 (関西紙料) ② 産業廃棄物処理施設 (カンポ) ③ 一般廃棄物焼却施設 (さすてな京都) |
集合場所 | 今出川キャンパス 正門門衛所付近 8:45集合 ※「西門門衛所」ではありません。相国寺通りに面した門衛所です。 |
参加費 | 無料 (昼食・飲料は各自ご用意ください) |
対象者 | 本学学生・教職員 定員30名 |
参加申込 | 事前申込制です。下記フォームよりお申込みください。 https://forms.office.com/r/Wmev0ip1Hf |
備考 | ・定員になり次第、受付を終了します。 ・申込後にキャンセルされる場合は、必ず今出川校地施設課までご連絡ください。 ・解散は寒梅館前にて16:30頃を予定していますが、交通状況に応じて前後します。 ・参加者全員に、大学側で保険に加入します(※手続き不要)。 ・昼食は各自持参ですが、ツアー途中でコンビニにも立ち寄る予定です。 |
お問い合わせ |
今出川校地 施設課 TEL:075-251-3170
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日時 | 10月6日(月) 12:45-14:40 |
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開催場所 | 今出川キャンパス 扶桑館2階 国際交流ラウンジ集合 |
参加費 | 無料 |
定員 | 本学学生12名 ※申し込み者多数の場合、抽選 |
持ち物 | エプロン |
申し込み方法 | 申し込みフォーム: https://forms.office.com/r/yNpQnM2qLz |
申し込み締め切り | 9月29日(月) 15:00 |
お問い合わせ |
国際センター 留学生課 TEL:075-251-3257
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起業家マインドを育む、1.5日間の実践型プログラムカードゲームやレゴ®ブロック使ったワークショップにより
自分の「なぜ」を明確にし、起業の原点となる自己理解を深める二日間
・若手起業家によるトークセッション
・カードゲームで知る自分の価値観
・レゴ®ブロックを用いて自分の思考について考える
9月29日(月)【Day1】
10:00-11:00
インプットレクチャー
株式会社ツクリエ 代表取締役 鈴木 英樹
組織作りの重要性にも触れ、仲間とチームを築くために必要な意識やスタンスについても学ぶことができます。自己理解から始まり、他者との関係性へとつなげていくこの時間は、午後のワークや翌日のチームビルディングの基盤となります。
【テーマ①】なぜ、あなたがそれをやるのか︖
講師自身の「原体験」や「感情が大きく動いた瞬間」をもとに、起業の原点となる「軸」の見つけ方をお話しします。受講者が、自分の中にある「やらずにいられない理由」「解決せずにはいられない課題」に気づき、「なぜ、自分が起業してまでそれをやるのか」という、ぶれない 「軸」を形作るきっかけを提供します。ミッション・ビジョン・バリューを考える第一歩となる講義です。
起業においては、ビジョンを共有できる仲間の存在が不可欠です。価値観の共有や役割分担、信頼関係の築き方など、起業前から知っておくべき「組織づくりのキホン」について、実体験を交えて伝えます。
【テーマ③】起業家のリーダーシップ/フォロワーシップとは
11:10-12:10
先輩起業家によるトークセッション
株式会社AKiKOMA 【設立準備中】 代表取締役 御前 星真 -京都産業大学 現代社会学部 2 年-
株式会社ADimer(エメ) 代表取締役 神野 航汰 -同志社大学 法学部 4 年-
オリジナルカードゲームを用いたワークで、受講者の「働く姿勢」を言語化します。
社会に出ていく中でどのような働く姿勢で、社会の中で自分を表現していくのかをゲームを通じて言語化することで人生におけるミッション・ビジョン・バリューを考えるための土台をつくります。
【ポイント①】カードゲームによる価値観の可視化
カードを使った対話を通じて、無意識のうちに大切にしている「働き方」や「仲間との関わり方」に気づき、言語化を促します。言語化の過程で「起業家としてどのような組織をつくりたいか」「どんな人と、どんな風に働きたいか」が明確になり、ミッション・ビジョン・バリューの構築に向けた自己理解が深まります。
ゲームを通じて明確化になる自分らしい働き方、価値観など自分のスタイルを見つけます。自身の大切にしていきたい姿勢とアクションが明確になることで、自分の生き方のヒントの発見や原点を振り返る機会を創出。ただの自己理解にとどまらず、自分がなぜそれを大事にするのか、他者とどのように関わりを持っていくのかを理解することで、「何のために、誰のために社会で活躍するのか」を発見します。
【ポイント③】Day2のチームビルディングへの橋渡しグループワークで互いの価値観や姿勢を共有するこのワークを通じて、相互理解が進み、信頼のベースが築かれます。このベースができている状態でDay2のチームビルディングワーク(レゴ®シリアスプレイ®)に臨むことで、チームビルディングの質が高まり、より本質的な「チームをつくる」体験へとつながります。
