関連事業・イベント
2022年度ヨーロピアン・スタディーズEUキャンパスプログラム終了
2022年9月1日(木)~2023年1月25日(水)まで、現地で初となるヨーロピアン・スタディーズEUキャンパスプログラムがEUキャンパスで実施されました。神学部、社会学部、法学部、政策学部、スポーツ健康科学部、グローバル地域文化学部から15名の学生が参加しました。
テュービンゲン大学提供の授業では、多くの歴史を刻んだベルリンや欧州中央銀行、欧州評議会などの公的機関へのフィールドトリップを行った他、本学教員による現地での講義をとおして、文化・宗教・社会・政治・法律・経済・環境・人権・ジェンダー・移民・難民など複合領域的な観点からドイツ・EUの歴史、現状、そして諸課題について理解を深めることができました。
課外活動では本学学生とテュービンゲン大学生がペアを組むBuddy Programを実施しました。Buddyたちとのエクスカーションや学外イベントに参加したり、互いの言語や文化を教え合ったりしながら交流を深めることができました。
コロナ禍において本プログラムを対面で初めて実施するにあたって困難もありましたが、ドイツ語・異文化理解EUキャンパスプログラムに続き、テュービンゲン大学の関係者のご尽力のおかげで1年間にわたった両プログラムを無事に終了することができました。この場を借りまして改めて心よりお礼申し上げます。
※参加学生がプログラム期間中に作成した記事「学生の声」をEUキャンパスホームページに日本語および英語で掲載しております。ぜひ、下記リンクよりご参照くださいませ。
学生の声
書道ワークショップ後の集合写真(同志社大学にて)
基調講演:事前収録ビデオ視聴の様子

書道ワークショップ後の集合写真(テュービンゲン大学にて)
Doshisha Week 2022 終了
2022年11月25日(金)に今出川校地室町キャンパスの寒梅館「魁の間」にて、テュービンゲン大学(以下、UT)と本学の共催イベントとして、DoshishaWeek 2022が開催されました。
本年度は「学生・文化交流」に焦点をあて、同志社大学書道部およびUT日本学科の協力のもと、日本の書道文化の紹介と西欧のCalligraphy と異なる特質を相互に理解しあう機会としました。
新型コロナウイルスの影響で、近年はオンライン形式のみでの開催が続いていましたが、2022年度は、基調講演、研究発表、ワークショップ、作品展示を各大学で対面実施しながら、その様子をオンラインで中継する形式で開催。学生運営スタッフ等の関係者を含め、総勢90名以上の参加がありました。
開会式は和田喜彦EUキャンパス支援室長の挨拶で始まり、本学書道部の指導者である書道家・小西泰鳳氏による基調講演、UTの国際研究交流担当者であるDr. Karin von Moser Filseckの研究発表が続き、書道知識の概要を共有しました。
プログラム後半の書道ワークショップでは、本学書道部員の手引きに加え、2022年度ドイツ語・異文化理解EUキャンパスプログラム参加学生の通訳もあり、本学への留学生も含め学生同士の交流が活発になされました。最後に、UTのMonika Schrimpf日本学科長と下楠昌哉学生支援センター所長の挨拶、参加者の記念撮影があり、華やかに会が締めくくられました。
詳細は、EUキャンパスアーカイブの報告もご確認ください。
以上
Doshisha Week 2022
2022年11月25日(金)に、テュービンゲン大学との共催によるDoshisha Week 2022を開催します。本イベントは、両大学の交流プログラムとして2019年から実施されており、今年は学生交流を目的として、同志社大学書道部の協力のもと「書道」をテーマに行います。当日は、書道の講演(書道家 小西泰鳳氏)、掛け軸お披露目(Dr. Karin Moser v. Filseck)、同志社大学書道部の活動紹介、書道のワークショップを行うほか、同志社大学書道部の作品も展示いたします。
テュービンゲン大学および同志社大学それぞれで対面実施をしながら、その様子をオンラインで中継いたします。
書道に関心のある方、国際交流に関心のある方は、ぜひご参加ください!
