生命医科学研究科 ティッシュエンジニアリング研究室の稲垣蒼一朗さん(2025年3月修了)らの研究成果が、「Experimental Eye Research」に掲載されました。
本研究は、ドイツのエアランゲン・ニュルンベルク大学との共同研究による成果です。
フックス角膜内皮ジストロフィ(FECD)は角膜内皮細胞の変性と細胞外マトリックスの異常蓄積を特徴とする眼疾患で、角膜移植の最も多い原因です。今回の研究では、FECD患者の角膜内皮細胞におけるスプライシング(遺伝子情報の編集過程)の異常、特にイントロン保持と呼ばれる現象に着目しました。解析の結果、フィブロネクチンという、FECDに特徴的な角膜の裏側の構造物の主要成分の遺伝子で、イントロン保持の低下が見られました。興味深いことに、このイントロン保持の減少と、FECD患者の角膜内皮におけるフィブロネクチンの過剰発現には関連があることが判明しました。この発見は、スプライシングの異常がFECDの病態形成にどのように関わるかを示す重要な知見であり、将来的な治療法開発につながる可能性があります。
【稲垣蒼一朗さんのコメント】
本研究ではFECDの発症原因を探求するため、イントロン領域にのみ焦点を当てて行った初めての研究であり、発症原因の特定と将来の新規治療法開発に向けた重要な一歩です。
本研究で明らかとなった事実は、今後の病態解明の手掛かりになると考えています。
この場をお借りして、ご指導・ご支援を賜りました先生方、共同研究者の皆様に深く御礼申し上げます。
TCF4 expansion–associated loss of FN1 intron retention drives extracellular matrix accumulation in Fuchs endothelial corneal dystrophy
Soichiro Inagaki, Taichi Yuasa, Theofilos Tourtas, Ursula Schlötzer-Schrehardt, Friedrich Kruse, Noriko Koizumi, Naoki Okumura
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2025年4月28日
【大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト】
4月9日(水)に、「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)」2025年度採用者向け説明会&交流会を今出川校地良心館ラーニングコモンズにて実施しました。
説明会・交流会には、2025年度に新規に採用された1、2、3年次生29名、既存のSPRING生12名の計41名が参加しました。
初めに、事業統括である小原克博学長から、日本の科学技術・イノベーション基本計画の中で、博士人材を養成する施策が検討された背景や、同志社大学大学院のSPRING事業で養成する人材像やプログラムの意義について説明がありました。また、事業統括のメッセージの中で「イノベーションはテクノロジーだけでなく、新しい価値を生み出し、社会を変革していくための「新結合」である。自身の専門分野の外側の異なる学問領域の人との話をし、関わり、つながりを持てる能力を身につけ、さらに知的好奇心を掻き立て、知の冒険者であってほしい」と学生たちに力強いエールをおくるとともに、これからはじまるSPRING生の活躍に期待を寄せました。
プログラムの説明会のあと、参加者全員での交流会を実施しました。参加者は、一人ずつ簡単に自身の研究テーマを紹介し、6つのグループに分かれて、自身の興味や研究内容のほか、先輩の活動経験などを話し合いました。「分野」や「文化」の異なる仲間や関係者との交流を通して、博士後期課程での研究のさらなる向上や新たな学びにつながることが期待されます。
関連情報 | 同志社大学大学院 博士人材育成支援 同志社大学大学院 博士人材育成支援のページは上記よりご確認いただけます。 次世代研究者挑戦的研究プログラム(概要) 同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)の詳細は上記よりご確認いただけます。 SPRING支援活動報告 SPRING支援活動報告のページは上記よりご確認いただけます。 |
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文化情報学部卒業生 近藤安香里さん(ソーシャルロボティクス研究室)が、第21回ACジャパン広告学生賞・テレビCM部門において「奨励賞」を受賞しました。
<奨励賞>
タイトル:知ることからはじめよう
テーマ :交通マナー
制作者 :近藤 安香里(制作代表者)、 神田 載伸、木野邑 匠史、吉野 紘司、梶川 碧
なお、本受賞作の制作者5名は、2024年度プロジェクト科目秋学期成果報告会にて「最優秀賞」を受賞しました。
2024年度プロジェクト科目「クリエイティブな映像制作で道路交通の安心安全を守る!」
科目担当者:堀出 大介
科目代表者:佐野 明子(文化情報学部)
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2025年3月1日に開催された日本設計工学会関西支部 2024年度研究発表講演会において、理工学研究科機械工学専攻の梅田知希さんが学生優秀発表賞を受賞しました。
梅田知希さんは、プラズマCVD法で形成したSiC膜の形成条件の1つであるTMSとH2ガス流量比がその構造、硬さ、摩擦特性に及ぼす影響を調査しました。
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部エネルギー機械工学科 卒業)
同志社大学理工学部機械システム工学科 4年次生
中村 守正同志社大学理工学部機械理工学科 教授
松岡 敬同志社大学理工学部機械システム工学科 教授
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2025年2月23日(日)、京都新聞文化ホールにて「第20回京都手話フェスティバル」が開催され、サポートスタッフとして活動している学生が、パソコン通訳(PC通訳)として参加してくれました。今回は、学外でのPC通訳を初めて経験したサポートスタッフのレポートを紹介します!