9月30日(火)【Day2】
10:00-13:30
レゴ®ブロックを用いてリーダーシップ/フォロワーシップを実感する
レゴ®ブロックで事業アイデアを産み出す
カタリスキー合同会社 代表 三上浩紀
レゴ®ブロックを使って「つくりながら語る・語りながら気づく」ことで、“チームづくり”の本質に触れるワークです。
【ポイント①】手を動かすことで、本音が引き出される
レゴ®シリアスプレイ®は、言葉だけでは表現しにくい想いや考えを「手を動かして形にする」ことで可視化し、自己理解・他者理解を促す対話手法です。お題に対して、作品を作り、説明をし、周りの人からの質問に答えるというコアプロセスに則り、対話を行います。受講者は、組織づくりやチームの理想像などについて一人ひとりが言語化する中で、自分でも気づいていなかった価値観やこだわりに出会うことができます。
レゴ®を使い、自分の思考について作品を作り可視化することで、参加者同士の対話が行いやすくなり、結果として自分の考えや価値観について理解を深めることができる設計になっています。また作品に込めた意味を語る過程で、周りにいる参加者が質問を投げかけることで、表面的ではない対話が生まれやすくなるのが特徴です。
【ポイント③】起業家に求められる「協働型リーダーシップ」「フォロワーシップ」を体験できる自分の意見をただ押し通すのではなく、他者の意図を受け止めながら組織全体としてどう進めるかを考える――このプロセスを通じて、頭だけでなく身体感覚として「協働型リーダーシップ」や「フォロワーシップ」の本質に触れることができます。
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インプットレクチャー 株式会社ツクリエ 代表取締役 鈴木 英樹
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社会での”自分スタイル”を言語化!自己理解ワーク 株式会社ミライクルラボ 代表取締役 渡邉涼太
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先輩起業家によるトークセッション① 株式会社AKiKOMA【設立準備中】
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レゴ®シリアスプレイⓇを用いたチームビルディングワーク カタリスキー合同会社 代表 三上浩紀
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開催日時 | 2025年9月29日(月)10:00-15:00 ~ 9月30日(火)10:00-13:30 |
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開催場所 | 同志社大学 今出川キャンパス 良心館 ラーニングコモンズ2Fプレゼンテーションコート |
費用 | 無料 |
対象者 | 起業に興味がない方でも、自己理解やリーダーシップに興味のある方の参加も大歓迎 |
参加申込 |
https://forms.office.com/r/fEwX0UYJPZ (要申込 定員20名) |
主催 | 同志社大学 研究開発推進課 リエゾンオフィス |
お問合せ | 研究開発推進課(リエゾンオフィス) 0774-65-6223 E-mail:li-event@mail.doshisha.ac.jp |
Special Lecture by the Global Resource Management (GRM) Program
【The Geopolitics of the Turbulent Middle East】
Date & Time | Wednesday, October 8, 2025, 14:55–18:10 ・4th Period (14:55–16:25): Lecture ・5th Period (16:40–18:10): Open Dialogue with Participants |
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Venue | Imadegawa Campus, Doshisha University ※The classroom will be announced via email at a later date. |
Open to | Doshisha University students ※Attendance is open to non-GRM students as well. |
Language: | English |
Admission | Free |
Application | Necessary Please register through Forms. Deadline / Wednesday, October 1, 2025, 23:59 |
■■ Lecturer ■■
Ambassador Tsukasa Uemura
(Special Envoy for the Middle East Peace)