詳細はこちらDoshisha_Week2022_JP.pdf[PDF 2.1MB]
※申込要(11月22日(火)〆切)
以上

国際シンポジウム第1日目のセッション終了後に記念撮影
同志社大学・テュービンゲン大学共催 第3回国際シンポジウム
2022年9月12日(月)、13日(火)に、本学(EUキャンパス)およびテュービンゲン大学の共催で第4回国際シンポジウムが、テュービンゲン大学「旧講堂」という歴史を感じさせる厳かな建物で開催されました。実に3年ぶりとなる対面(一部オンラインによるハイブリッド)での実施となりました。
今回のシンポジウムのテーマには「真の「持続可能な開発」への挑戦」を掲げ、(1)気候変動に対する挑戦、(2)農林業と自然の保全:生物多様性保全への挑戦、(3)経済格差の是正という3つの視点から、サスティナビリティをどう実現するかについてのそれぞれの研究成果を両大学のパネリストに発表していただきました。テュービンゲン大学からは教職員の他、多くの学部生と大学院生やポスドク研究員の参加もあり、活発な質疑応答が展開されました。
シンポジウム第1日目の終了後、同志社大学からの参加者がテュービンゲン大学地球環境研究センターを見学する機会があり、同研究センター長であり、パネリストの一人でもあったKira Rehfeld教授が世界最先端の研究施設を案内してくださいました。2日目の議論も白熱し、国際シンポジウムは盛況のうちに終わりました。
シンポジウム終了後には各研究者による個別交流もあり、今後も両大学における更なる研究交流の促進が期待されます。
当日のプログラムは添付のPDFで確認ください。EU_Symposium_2022.pdf[PDF 238KB]
2022年度ドイツ語・異文化理解EUキャンパスプログラム終了
2022年3月3日(木)~8月6日(日)まで、コロナ禍において3年ぶりとなるドイツ語・異文化理解EUキャンパスプログラムがEUキャンパスで実施されました。文学部、法学部、商学部、グローバル地域文化学部、文学研究科から14名の学生が参加しました。そのうち4名は2020年度本プログラム参加学生で、新型コロナウイルス感染症の影響により、プログラム開始後3週間で帰国を余儀なくされた学生でした。
テュービンゲン大学の教員によるドイツ語授業では、フィールドトリップや小学校訪問など学外実習を行い、4月からは様々な国・地域からの留学生とともに習熟度別にドイツ語を学び、語学力向上に励みました。ドイツ語授業の他、テュービンゲン大学人文学部日本学科生との共修授業Intercultural Studiesや本学教員によるEUキャンパス特別講義をとおして、ドイツ・EUの社会や文化、宗教、歴史、価値観について理解を深めることができました。
課外活動では本学学生と日本学科生がペアを組むBuddy Programを2022年度も実施しました。互いの言語を教え合いながら、時にはBuddyという枠組みを超えてそれぞれが個別に、またはグループで学内外での交流を深めました。両大学の学生にとって、対面でコミュニケーションをとれることの喜びを感じながら過ごしたこの5か月間は、かけがえのない時間として心に刻まれたことでしょう。
コロナ禍において本プログラムを対面で実施するにあたり、様々な困難がありましたが、テュービンゲン大学の関係者のご尽力のおかげで無事プログラムを終了することができました。この場を借りまして、テュービンゲン大学の関係者の皆さまに改めて心よりお礼申し上げます。
※参加学生がプログラム期間中に作成した記事「学生の声」をEUキャンパスホームページに日本語およびドイツ語で掲載しております。ぜひ、下記リンクよりご参照くださいませ。
学生の声
テュービンゲン大学同志社日本研究センター(TCJS※)学生との交流会
6月3日に今出川キャンパスで、TCJS学生と本学学生との交流会が行われました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、対面での交流会の実施は約3年ぶりです。
参加学生はテュービンゲン大学と本学合わせて40名超で、グループごとにアイスブレイクを行ったり、ドイツ・テュービンゲンと日本・京都について紹介しあったり、とても盛り上がり、3時間に渡る会となりました。
テュービンゲン大学同志社日本研究センターのご協力のもと、実りの多い交流会となったことに感謝いたします。今後も、両大学の学生同士が積極的に交流できるよう様々な機会を提供していきたいと思います。