(政策学部政策学科 2年次生)
私は初めてイベントでパソコン通訳を担当しました。これまで何度かパソコン通訳を目にする機会はありましたが、見る側と提供する側の両者を体験することで改めて情報保障の重要性や支援の難しさを理解することができました。
特に、この度参加させて頂いた「手話フェスティバル」は聴者の方だけでなく、聴覚障がい者の方も沢山参加されていました。そのため、普段私が担当している学内授業でのパソコン通訳よりも多くの人が表示画面を利用されていると感じました。パソコン通訳は音声と文字表記を同時に表出することで、聴者と聴覚障がい者が同じ瞬間に同じ空気感を楽しむことができます。現在の社会では、全てのイベントにパソコン通訳が設置されている訳ではありませんが、今回のイベントのように情報保障が普及する契機になれば良いなと思いました。そして、学生時代の情報保障支援の経験を社会人になった際に、生かしていけるよう努力したいと思います。
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スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(今出川) TEL:075-251-3273(寒梅館)/075-251-3261(明徳館)
スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室(京田辺) TEL:0774-65-7411
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生命医科学研究科 ティッシュエンジニアリング研究室の藤本創也さん(2025年3月修了)、遠藤眞子さん(2018年3月修了)らの研究成果がCellsに掲載されました。
角膜疾患治療の新たな展開
フックス角膜内皮ジストロフィ(FECD)は、角膜内皮細胞の減少や細胞外マトリックスの異常蓄積により角膜の透明性が失われて視力が障害される進行性疾患です。現在の主な治療法は角膜移植ですが、ドナー不足や手術の侵襲性などの課題があります。
主な研究成果
研究チームは、カスパーゼ阻害剤であるEmricasanがFECDの治療に効果的かどうかを調査しました。その結果:
将来の展望
この研究はFECDの分子メカニズムに関する新たな知見を提供し、将来的には角膜移植に代わる薬物治療法の開発につながる基盤を確立しました。
【藤本創也さんのコメント】
本研究には多くの方々が携わっており、先輩方が積み重ねてこられた数々の成果に支えられています。心より感謝申し上げます。研究室配属後に初めて取り組んだ研究が、このように論文という形になったことを、大変嬉しく、また感慨深く感じております。
在学中は、本研究について国内外の学会で発表する機会をいただき、世界中の研究者の方々と直接議論を交わすという貴重な経験をさせていただきました。科学を通じて国際的な交流が生まれる場に身を置けたことは、これからの社会人生活においても大きな財産になると感じています。
現在は機械系メーカーに勤務し、グローバルに展開する製品の設計開発に携わっております。学生時代に得た経験を糧に、今後も世界に通用するものづくりに携わっていきたいと考えています。本研究の成果がFECDの新たな治療法の実現に繋がり、患者さんの助けとなることを心より願っております。
この度、私たちの研究が学術誌に掲載される運びとなり、大変嬉しく思います。本研究では、Caspase阻害剤に関する新たな知見を提供することを目的とし、研究を進めてまいりました。
在学中は実験や解析を重ねる中で、幾度となく困難に直面しました。しかし、そのたびに共同研究者や指導教員の皆様、関係者の方々の支えがあり、乗り越えることができました。皆様のご協力と励ましがなければ、この成果を達成することはできなかったと深く実感しており、大変感謝いたしております。
本研究が今後のさらなる研究の礎となり、学術的・社会的に貢献できることを心より願っております。
そして最後に、本論文の掲載にご尽力いただいた指導教員、共同研究者の皆様、私の卒業後も研究を継続してくださった後輩の皆様、そして論文掲載に関わった全ての方々に、心より感謝申し上げます。
本研究の詳細な内容は、以下をご覧ください。
Therapeutic Potential of Emricasan, a Pan-Caspase Inhibitor, in Reducing Cell Death and Extracellular Matrix Accumulation in Fuchs Endothelial Corneal Dystrophy
Sohya Fujimoto*, Mako Endo*, Shigehito Tonomura, Fuuga Tsuji, Hirotaka Haraguchi, Kanna Hasegawa, Taisuke Numao, Ayaka Izumi, Theofilos Tourtas, Ursula Schlötzer-Schrehardt, Friedrich Kruse, Yuki Oyama, Masahito Ikawa, Albert S. Jun, Noriko Koizumi and Naoki Okumura *共同第一著者
