2024年11月8日~10日に開催された、第75回塑性加工連合講演会において、理工学研究科機械工学専攻の田邊 直也さんが優秀論文講演奨励賞を受賞しました。本賞は、優秀な講演を行った講演者に対して表彰を行うものです。
今回の講演会で、田邊さんは精密せん断加工の1つであるシェービング加工にて、製品の塑性ひずみ分布に及ぼす取り代の影響を検討した結果を報告しました。
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部エネルギー機械工学科 卒業)
笹田 昌弘
同志社大学理工学部機械システム工学科 教授
田中 達也
同志社大学理工学部機械理工学科 教授
関連情報 | 第75回塑性加工連合講演会 優秀論文講演奨励賞受賞報告 |
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フラットパネルディスプレイや太陽電池で広く用いられている酸化インジュウムスズ(ITO)は, レアメタルのInを含むため高価で安定供給が難しい面があります。小川さんの研究は, Inを従来の1/3程度にまで削減させつつ, 高い電気伝導性と可視光透過性を有する複合体薄膜の形成に成功し, プラスチックなどの上にも堆積できることを示しました。
AD法によるITO-Al2O3複合体薄膜の作製と基板材質による薄膜特性への影響
日本セラミックス協会, 電子材料部会, 第44回 電子材料研究討論会
奨励賞
小川誇太朗(修士2年)
堺健司(理工学部 准教授)
吉門進三(理工学部 名誉教授)
佐藤祐喜(理工学部 教授)
関連情報 | 日本セラミックス協会, 電子材料部会
第44回 電子材料研究討論会 |
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2025年1月18日、政策学部・足立ゼミ2年次生の杉田 迅さん、青木 太志さん、鷲尾 拓洋さん、吉川 周吾さんのチームは、全国型ビジネスコンテストで「審査員特別賞」を受賞しました!
dodaキャンパスによって開催される「キャリアゲートウェイ 2024」ビジネスコンテストは、SDGs 課題をアプリで解決することを目的として企業にプレゼンする全国型のビジネスコンテストです。杉田 迅さん、青木 太志さん、吉川 周吾さん、鷲尾 拓洋さんのチームは、当コンテストにSDGs をテーマにしたビジネスアイデア『チャリスマ』を提出しました。そして、1月18日に東京都渋谷区の渋谷スクランブルスクエアでおこなわれたグランプリファイナルに参加し、見事に本大会の「審査員特別賞」を受賞しました。
本当におめでとうございます!今後とも同志社大学から持続可能な社会に向けたビジネスアイデアが発信されていくことを期待しています。
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2025/1/20(月)開催 [今出川キャンパス 良心館ラーニング・コモンズ2F]
同志社香里中学・高校、同志社大学時代の経験や挑戦が、最終的にどのようにキャリア形成に影響を与え、プレイドの創業と上場に繋がったのか。リアルな経験談や洞察を通して、今大切にすべきこと、それを活かしどう成長すべきか、どう生きるか、を考えてみませんか。
株式会社 プレイド代表取締役 倉橋 健太 氏
前職で楽天市場事業のマーケティング等を担当後、
2011年にプレイドを創業し、2020年には東京証券取引所マザーズ(現グロース)市場に上場。
ウェブサイトやアプリの訪問者の行動をリアルタイムに解析して、
個々のユーザーに合わせたコミュニケーションをワンストップで実現するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE(カルテ)」。
このプロダクトで急成長を遂げた株式会社プレイド。勢いを増し続ける同社の代表取締役CEO倉橋健太氏と語り合うトークイベント。
開催日時 | 2025年1月20日(月)16:40~18:10 |
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開催場所 | 今出川キャンパス 良心館ラーニング・コモンズ2F |
費用 | 無料 |
対象者 | 同志社大学生・大学院生、他大学生、一般、中高生 |
参加申込 | https://forms.office.com/r/fEwX0UYJPZ |
主催 | 一般社団法人京都知恵産業創造の森 ・ 同志社大学リエゾンオフィス |
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2024年11月8日~10日に開催された、第75回塑性加工連合講演会において、理工学研究科機械工学専攻の前田慧さんが優秀論文講演奨励賞を受賞しました。本賞は、優秀な講演を行った講演者に対して表彰を行うものです。