■■ Facilitator ■■
Professor Masanori Naito
(Professor of the Graduate School of Global Studies)
関連情報 |
グローバル・リソース・マネジメント(GRM) |
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お問い合わせ |
高等研究教育院事務室 TEL:075-251-3259
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けいはんなR&Dフェア(外部サイト)は、けいはんな学研都市及び近隣地域に立地する企業・大学・公的機関により構成された、「けいはんな R&D フェア実行委員会」主催のもと、多数の研究・開発成果の発信、相互連携の促進、地域への貢献を行うことを目的に開催を重ね今年で6回目を迎えます。今年のR&Dフェアは、けいはんな万博「サイエンス&アート」フェスティバルの一環として、“科学で描こう ~けいはんなの未来キャンバス~”をテーマに掲げ、未来を担う子どもたち、小・中学生、高校生、大学生から大人まで誰もが、けいはんな学研都市の研究成果をはじめ、様々な分野の先端科学を体感できるプログラムを30以上集めた、体験型科学イベントとして開催されます。
同志社ローム記念館プロジェクト けいはんなアバターチャレンジプロジェクト
開催日時 | 2025年10月4日(土) 10:00-16:30 |
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開催場所 | けいはんなプラザ 京都府相楽郡精華町光台1-7 |
費用 | 無料 |
参加申込 |
要来場者登録(外部サイト) |
お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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ふれデミックカフェ@KRP(外部サイト)は研究者を招き、その研究内容について観客参加型でディスカッションを行う、サイエンスカフェ形式のイベントです。定期的に開催を続けてきたふれデミックカフェが今年で開催回数100回を超えたことを記念し、特別版の第2弾として、本学から文化情報学部大井先生が登壇し、講演だけでなく、京都府立大学東先生との大学を横断したクロストークを繰り広げます。
「デジタルアーカイブがつなぐ文化情報と教育の過去・現在・未来」
◆先生からのコメント
学生時代は冒険探検部に所属し、様々な国や地域を旅していました。そして、人々が各地で織り成してきた様々な記憶や文化的な営みは、多くの場合日々消失してしまっているということにも気づきました。文化情報は「何を残すのか」という問いによって紡がれてきたものであり、こぼれ落ちてきたものもあります。そうした多様な文化情報をStockし、社会や未来に繋いでFlow化する仕組みが、「デジタルアーカイブ(DA)」です。これは時間と空間の距離を飛び越える「タイムマシーン」×「どこでもドア」でもあります。情報が爆発的に生み出され、不確かな情報で溢れる今、各地の図書館・博物館・文書館や研究機関・自治体・企業・NPOなどが創るDAに注目が集まっています。本講演では、そんなDAの活用、とりわけ小中高での教育活用にフォーカスし、実際の実践事例をもとに議論します。
当日は、京都府立大学文学部歴史学科の東先生とともに、最先端の研究を私たちの日常生活や社会とのつながりを交えて、わかりやすく紹介します。さらに、科学コミュニケーターの本田 隆行氏がファシリテーターとして参加し、登壇者との活発なディスカッションを通じて、新たな気づきや発見が生まれる場になることを目指しています。
開催日時 | 2025年10月6日(月)16:30~18:00 |
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開催場所 | ➀京都リサーチパーク 西地区10号館「GOCONC」:30名程度 ②オンライン(Zoomによる開催):30名程度 (定員に達し次第受付終了。最終申込受付〆切は、2025年10月5日 ) |
費用 | 無料 |
参加申込 |
チケット申し込みはこちら(外部サイト) ②のオンライン参加でお申込みいただいた方には、別途開催前日までにZoomミーティングのURLをご案内します。Peatix(tickets@peatix.com)よりメールが届きます。 |
お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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コミュニケーションが苦手だな・・・話し下手だな・・・なんて思っている人はいませんか?
スムーズな会話の鍵は、話すことよりも実は「聴くこと」なんです。
人と会話が上手くいかない、どう話せばよかったんだろう、とモヤモヤした経験はありませんか。上手く話す前に大切な「聴く力」を、グループワークで楽しく学んでみませんか?少人数制ですので、安心してご参加ください!