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生命医科学研究科 ティッシュエンジニアリング研究室の大山裕貴さん(2021年3月修了)、伊東優さん(2025年3月修了)らの研究成果が、Investigative Ophthalmology & Visual Scienceに掲載されました。
本研究では、フックス角膜内皮ジストロフィ(FECD)のマウスモデルを用いて、TCF4遺伝子の部分的な抑制がFECDの進行を改善できることを明らかにしました。FECDは、角膜内皮細胞の減少や異常な細胞外物質の蓄積により、視力低下を引き起こす進行性の眼疾患です。
研究グループは、遺伝子編集技術(CRISPR/Cas9)を用いてTCF4遺伝子の働きを部分的に抑制したマウスを作製し、FECD疾患モデルマウスと交配しました。その結果、TCF4遺伝子の部分的な抑制によって、FECDの特徴である「グッタ」と呼ばれる角膜内の異常構造物の形成が減少し、角膜内皮細胞の密度が保たれることが明らかになりました。
この研究は、同志社大学に加え、大阪大学、米国のバージニア大学との共同研究として実施されました。
本研究成果は、TCF4遺伝子がFECDの治療標的として有望であることを生体内で初めて証明したものであり、将来的なFECD治療法開発への重要な一歩となります。
【伊東優さんのコメント】
この度、修士課程での研究成果を論文として掲載できることを心から嬉しく思います。貴重な知見を共有しながら共に研究を進めてくださった皆様に心より感謝申し上げます。小泉教授、奥村教授のご指導のもと、国内外の学会での発表機会をいただき、自分の研究成果を発信する喜びや、様々な領域の専門家との活発なディスカッションを通じて多くの学びを得ることができました。研究活動を通じて培った問題解決能力や多角的な視点は、今後の社会人生活においても大きな財産になると確信しています。この経験を糧に、世界に微力ながらも貢献できる人材となれるよう、これからも日々精進してまいります。最後に、本研究に関わってくださったすべての方々に改めて心より感謝申し上げます。
本研究は、私が研究室に配属されてから初めて取り組んだプロジェクトの一つで、非常に思い入れのある研究です。遺伝子と病態との関連性を明らかにする過程で、研究と実験の面白さに魅了され、研究者を目指すきっかけとなりました。また、このような基礎研究が将来、眼疾患の治療法に繋がるという希望が、私の研究へのモチベーションとなりました。研究を遂行するにあたり、多大なご指導とご鞭撻を賜りました小泉範子教授、奥村直毅教授をはじめ、ティッシュエンジニアリング研究室の皆様、そして本研究にご協力いただいた多くの共同研究者の皆様に心より感謝申し上げます。私は現在、大阪大学大学院で博士号を取得後、ドイツのヘルムホルツセンターミュンヘンにて博士研究員として研究者のキャリアを積んでいます。今後もティッシュエンジニアリング研究室で得た貴重な経験を活かし、新しい技術と知識を積極的に取り入れ、魅力的な研究を進めてまいります。
本研究の詳細な内容は、以下をご覧ください。
Heterozygous Tcf4 Deficiency Mitigates Fuchs Endothelial Corneal Dystrophy Progression in a Mouse Model
Suguru Ito*, Yuki Oyama*, Taichi Yuasa, Koki Amano, Kotaro Onishi, Ayaka Izumi, Albert S. Jun, Masahito Ikawa, Noriko Koizumi, and Naoki Okumura
*共同第一著者
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詳細 |
https://research.doshisha.ac.jp/news/news-detail-72/ Organization for Research Initiatives and Development Gloval Website |
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2024年11月に公刊された文化情報学研究科の笠原千聖さん(博士課程(前期)2年次生)と阪田真己子教授(文化情報学研究科)の論文が、第25回ヒューマンインタフェース学会論文賞を受賞しました。
本研究では、アバタにどのような自己を投影するかを確かめる実験を行い、その結果、潜在的な願望や欲求、さらにコンプレックスや劣等感がアバタに反映されることが明らかになりました。アバタが「自己の潜在意識を映し出す鏡」としての役割を果たす可能性を示した点が高く評価され、受賞に至りました。