※テュービンゲン大学同志社日本研究センターは、テュービンゲン大学の付属機関として、1993年に同志社大学今出川キャンパス内に設立されています。
以上

漫画ワークショップの様子

ASUVID今出川による発表

テュービンゲン大学のThe “Colourful Meadow Initiative” Tubingenによる発表
Doshisha Week 2021 終了
2021年11月25日(木)・26日(金)の2日間に亘り、第3回目となるDoshisha Week 2021をオンラインにて開催しました。本来なら本学の創立記念週間にテュービンゲン大学(以下、UTという)にある同志社大学テュービンゲンEUキャンパスにて開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、昨年に続きオンラインでの開催となりました。
今回のDoshisha Week 2021では、従来の「研究交流」ではなく初めて「学生・文化交流」を主軸として、初日に「漫画」、2日目に「Sustainable Development / SDGs」をテーマにUTおよび本学の学生が意見交換やワークショップを通じて交流を深めました。
初日は、学生支援センター所長 下楠昌哉教授による開会宣言に始まり、第1部は社会学部の竹内長武教授による「現代日本漫画の表現を考える」と題した講演会を、第2部は同志社大学文科系公認団体の漫画研究会による「漫画を描いてみよう」と題したワークショップが実施されました。
竹内教授は講演の中で、日本漫画の表現方法が時代を経てどのように変化してきたかについて、様々な漫画作品を例に挙げながら解説をされました。またワークショップでは、グループに分かれて実際に2コマ漫画を描いてそれを紹介し合いました。両大学の学生は、漫画についての知識を深めながら実践を通じて楽しく交流をすることができ、有意義な会となりました。
2日目は、「Sustainable Development / SDGs」をテーマに本学からは学生支援センター登録団体のASUVID今出川による発表を、UTからは学生団体のThe “Colourful Meadow Initiative” Tubingenによる発表をそれぞれ行いました。
EUキャンパス支援室長 和田喜彦教授による紹介の後、ASUVID今出川の活動や「SDGs」の12番目の目標「つくる責任、つかう責任(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)」に深くかかわる活動として、「琵琶湖プロジェクト」が取りあげられました。続いて、UTのPotthast教授による紹介の後、The “Colourful Meadow Initiative” Tubingenからは、「SDGs」の15番目の目標である「陸の豊かさも守ろう」に関係する内容として、都市における生物多様性の保全活動についての発表が行われました。
最後には 和田EUキャンパス支援室長から、Doshisha Week2021の開催にあたりご協力いただいた両大学の関係者、学生登壇者の皆さんに謝辞が述べられて幕を閉じました。
両日で延べ110名程度の参加があり、両大学の学生の今後の交流につながる、実り多いイベントとなりました。
詳細は、EUキャンパスアーカイブの報告もご確認ください。
以上
Doshisha Week 2021
2021年11月25日(木)、11月26日(金)の両日、テュービンゲン大学との共催によるDoshisha Week 2021をオンライン(Zoom)にて開催します。Doshisha Week 2021は、テュービンゲン大学構内に同志社大学テュービンゲンEUキャンパスが開設したことに伴い、両大学のさらなる連携を目的として行われるもので、Doshisha Week 2021では、同志社大学生とテュービンゲン大学生との学生交流を目的としたマンガに関する講演やワークショップ、両大学の学生団体によるSDGsの取組みなどに関するプレゼンテーションを実施します。
11月25日(木)は2部構成となっており、第1部は社会学部メディア学科教授の竹内長武先生による講演『現代日本漫画の表現を考える』が行われ、第2部では同志社大学文科系公認団体「漫画研究会」によるワークショップ『漫画を描いてみよう』が行われます。