前田さんは、軽量材料として期待されるマグネシウム合金に対し、種々の塑性加工を行い、その導入ひずみと組織の関係を実験と計算の両面から調べました。
本成果は、マグネシウム合金の機械的性質を向上させる加工プロセス条件の最適化に貢献するものです。
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部機械システム工学科 卒業)
吉澄 大雅
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(後期課程)1年次生
(理工学部機械システム工学科 卒業)
湯浅 元仁
同志社大学理工学部機械理工学科 准教授
宮本 博之
同志社大学理工学部機械システム工学科 教授
染川 英俊
物質・材料研究機構
関連情報 | 第75回塑性加工連合講演会 優秀論文講演奨励賞受賞報告 |
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2024年11月8日~10日に開催された、第75回塑性加工連合講演会において、理工学研究科機械工学専攻の吉澄大雅さんが優秀論文講演奨励賞を受賞しました。本賞は、優秀な講演を行った講演者に対して表彰を行うものです。
吉澄さんは、超電導材料でもあるニオブについて、そのせん断帯形成機構をテイラー因子により用いて解析しました。
本成果は、せん断帯を活用し、効果的に再結晶を促進する技術に貢献するものです。
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(後期課程) 1年次生
(理工学部エネルギー機械工学科 卒業)
池田 昂聡
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(前期課程)修了生
(理工学部機械システム工学科 卒業)
渡部 佑星
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(前期課程)1年次生
(理工学部機械理工学科 卒業)
湯浅 元仁
同志社大学理工学部機械理工学科 准教授
宮本 博之
同志社大学理工学部機械システム工学科 教授
関連情報 | 第75回塑性加工連合講演会 優秀論文講演奨励賞受賞報告 |
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2025/1/15(水)開催 [京田辺キャンパス ローム記念館1F劇場空間]
起業を目指す学生や研究者向けに、資金調達に関する基礎知識を学ぶことを目的とした「Start your Business ~起業のための資金調達セミナー~」を京田辺校地ローム記念館にて開催しました。
本セミナーでは、日本政策金融公庫の萩森学治氏と京都キャピタルパートナーズの福岡亮氏に登壇いただき、萩森氏からは融資の現況、融資を受ける際に重要な事業計画書作成上の留意点、公庫の融資制度について説明いただきました。また、福岡氏からは、投資の目的、資本政策、投資家視点での重視ポイント、起業成功への秘訣を解説いただきました。
ローム記念館の劇場空間においてリラックスした雰囲気の中セミナーは開催されましたが、講演後にはたくさんの質問が投げかけられ、非常に熱く、有意義な時間となりました。起業を目指す学生たちにとって、資金調達の基礎を学び、起業への第一歩を踏み出すきっかけとなる貴重な機会となりました。
こんな資金調達のお悩みありませんか?
◆資金調達のポイント【融資編】
日本政策金融公庫 萩森 学治 氏
事業計画作成の手順とポイント、公庫の融資制度について解説します
◆資金調達のポイント【投資編】
京都キャピタルパートナーズ 福岡 亮 氏
エクイティ調達の基礎知識、投資家から見た企業評価のポイントを解説します。
開催日時 | 2025年1月15日(水)12:20~13:20 |
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開催場所 | 京田辺キャンパス ローム記念館 劇場空間 |
費用 | 無料 |
対象者 | 同志社大学生・大学院生、教員、他大学生、一般 |
主催 | 同志社大学リエゾンオフィス |
共催 | 京都キャピタルパートナーズ株式会社 株式会社日本政策金融公庫 |
お問合せ | 研究開発推進課(リエゾンオフィス) 0774-65-6223 E-mail:li-event@mail.doshisha.ac.jp |
2024年12月13日に開催された国立情報学研究所主催IDRユーザフォーラム2024において、本学部学生である玉井貴大さん(3年次生/統計科学研究室)が奨励賞、森岡葵子さん、前川知歩さん(以上、3年次生/メディア情報学研究室)、吉丸直希さん(大学院文化情報学研究科博士後期課程1年次生/メディア情報学研究室)、木村優介(同3年次生/メディア情報学研究室)が企業賞を受賞しました。