日時と場所 | 2025年10月15日(水) 12:30~14:00 @京田辺校地知真館1号館2Fカウンセリングセンターラウンジ (TC1-218隣) 2025年10月16日(木) 12:30~14:00 @今出川校地寒梅館2F 2C会議室 ※いずれも同一内容ですので、どちらか選んでご参加ください。 |
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対象者・定員 | 本学学生 各回8名(先着順) |
申し込み | 上記申込フォームから10月8日(水)17時までにお申し込みください。 |
お問い合わせ |
カウンセリングセンター(今出川校地) TEL:075-251-3275
カウンセリングセンター(京田辺校地) TEL:0774-65-7415
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日時 | 10月15日(水) 13:00-14:30 |
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開催場所 | 今出川キャンパス 扶桑館2階 国際交流ラウンジ集合 |
参加費 | 無料 |
定員 | 本学学生30名 ※申し込み者多数の場合、抽選 |
申し込み方法 | 申し込みフォーム: https://forms.office.com/r/6LwvKKNXTU |
申し込み締め切り | 10月10日(金) 14:00 |
お問い合わせ |
国際センター 留学生課 TEL:075-251-3257
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本学より、「BioJapan2025」(外部サイト)にて、ブース展示および口頭発表を行います。
齋藤 直人(生命医科学部 准教授)
展示ブース番号:B-16
口頭発表日時 : 10月8日(水) 13:15 ~ 13:45
口頭発表会場 : Presentation Stage B
環状アデノシン一リン酸(cAMP)は、GsαやGiαに共役した多くのGタンパク質共役型受容体の下流で、その細胞内濃度が調節されるため、主要なセカンドメッセンジャーである。実際、様々な脳機能や免疫応答、糖尿病などcAMPシグナリングが関与する生理・病理は多岐にわたるため、細胞内のcAMP動態を計測する技術は、医薬品開発などに対しても非常に有用である。 当研究室ではcAMP緑色蛍光プローブを開発し、gCarviと名付けて発表した(PNAS, 2022)。今回は、このgCarviをもとに新たに開発した、cAMPに対する親和性の異なる3種類(gCarvi[1 µM]、gCarvi[5 µM]、gCarvi[8 µM])と、cAMPに反応しないネガティブコントロール(gCarvi-NC)を紹介する。さらに既存のcAMPプローブの中では、最大のダイナミックレンジをもつgCarvi-HDも紹介する。
田原 義朗(理工学部 准教授)
展示ブース番号:B-16
口頭発表日時 : 10月9日(木) 16:10 ~ 16:40
口頭発表会場 : Presentation Stage D
細胞接着が可能な足場材料は再生医療において最も基本的かつ重要な材料である。水を主成分としたハイドロゲルは典型的な足場材料であり、非常に多くの研究が行われてきたが、再生医療に利用される足場材料は要求される特性のハードルが高く、新しいブレイクスルーの創出が望まれている。本発表で紹介するコラーゲン、グリセリン、多糖からなるゲルは、同志社大学と大阪歯科大学によって共同開発されたもので、これまで主流であった水を主成分としたハイドロゲルではない新しいタイプのインジェクタブルゲルである。 本発表ではインプラント時の骨補填材料に使用することを念頭に、骨再生への応用例などについて紹介する。その中でこのインジェクタブルゲルが、再生医療で要求される適切な強度、変形性、分解性をもっており、細胞接着や骨欠損の再生などにおいて有効であることを紹介する。本発表が本技術の実用化に向けた共同研究につながることを願っている。
北岸 宏亮(理工学部 教授)
展示ブース番号:B-108
口頭発表日時 : 10月10日(金) 16:10 ~ 16:40
口頭発表会場 : Presentation Stage B
建物火災ではCOガス中毒により約4割の方が犠牲になる。またシアン化水素(HCN)ガスも火災では発生する。我々は血液中のヘモグロビンの機能を人工的に再現した化合物hemoCDを開発した。hemoCDを動物(マウス・ラット)に投与すると、ヘモグロビンの約100倍強くCOを結合し、また分子サイズが小さいために、CO結合体としてそのまま尿中排泄される。これまでに体内に入ったCOガスを体外へと除去できる医薬品は存在せず、世界で初めてのCO中毒治療薬シーズである。またhemoCDの誘導体を用いることで、HCNガスや硫化水素(H2S)ガス中毒の治療が可能であることも判明した。hemoCDはCOによる中毒死を抑制できるだけでなく、CO吸引による遅延性脳症を抑制する効果も判明しており、投与後の安全性が極めて高いことから、ガス中毒の治療にあたる救急救命の現場で活用できる薬剤としての開発を進めている。
開催日時 | 2025年10月8日(水)~ 10月10日(金)10:00~17:00 |