11月26日(金)の両大学に学生団体によるSDGsに関するプレゼンテーションタイトルは以下のとおりです。
言語は英語で行われます。
同志社大学登録団体「ASUVID今出川」:『Clean-up activities of Lake Biwa shore: Trying to Solve Debris Problems』
テュービンゲン大学学生団体「Colourful Meadow Initiative」:『The "Colourful Meadow Initiative" Tübingen - Local Work for Biodiversity』
詳細は下記 PDFファイルにて覧ください。
同志社Week Day1[PDF 7.1MB]
同志社Week Day2[PDF 6.9MB]
以下もご参照ください。
同志社大学オフィシャルウェブサイト(講演会・セミナー・イベント案内:11月25日)
同志社大学オフィシャルウェブサイト(講演会・セミナー・イベント案内:11月26日)
また、テュービンゲン大学ウェブサイトでも紹介されています(ドイツ語のみ)。
テュービンゲン大学ウェブサイト
以上

授業の様子

プログラムスケジュール
2021年春 EUキャンパスドイツ語オンラインプログラム
EUキャンパスでは春学期にドイツ語・異文化理解EUキャンパスプログラムが行われています。しかし、2021年度は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりました。
プログラムの代替として、3月1日~3月26日に2021年春 EUキャンパスドイツ語オンラインプログラム(Doshisha EU Campus German Language and Intercultural Studies)が開催され、10名の学生が参加しました。
4週間のプログラムでは、ドイツ語授業の他、コロナ禍の体験をテュービンゲン市民から聞いたり、テュービンゲン大学の留学生や日本学科学生との交流する機会に恵まれました。
最後は、ドイツ語で日本文化を紹介するプレゼンテーションを参加者1人ずつ行いました。
初めてのオンラインプログラムでしたが、テュービンゲン大学のご協力のもと、実りの多いプログラムとなりました。
参加者の感想を紹介します。
感想①
この4週間、思っていたよりもあっという間に過ぎた。しかし、毎回一生懸命に聞き一生懸命に話すということを繰り返すうちに、初日よりも驚くほどドイツ語の能力が上達していたと思う。やはり、ネイティブの方たちと話すということは語学の習得の一番の近道であると実感した。まず、先生、チューターたちと話すことで耳が慣れドイツ語が聞き取りやすくなり、さらに、積極的に質問したり答えたりすることで、ドイツ語の文章の形式をつかみ早く答えられるようになった。語彙力も、新しい単語を使って発表したり発表したりすることで多く身につけることができた。
しかし、このプログラムと通して得たものはドイツ語の能力だけではない。一つは、テュービンゲンとのつながりを持つことができたことである。テュービンゲン大学、テュービンゲン大学の先生たち、バディー、現地で活躍する方々などと繋がることができた。現地で活躍する方々や勉強している方々はゲストとして貴重なお話を聞いたり質問したりすることができ、非常に刺激を受けた。私は、このプログラムが終わった後も先生、チューター、日本学科のバディーと連絡を取り続けるつもりだし、ゲストとして交流させていただいた方々ともぜひ会いたいと思っている。このプログラムに参加しなければ、この素敵な人々と交流することはできなかった。これからもこのつながりを大切にしたい。
また、私はテュービンゲンに関する知識が全くない状態でこのプログラムに参加したが、テュービンゲンの素晴らしいところやそこで暮らす人々の生活について学ぶことができたことが本当にうれしかった。自分が行きたいと思う場所に出会うことができたからだ。先生の話を聞いて、ぜひテュービンゲンで哲学を学びたいと思った。パンデミックが収まったら、必ずテュービンゲンに行って勉強がしたい。
このプログラムを通して得られたものはたくさんあった。参加させていただけたことにとても感謝している。
感想②