奨励賞はスタートアップ発表の中から将来性が期待される発表をした登壇者に、また企業賞は全発表の中から協賛企業各社が選出した優れた発表の関係者全員に対し授与されるものです。
なおこれらの発表は、文化情報学部の正課科目であるジョイント・リサーチ(ビッグデータからの知識発見)での取組みをブラッシュアップし発表したものです。
受賞題目・受賞者
【スタートアップ発表】
商品説明文のテキスト特徴量を用いたキャラクターグッズの売却時間予測モデルの提案
玉井貴大(共同発表者:丹一真、小西哲平、鷲尾隼弥、深川大路、宿久洋)
【ポスター発表】
フリマサイトにおける対話システムを用いた商品属性フィリング
森岡葵子、前川知歩、吉丸直希、木村優介、波多野賢治
丹一真さん、小西哲平さん、鷲尾隼弥さんも、文化情報学部 計算情報学研究室の所属です。
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文化情報学部・文化情報学研究科事務室 TEL:0774-65-7610
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生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 ティッシュエンジニアリング研究室の中川達也さん(2022年度修了)、立石あやなさんらの研究成果が、「Cornea」に掲載されました。
本論文は、德田雄市助教、中野正和准教授、田代啓教授(京都府立医科大学・ゲノム医科学)およびTheofilos Tourtas教授、Ursula Schlötzer-Schrehardt教授、Friedrich Kruse教授(University of Erlangen-Nürnberg)らと共同で実施した研究の成果です。
フックス角膜内皮ジストロフィは、世界の角膜移植の原因の約4割を占める難治性の眼疾患であり、進行すると深刻な痛みや視力障害を引き起こします。また、本疾患は女性に多いことが知られていますが、その理由には不明点が多いです。
本研究では、ドナーから取得した遺伝子データを解析することで、これまで知られていなかった角膜内皮における男女間での異なる遺伝子発現パターンの存在を明らかにしました。特に、免疫やホルモンに関する遺伝子発現の違いが男女間でありました。本研究で得られた成果は、フックス角膜内皮ジストロフィにおける有病率の性差の原因や病態の解明を進める上で有用な知見です。
【中川達也さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 2022年度修了)のコメント】
大学院にて立石さんと進めた研究が論文化できたことを嬉しく思います。また、小泉教授や奥村教授をはじめ、本研究にご協力いただいた共同研究者の皆様に心より感謝申し上げます。2000年代半ばに米国で登場した次世代シーケンサーは、処理能力の向上と低コスト化により、当時大学生だった未経験の私を含め、誰でも利用できる便利なツールへと進化しました。今後もこの技術は、個々の患者さんにおける病気の原因や発症機序の解明に役立つと考えています。研究を通じて大変貴重な経験を得ることができました。
【立石あやなさん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生)のコメント】
この度、大学での研究成果を論文として掲載できることを大変嬉しく思います。本研究を進めるにあたり、小泉教授や奥村教授をはじめ、共同研究者の皆様には多大なるご指導を賜り、心より感謝申し上げます。この研究が将来的に病態メカニズムの解明に寄与できれば幸いです。研究室では、試行錯誤を重ねる中で問題解決能力や論理的思考力を培う貴重な経験となりました。来年度から勤める製薬企業においてもこの経験を活かし、社会に貢献できるよう精進してまいります。
Sex-Dependent Variations in Gene Expression in Corneal Endothelial Cells Among Healthy Individuals and Patients with Fuchs Endothelial Corneal Dystrophy
Tatsuya Nakagawa, Ayana Tateishi, Yuichi Tokuda, Masakazu Nakano, Kei Tashiro, Theofilos Tourtas, Ursula Schlötzer-Schrehardt, Friedrich Kruse, Noriko Koizumi, Naoki Okumura
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39791958/
Cornea. 2025 Jan 10. doi: 10.1097/ICO.0000000000003798. Online ahead of print.