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開催場所 | パシフィコ横浜 |
費用 | 無料 |
参加申込 |
要来場者登録(外部サイト) |
お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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この度、同志社創立150周年記念事業(大学事業/「国際主義」の深化に向けた「人を植ゆる」の事業)として、台湾初のデジタル発展相に就任し、現在は国際的なITコミュニティ活動で高く評価されているオードリー・タン氏を招聘し、シンポジウム「デジタル社会における自由と多様性の未来-オードリー・タンと語り合う-」を以下のとおり開催いたします。入場無料、事前申込不要ですので、ふるってご参加ください。本シンポジウムでは、自由・多様性・民主主義の価値をアジアの視点から再考し、揺れ動く国際秩序の中で新たな国際主義の可能性を探ります。
基調講演としてオードリー・タン氏をお招きし、政治の透明性や市民参加型の政策立案、自由と協働を重視するその実践について語っていただきます。さらに、それを踏まえた議論を通じて、同志社大学が果たすべき今後の国際主義を展望します。
開催日時
2025年10月13日(月・祝)13:00~15:10(受付開始12:00)
開催場所
同志社大学今出川校地室町キャンパス寒梅館地下ハーディーホール
プログラム
13:00~開会挨拶:小原 克博(同志社大学学長)
13:05~基調講演「プルーラリティを展望する―協働するダイバーシティを生み出すテクノロジー」
<話者>オードリー・タン(台湾初代デジタル発展相、台湾外交部無任所大使)
※ 中日同時通訳あり
14:00~
休憩(10分間)
14:10~
パネルディスカッション「デジタル社会における自由と多様性の未来」
<パネリスト>オードリー・タン、小原 克博(同志社大学学長)、伊藤、高史(人文科学研究所所長)
<コーディネーター>木原 活信(同志社大学副学長)
15:00~閉会挨拶:木原 活信(同志社大学副学長)
主催
同志社大学
その他
○入場無料(事前申込不要)どなたでもご自由に参加いただけます。【定員700名】
〇日本語・中国語の同時通訳を実施いたします。
○合理的配慮が必要な方は、9月26日(金)までにご連絡ください。
ご要望内容を検討のうえ、できる限りの対応をさせていただきます。
お問い合わせ |
国際センター 国際課 TEL:075-251-3260
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日時 | 10月17日(金) 13:10-14:40 |
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開催場所 | 今出川キャンパス 良心館4階 RY412 ※開催場所が変更になる場合がありますが今出川キャンパス内での開催を予定しています。 |
参加費 | 無料 |
定員 | 無し |
使用言語 | 日本語 |
申し込み方法 | 申し込みフォーム:https://forms.office.com/r/SziZNQ40pH ※オンラインを希望される方は申込フォームよりご選択ください。イベント締め切り後に参加リンクをメールにて共有いたします。 |
申し込み締め切り | 10月15日(水) 13:00 |
お問い合わせ |
国際センター 留学生課 TEL:075-251-3257
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同志社大学では現在、起業支援に資するプログラムとして、「Produce Trial」・「ローム記念館プロジェクト」があり、それぞれのプログラムで最終日にピッチコンテストを実施していますが、大学で統一されたビジネスプランコンテストはありません。
そこで、学内の一般公募と両プログラムの上位者を集め、同志社最大のビジネスプランコンテストを開催します。また、本コンテストは学生団体同志社ベンチャートレイン(DVT)との共催で開催します。コンテスト開催により、志を持つ多数の学生に挑戦の機会を提供して、同志社大学発起業家の輩出を促進します。
同志社大学在籍の学生限定で、個人またはグループでの応募が可能です。ただし、コンテスト決勝の12月19日時点でまだ起業していないことが条件です。その他、詳細は特設ページよりご確認ください。
エントリー開始 | 2025年9月29日(月) |
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エントリー締切 | 2025年10月17日(金) |
コンテスト決勝 | 2025年12月19日(金) |
◆募集要項、応募資格、応募方法等の詳細は特設ページよりご確認ください。◆
第1回Doshisha Venture Contest 特設ページ
お問い合わせ |
リエゾンオフィス(研究開発推進課-京田辺) TEL:0774-65-6223
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