私は、昨年の3月にもEUキャンパスプログラムに参加しました。初めて訪れるテュービンゲンの街は、昔ながらの街並みを残しながらも、街全体が大学と一体となっており、まさに学園都市と言える場所でした。現地で受ける授業も全てドイツ語で行われ、その充実した日々の中で半年後の自分の成長を想像することが楽しかったです。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によってプログラムが中断され、私達はわずか2週間余りでの帰国を余儀なくされました。私は、帰国してからもドイツ語の勉強を続けましたが、あれほど素晴らしい環境の中でドイツ語をもう学べないことに対して悲痛な思いを抱えながら一年を過ごしました。
そんな中、オンラインで1ヶ月間の集中授業としてEUキャンパスプログラムが開催されることを知りました。最初は、現地で学ぶことが出来ない代わりとして用意されたオンラインプログラムに対して、あまり乗り気ではありませんでした。しかし、昨年現地で受けた同じドイツ語の先生がまた再び担当してくださることに加え、1ヶ月間ドイツ語に触れる環境はオンラインでも十分参加する価値はあると考え、参加を決めました。
全てドイツ語で行われるこのプログラムは、初めは先生の言っていることがあまり分からず、苦労しました。しかし、不思議なことに繰り返し聞いていると、自然と先生の言っていることが理解できるようになり、たくさん質問したり、質問に答えたりということがスムーズにできるようになりました。
また、このプログラムの中では沢山のゲストスピーカーの方々に来ていただき、様々なお話をしていただきました。日本のメディアを見るだけでは分からないドイツ人の目線に立ったパンデミック下にある現地の情報を手に入れることができたのは今後の人生においても非常に有意義だったと思います。
私は、留学は現地で学ばなければ意味がないと考えていました。しかし、オンラインでも語学の修練は可能で、ドイツの文化に沢山触れる素晴らしい機会は十分オンラインでもあることに気付きました。もちろん、新型コロナウイルスの影響が終われば、ドイツにもう一度行きたいです。しかし、次にドイツに行った時により多くが学べるように、オンラインで今のうちから学ぶこともまた、何事にも代え難い財産になることをこのプログラムを通して学びました。
以上
Doshisha Week 2020 終了
2021年3月4日(木)・5日(金)の2日間に亘り、第2回目となるDoshisha Week 2020をオンラインにて開催しました。本来なら本学の創立記念週間にテュービンゲン大学(以下、UTという)にある同志社大学テュービンゲンEUキャンパスにて開催する予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、オンラインでの開催となりました。
今回のDoshisha Week 2020では、"COVID-19 Research: Challenges and Achievements for the Society"と題して、同志社大学が2020年7月に立ち上げたDoshisha COVID-19 Research Project の3つの領域より、両大学共通の研究課題を選び、研究紹介と討論を実施しました。
初日は、野口範子 研究推進部長の司会の下、植木朝子 学長、UTのProf. Dr. Peter GRATHWOHL 副学長からの開会の挨拶に始まり、"Cognitive and Immunological Impact of COVID-19"をテーマに、本学生命医科学部の池川雅哉 教授、西川喜代孝 教授、研究開発推進機構の眞部寛之 准教授、UTのProf. Dr. Olaf RIESS、Dr. Yogesh SINGHの講演がそれぞれ行われました。
両大学の抗ウイルスに関する課題やCOVID-19の中枢神経系や免疫系への影響、最新の解析技術などについて将来の連携が期待される議論がなされ、その後初日の締めくくりとして、塚越一彦 副学長、UTの研究推進部門のDr. Karin MOSER V. FILSECKより閉会の挨拶が述べられました。
2日目は、"Science Communication"をテーマに、本学生命医科学部の野口範子 教授、UTのProf. Dr. Olaf KRAMERによる講演が行われ、その後、医療ジャーナリストで京都大学非常勤講師でもある村中璃子 氏、和田喜彦 EUキャンパス支援室長を加え、科学・技術や医療を社会にわかりやすく伝える重要性や、科学者と政府の交流システムの国による違い、科学コミュニケーション人材の養成について討論が行われました。