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渡辺公貴教授(生命医科学部 医工学科 教授)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構、株式会社タカラトミー、ソニーグループ株式会社が共同で行った月面ロボットSORA-Qの開発プロジェクトが、第7回日本オープンイノベーション大賞にノミネートされました。
2025年2月5日(水)15:30~18:30に行われる表彰セレモニーが下記URLよりご視聴いただけますので、ぜひご視聴ください。
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2024年11月21日、22日に開催された表面技術協会 関西支部 第26回関西表面技術フォーラムにおいて、理工学研究科機械工学専攻の秋庭克基さんが優秀講演賞を受賞しました。
秋庭克基さんは、プラズマCVD法で形成したDLC膜の形成条件の1つである基板バイアス電圧が、その構造色に及ぼす影響について調査しました。これまで、DLC膜の呈する色は黒色や褐色が多いと考えられていましたが、基板バイアス電圧や膜厚を調整して膜を形成することで、様々な色の膜を再現できることを見出しました。
プラズマCVD法により形成したDLC膜の構造色に及ぼす基板バイアス電圧の影響
同志社大学理工学研究科機械工学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部機械システム工学科 卒業)
中村 守正
同志社大学理工学部機械理工学科 教授松岡 敬
同志社大学理工学部機械システム工学科 教授
関連情報 | 第26回 関西表面技術フォーラム ホームページはこちら |
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2024年12月13日、京都リサーチパーク(KRP)が主催する「ふれデミックカフェ」において、文化情報学部の井本桂右准教授が「音情報を用いた異常検知」をテーマに講演を行いました。
井本准教授は、 AI技術の進展と音を分析する基礎的な技術について説明をした後、AIによる異常音検知技術の概要や現状について紹介しました。異常音検知は工場の機械故障の予知や水道管の漏水検知など、さまざまな分野で求められる技術である一方で、技術的課題もあります。
「異常音」を検出するためには、正常な音と異常な音を正確に対応付ける必要がありますが、音データを収集する難しさ(正常音のパターンが得られても、異常音のパターンや状況は一部しか収集できないなど)や、正常・異常音のパターン特定を難しくする「ドメインシフト問題」(周囲の温度や湿度、外部雑音の変化によって音が変わってしまう問題)についても言及しました。
講演では、参加者から積極的な質問が上がり、井本准教授とのディスカッションが講演後も続くなど、音を用いた異常検知技術の新たな可能性について活発な意見交換が行われました。
当日ご参加いただけなかった方で、研究内容にご興味のある方は、リエゾンオフィスまでお気軽にお問い合わせください。
※ふれデミックカフェ(外部サイト)は、定期的に開催しているサイエンスカフェ形式のイベントです。今後の事業化・社会実装・起業等が期待される大学イチオシの、
ライフサイエンスやモノづくり領域を中心とした若手研究者をお招きしています。
登壇する若手研究者より、最先端の研究シーズと、それらに対する知見、事業化への課題等について情報提供いただいた後、先生を中心にカフェのような雰囲気の中で自由なディスカッションを行っていきます。
※サイト内より引用
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開催日時 | 2024年12月13日(金)16:30~17:30 |
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開催場所 | ➀京都リサーチパーク 「サイエンスセンタークラブ」: 30名程度 ②オンライン(ZOOMによる開催):25名程度 (定員に達し次第受付終了。最終申込受付〆切は、2024年12月11日) |
※ふれデミックカフェ(外部サイト)は、定期的に開催しているサイエンスカフェ形式のイベントです。今後の事業化・社会実装・起業等が期待される大学イチオシの、ライフサイエンスやモノづくり領域を中心とした若手研究者をお招きしています。登壇する若手研究者より、最先端の研究シーズと、それらに対する知見、事業化への課題等について情報提供いただいた後、先生を中心にカフェのような雰囲気の中で自由なディスカッションを行っていきます。 ※サイト内より引用 |
永田龍生さんと吉村柚香さん(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 バイオマテリアル研究室)が、2024年12月14日~15日に横浜国立大学で開催された日本機械学会第35回バイオフロンティア講演会において、若手優秀講演賞を受賞しました。