今回の受賞が、アバタを通じた自己理解・自己表現研究やアバタに関わる学際的研究の発展に繋がることを期待しています。
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生命医科学研究科 ティッシュエンジニアリング研究室の中川達也さん(2023年3月修了)らの研究成果が、Experimental Eye Researchに掲載されました。
本研究は、ドイツのエアランゲン・ニュルンベルク大学およびフランスのジャン・モネ大学との共同研究による成果です。
フックス角膜内皮ジストロフィ(FECD)は、角膜の裏側に細胞外マトリックスが沈着することで光が散乱して、視力低下を引き起こす病気です。さらに進行すると角膜内皮細胞が障害されて、角膜が白く濁ることで重度の視力障害を引き起こします。FECDは欧米諸国において最も一般的な角膜移植の原因疾患であり、その発症メカニズムの解明と治療法の開発が求められています。
本研究では、FECD患者から取得した角膜内皮細胞のRNAシーケンス解析を通じて、TGF-β(トランスフォーミング増殖因子ベータ)シグナル伝達経路に関与する遺伝子の発現変化を包括的に解析しました。その結果、TGF-βスーパーファミリーの一部であるGDF5やTGF-β2がFECD患者で発現上昇していることが明らかにしました。また、TGF-βシグナル伝達経路の活性化が、角膜内皮において細胞外マトリックス関連遺伝子の過剰産生を誘導することを、ドナー角膜を用いた実験により確認しました。
これらの成果は、TGF-βシグナル伝達経路の異常がFECDの発症に関与している可能性を示しており、新たな治療標的の発見につながる重要な知見となることが期待されます。
本研究では、FECDの病態形成におけるTGF-βシグナル伝達経路の関与について、網羅的な遺伝子発現解析および実験的検証を通じて明らかにすることを目指しました。角膜内皮の線維化を誘導する因子の特定は、将来的な分子標的治療の開発に向けた重要な一歩です。本研究で新たに示された遺伝子群の関与は、病気をより深く理解するための手がかりになると考えています。この場をお借りして、ご指導・ご支援を賜りました先生方、共同研究者の皆様に深く御礼申し上げます。
本研究の詳細な内容は、以下をご覧ください。
Involvement of TGF-β signaling pathway-associated genes in the corneal endothelium of patients with Fuchs endothelial corneal dystrophy
Tatsuya Nakagawa, Tetsuro Honda, Soichiro Inagaki, Taichi Yuasa, Theofilos Tourtas, Ursula Schlötzer-Schrehardt, Friedrich Kruse, Ines Aouimeur, Hanielle Vaitinadapoule, Gauthier Travers, Zhiguo He, Philippe Gain, Noriko Koizumi, Gilles Thuret, Naoki Okumura
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生命医科学部・生命医科学研究科事務室 TEL:0774-65-6020
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次世代研究者海外挑戦プログラム
海外渡航旅費支援
オープンアクセス支援
国際研究広報支援
同イベントには、支援の対象となる若手研究者のほか、支援にあたる専任職員やURA等が参加しました。
本学学長(小原 克博)からのビデオメッセージ、同志社大学次世代研究者支援パッケージの概要説明の後、参加者による交流会を実施しました。
本学は本パッケージによる支援を通じて、若手研究者の国際性の涵養、研究の国際性の強化を推進し、社会・経済の変革をもたらすイノベーションの源泉となる次世代研究者を輩出していきます。
関連情報 | 同志社大学次世代研究者支援パッケージ |
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「はばたく次世代」応援寄付プログラム 第一三共株式会社 |
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2025年度日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)に9名の博士後期課程学生が新規採用となりました。
「日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)」制度は優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者で優れた研究能力を有し、研究に専念することを希望する者を採用し、支援する制度です。