後半では、"Campus Internationalization"をテーマに、本学社会学部の山田礼子 教授、William Robert STEVENSON III 准教授、UTのProf. Dr. Monique SCHEER 副学長、国際センターのDr. Christine RUBASの講演の後、和田 EUキャンパス支援室長も加わって、討論が行われました。留学や国際移動を前提とした教育プログラムにかわるオンライン学習の学生の満足度の他、国際共同研究の課題についても議論されました。
最後には和田 EUキャンパス支援室長、UTのProf. Dr. Bernd ENGLER 学長より閉会の挨拶が述べられました。
両日で延べ80名程度の参加があり、両大学の研究者の今後の交流につながる、実り多い研究交流シンポジウムとなりました。
当日の様子は以下より動画をご覧になれます。(英語のみ)
Doshisha Week 2020 第1日目
Doshisha Week 2020 第2日目
以上
Doshisha Week 2020
2021年3月4日(木)、3月5日(金)の両日、テュービンゲン大学との共催によるDoshisha Week 2020をオンライン(Zoomウェビナー)にて開催します。Doshisha Week 2020は、テュービンゲン大学構内に同志社大学テュービンゲンEUキャンパスが開設したことに伴い、両大学のさらなる連携を目的として行われるもので、Doshisha Week 2020では、同志社大学とテュービンゲン大学との研究交流を目的とした研究交流シンポジウム“COVID-19 Research: Challenges and Achievements for the Society”を実施します。
新型コロナウイルス感染症が中国武漢で最初に発見されてから、1年以上が経過しました。世界中に影響を及ぼしたウイルスとの闘いはまだ収束していません。 同志社大学とテュービンゲン大学はそれぞれCOVID-19に関する研究を生命科学、医学、社会科学等さまざまな分野ですすめてきました。そこで、Doshisha Week 2020 研究シンポジウムでは、両大学の研究者により2日間にわたり、 “Cognitive and Immunological Impact of COVID-19” 、 “Science Communication” 、 “Campus Internationalization” の3つのトピックについて講演と対話をおこないます。
下記 PDFファイルにて詳細をご覧いただけます。
Program.pdf[PDF 995KB]
以下もご参照ください。
同志社大学オフィシャルウェブサイト(講演会・セミナー・イベント案内)
また、テュービンゲン大学ウェブサイトでも紹介されています(英語のみ)。
テュービンゲン大学ウェブサイト
以上
学長・副学長会談を開催しました
2020年11月26日(木)に、テュービンゲン大学学長・副学長および本学学長・副学長によるオンラインでの会談が実現しました。EUキャンパス事業をはじめ、両大学の連携事業について、新型コロナウイルスの影響により当初の計画通りに進まないことがあるものの、オンラインも活用しながら今後も未来志向で連携・交流を進めていくことが確認されました。
とくに、ダイバーシティ・キャンパスの推進、研究交流、今後のEUキャンパスの体制や新たな展開等のテーマについて、関係者を交えて終始和やかかつ活発な懇談が行われ、両大学の特別なパートナーシップや友好関係を改めて感じる機会となりました。
本会談の成功に向けご協力いただきましたテュービンゲン大学のエングラー学長、シェーア副学長はじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

イベントチラシ
イベント中の様子
テュービンゲン大学日本学科学生とのオンラインイベント
10月5日(月)にテュービンゲン大学日本学科学生との交流イベントをオンラインで実施しました。
2020年度は新型コロナウイルスの影響により、残念ながらEUキャンパスへの留学プログラムは中止となりました。そのような状況の中でも、将来EUキャンパスへ留学を希望している学生やテュービンゲン大学日本学科学生と交流を希望している学生は多くいます。