軟骨再生において、基質となるコラーゲンの産生量を増加させることは極めて重要であり、力学的刺激が着目されています。しかし、有効な刺激は条件比較による探索が必要であり、状態に応じて最適化できないことが課題となっています。そこで本研究では、コラーゲン産生に関わるCol2a1遺伝子の発現量・位置をライブイメージング可能な遺伝子を作製し、Col2a1の発現動態に応じてリアルタイムに外的刺激を最適化可能なシステムを開発しました。本手法によりCol2a1発現量の増加を可能とする最適刺激の確立に成功し、本研究成果と発表内容に対して高い評価をいただきました。
「軟骨基質の効率的産生に向けた可変力学刺激制御システムの確立」
永田 龍生(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生)
小林 永(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生)
森田 有亮(生命医科学部 医工学科 教授)
山本 浩司(生命医科学部 医工学科 教授)
疾患や外傷による生体組織の大規模損傷に対して、細胞とスキャホールドを用いた組織再生法の開発が進められています。PLLAスキャホールドは生体適合性に優れているものの、細胞接着性が乏しいため、早期の組織再生に至らないことが課題です。本研究では、PLLAにゼラチンマイクロ粒子を混合することによって、表面性状と細胞接着タンパク導入の制御を可能としました。本手法によってPLLAスキャホールドへの細胞接着および細胞増殖の大幅な改善を認め、本研究成果と発表内容に対して高い評価をいただきました。
「ゼラチンマイクロ粒子混合によるPLLAスキャホールドの細胞接着性改質」
吉村 柚香(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 1年次生)
中川 脩(生命医科学研究科 医工学・医情報学専攻 博士課程(前期課程) 2年次生)
山本 浩司(生命医科学部 医工学科 教授)
森田 有亮(生命医科学部 医工学科 教授)
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生命医科学部・生命医科学研究科事務室 TEL:0774-65-6020
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2024年12月16日、「第26回キャンパスベンチャーグランプリ(CVG)大阪」の最終審査会ならびに表彰式が大阪産業創造館(大阪市中央区)で開催されました。キャンパスベンチャーグランプリは、大学・大学院・高等専門学校・短期大学・専門学校の学生による国内最大級の新事業提案コンテストです。
当日の審査会には政策学部・足立ゼミ3回生の南堀 景さん、粟嶋 美央さん、藤本 絢さん、藤原 くるみさん、平井 美依さんのチームがこれまでの難関の審査をくぐりぬけて出場を果たしました。南堀さんのチームはBearentsという子育て支援に関する新しいビジネスモデルに関して工夫の溢れた発表を行い、本大会の「奨励賞」を受賞しました。本当におめでとうございます。これまでの努力に深く敬意を表します!
今後も同志社大学から素晴らしいビジネスモデルが発信されていくことを期待しています。
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金融・経済分野の論文・プレゼンテーションコンテストである「日銀グランプリ」で、経済学部・新関ゼミの3年次生チームが大変名誉ある「優秀賞」と「奨励賞」をW受賞しました。
2024年11月23日、日本銀行が主催する全国の学生向けコンテスト「第20回 日銀グランプ リ~キャンパスからの提言~」の決勝大会が日本銀行本店で行われました。
総応募数139のうち、経済学部・新関ゼミの中村優さん、坂田優芽さん、村井智哉さん、迎大樹さんのチームは「LGC Community~地域活性化×外資系企業誘致=Re. Japan as No.1~」というタイトルの論文で書類審査を通過し、東京日銀での決勝大会でのプレゼンテーション及び審査員との質疑応答の結果、全体2位にあたる「優秀賞」を受賞されました。
また、西村光玄さん、北原真冬さん、西嶋美咲希さん、原田結菜さんのチームは「持続可能な未来のための物流革新~運送会社・荷主企業・消費者で描く物流ビジョン~」というタイトルで全体6位にあたる「奨励賞」を受賞されました。
新関ゼミからの「日銀グランプリ」の受賞としては、初参加の2021年度の「最優秀賞受賞」に続き4年連続の受賞となります。本当におめでとうございます。今回は全体2位の「優秀賞」と全体6位の「奨励賞」のW受賞となりました。8人の努力を讃えるとともに、これからも同志社大学の学生から価値ある提言が続くことを期待しております。
関連情報 | 日銀グランプリ : 日本銀行 Bank of Japan |
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経済学部・経済学研究科事務室 TEL:075-251-3521
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