DC1 |
生命医科学研究科 グローバル・スタディーズ研究科 |
1名 1名 |
DC2 | 法学研究科 文化情報学研究科 理工学研究科 スポーツ健康科学研究科 |
1名 1名 3名 2名 |
合計 | 9名 |
同志社大学大学院での更なる活躍と研究の発展が期待されます。
同志社大学大学院の過去3年間の日本学術振興会特別研究員(DC1、DC2)の採用者推移は下記に示すとおりで、2024年度の実績は全国第19位、私立大学では第3位となりました。
2022 | 2023 | 2024 | |
採用数(人) | 10 | 13 | 12 |
全国順位 | 24位 | 19位 | 19位 |
私立大学順位 | 5位 | 4位 | 3位 |
【日本学術振興会特別研究員(DC1,DC2)採用者】
https://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_saiyoichiran.html
【同志社大学大学院 博士人材育成支援特設サイト】
https://doshisha-vision2025.jp/research_support/
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同志社大学は2025年度「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」で支援を行う博士後期課程学生及び一貫制博士課程学生57名を決定いたしました。
D1(D3) | 新規採用者 | 19名 |
D2(D4) | 継続採用者 | 13名 |
新規採用者 | 6名 | |
D3(D5) | 継続採用者 | 14名 |
新規採用者 | 5名 |
「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」が運営するさまざまなメニューにて、プロジェクト生の研究力向上とキャリアパスを支援いたします。
科学技術の発展を目指し、グローバルな視点とトランスファラブルスキルを備えた、高度専門人材として、更なる融合的、挑戦的な研究活動が創出されることが期待されます。
【同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的プロジェクト・支援対象学生一覧】
https://rd.doshisha.ac.jp/rd/inside/wakate/sprig/spring_members.html
【同志社大学大学院博士人材育成特設サイト】
https://doshisha-vision2025.jp/research_support/
【次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)/JST】
https://www.jst.go.jp/jisedai/spring/index.html
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2024年11月24日~25日に石川県能美市ウェルネスハウス SARAIで開催された日本音響学会聴覚研究会において、神田陽さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 脳神経行動工学研究室)が研究奨励賞を受賞しました。同賞は、優秀な研究を奨励する目的で若手研究者に与えられます。
神田陽さんは、ヒトは複数の感覚器官から得られるさまざまな情報を脳内で統合して外界を認知していることを、聴覚と触覚間の感覚統合を対象に明らかにしました。
聴触覚統合がもたらす風の知覚:時空間的性質の検証
神田 陽(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生)
川野 雅名(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 2023年度修了)
小林 耕太(生命医科学部 医情報学科 教授)
伊藤 優樹(研究開発推進機構 助教)
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理工学部・理工学研究科の超音波エレクトロニクス・応用計測研究室で研究を続けられた原田 裕生さんが、公益財団法人 コニカミノルタ科学技術振興財団より、令和6年度コニカミノルタ画像科学奨励賞を受賞しました。
コニカミノルタ画像科学奨励賞は、光と画像領域における独創的でチャレンジングな発想による研究に取り組む若手研究者を奨励することを目的とした賞です。
日本学術振興会特別研究員(PD)
(受入教員:同志社大学理工学部教授 小山 大介)
関連情報 | 公益財団法人 コニカミノルタ科学技術振興財団 これまでの受賞者・受賞テーマはこちら |
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