そのような学生のために、テュービンゲン大学日本学科学生3名がそれぞれ 1.テュービンゲンについて 2.ドイツでの大学生活について 3.日本への留学経験について 紹介してくださいました。
プレゼンテーション後は、質疑応答の時間となり活発な意見交換が行われました。
ドイツと日本の文化や大学生活の違いを学んだり、実際にテュービンゲン大学に通っている学生の声を聞けた大変有意義なイベントとなりました。
以上
同志社大学・テュービンゲン大学共催 第3回国際シンポジウム
2月25日(火)から27日(木)に、本学(EUキャンパス)およびテュービンゲン大学の共催で、3回目の国際シンポジウムが同志社大で開催されました。今回のシンポジウムのテーマは、「『ダイバーシティ』を尊重する社会構築への挑戦」。
具体的には、身体的・精神的特性の多様性、生物多様性、性の多様性、宗教や民族の多党制、そして、思想や表現の多様性という視点から日独の専門家が議論を深めました。最終日のラウンドテーブルでは、すべての人の「人間の尊厳」が尊重される社会実現のために大学はどのような貢献ができるか?を中心に、日欧でのユニークな教育事例や、差別や偏見に対抗する戦略や条件の議論がなされ、他地域での応用可能性についても検討されました。
今後も同志社大学とテュービンゲン大学は、お互いの強みを生かし、教育・研究交流を促進していきます。
当日のプログラムについては、添付のPDFをご確認ください。poster.pdf[PDF 363KB]
以上
Doshisha Week 2019終了
2019年11月25日~29日にテュービンゲン大学にて、『Doshisha Week 2019: Advance Creativity and Collaboration in Research』が開催されました。第1回目となる今回は、5日間で3つの研究発表が行われました。
初日は「Doshisha Space-DREAM project: A Great Contribution to Maintaining Human Health Both in Space and on Earth」をテーマに、文部科学省平成30年度私立大学研究ブランディング事業の宇宙生体医工学研究プロジェクトから本学の研究者2名と学生1名が、テュービンゲン大学から研究者1名による研究発表がなされました。
2日目から4日目は「Modernity’s Challenges to Law and Dispute Resolution」をテーマに、本学法学部の研究者とテュービンゲン大学法学部の研究者、両大学と繋がりのある他大学の研究者、民間の法律関連機関20名以上による研究発表がなされました。
最終日は「Baby Science: Past, Present, and Future」をテーマに、本学赤ちゃん学研究センターの研究者2名、テュービンゲン大学の研究者3名、他大学の研究者1名による研究発表がなされました。
各日共、研究発表の後は活発なディスカッションが行われ盛況の内に閉会されました。夜にはレセプションが行われ、研究者同士が交流を深めました。
今後、テュービンゲン大学および本学が、研究交流の更なる連携・協力を深めて行くことが期待されます。
宇宙生体医工学研究プロジェクトの研究発表について
以上
Doshisha Week 2019
2019年11月25日(月)から29日(金)にかけて、ドイツ・テュービンゲンにあるテュービンゲン大学において、テュービンゲン大学との共催によるDoshisha Week 2019を開催します。Doshisha Week 2019は、テュービンゲン大学構内に同志社大学EUキャンパスが開設したことに伴い、両大学のさらなる連携を目的として行われるもので、5日間にわたって “Doshisha Space-DREAM Project” 、 “Modernity’s Challenges to Law and Dispute Resolution” 、 “Baby Science” のテーマによるシンポジウムを行い、日本、ドイツをはじめ、アジア、ヨーロッパ各国の研究者による研究発表が予定されています。下記 PDFファイルにて詳細をご覧いただけます。
Program.pdf[PDF 1.7MB]
また、テュービンゲン大学ウェブサイトでも紹介されています(英語のみ)
テュービンゲン大学ウェブサイト
以上
2019EUキャンパスプログラム終了
2019年4月11日(木)~8月11日(日)まで、EUキャンパスにおける初めての学生プログラムとして、EUキャンパスプログラムが実施されました。神学部、文学部、商学部、心理学部、スポーツ健康科学部、グローバル地域文化学部から10名の学生が参加し、テュービンゲン大学の教員によるドイツ語授業(フィールドトリップや小学校訪問など学外実習含む)やIntercultural Studies(日本学科学生との共修)および本学教員によるEUキャンパス特別講義を通して、ドイツ語・文化だけでなくEUについて幅広く学ぶ機会となりました。
授業以外でも、週2回行われるLanguage Tutorialではドイツの生活をドイツ語で学び(イースターの歴史に関する講義、地元のマーケットでの買い物体験、プレッツェル製作体験など)、Baddy Programでは日本人学生とドイツ人学生がペアになり、定期的にお互いの言語を教えあうなど、ドイツの方との交流を深めながら言語、文化、生活についての学びを深めました。
プログラム終盤に行われたFarewell Partyでは、日本人学生がお世話になったテュービンゲン大学の教職員、学生を招待し、日本食や異文化交流ゲームなどでおもてなし、感謝の気持ちを伝えました。テュービンゲン大学側からも修了証や記念品が贈呈され、最後は全員で別れを惜しむなど、参加者だけでなく双方の大学にとっても有意義なプログラムになったようです。
本プログラム実施にあたり、ご尽力いただきましたテュービンゲン大学の関係者の皆さまに心よりお礼申し上げます。
※プログラム期間中に参加学生による記事を国際センターFacebookで掲載しております(日本語およびドイツ語)。
関心のある方は、下記リンクよりご参照くださいませ。
国際センターFacebook
(掲載日:4月25日、5月3日、12日、18日、6月1日、14日、22日、7月5日、19日、8月2日)
以上
同志社大学・テュービンゲン大学共催 第2回国際シンポジウム
2019年2月27日、28日にテュービンゲン大学にて、『高齢化社会への挑戦:日本、ドイツ、ヨーロッパの比較的な視点からの学際的アプローチ』(Challenging for Aging Societies : Interdisciplinary Approaches in Comparative Japanese, German and European Perspectives)が開催されました。2018年2月23日に本学で開催した同志社大学テュービンゲンEUキャンパス(以下、EUキャンパス)開設記念シンポジウムに続き行った今回は、「高齢化社会」をテーマに、医学、脳科学、臨床心理学、細胞学、社会科学、社会福祉学、公衆衛生学、歴史学など幅広い観点で、テュービンゲン大学の研究者9名と本学の研究者4名による研究発表がなされました。
また、シンポジウム終了後に、EUキャンパスの運営協力に関する覚書が両大学学長名で調印されました。今後、テュービンゲン大学および本学が、EUキャンパスを軸に、研究交流をはじめ様々な分野での更なる連携・協力を深めていくことが期待されます。今後、テュービンゲン大学および本学が、EUキャンパスを軸に、研究交流をはじめ様々な分野での更なる連携・協力を深めていくことが期待されます。
テュービンゲン大学の記事
以上
同志社大学テュービンゲンEUキャンパス開設記念シンポジウム
2018年2月23日に同志社大学今出川校地において、EUキャンパス開設記念シンポジウムが開催されました。はじめに、大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事館Werner Köhler総領事よりご挨拶をいただきました。基調講演として、テュービンゲン大学副学長Manique Scheer副学長にお話をいただいた後、EU, ドイツと日本をテーマにさまざまな観点から、テュービンゲン大学同志社日本研究センターMichael Wachutka所長や本学教員による講演とパネルディスカッションを行いました。当日は多くの方にご来場いただき、同志社EUキャンパスを中心とした今後の連携の可能性について、活発な意見交換がなされました。
20180223EU_symposium.pdf[PDF 1.2MB]
以上