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文部科学省「GP等教育支援プログラム」に関する国際シンポジウムのご報告

国際シンポジウム『大学コミュニティの創造』

国際シンポジウム『大学コミュニティの創造』
12月8日(土)、寒梅館ハーディーホールにおいて、『大学コミュニティの創造―学生参画における成長と発達―』と題した国際シンポジウムを開催した。本年度は、2004年度に文部科学省特色GP事業に採択された「大学コミュニティの創造-コミュニケーションデバイドの克服」の最終年度にあたり、その集大成として実施した。
国際基督教大学前学長で特色GP実施委員長の絹川正吉氏は基調講演の中で、本GPの取り組みが、「大学コミュニティ」という大学本来のあり方に視点をおいたことを評価し、学生支援センターの啓発支援活動、障がい学生支援活動、異文化交流促進活動を統合した点に意義があると述べた。国際基督教大学でのコミュニティ形成の試みと崩壊の歴史、社会奉仕活動をとおして教室で得た知識と社会実践をリンクさせる『サービス・ラーニング』、学生と教員とを教育テーマによって強く結び付ける『ラーニング・コミュニティ』の概念と実践等に触れつつ、大学コミュニティの基盤は「学術と教育」に据えるべきであると締めくくった。

引き続いて、リチャード・マレンドアジョージア大学前副学長、ハワード・ウォンカリフォルニア州立大学フラトン校副学長、山田礼子本学教育開発センター所長の3名が、大学コミュニティ形成から想起されるテーマについて発表した。新入生を円滑に大学に適応させるための初年次教育の果たす役割に加え、正課外プログラムもまた大学適応に欠かせない側面を有していること、教員と学生支援専門職員の緊密な連携が重要であることなど、それぞれの立場で発題された。

最後は、学内外の大学関係者等約200人の聴衆から寄せられた数多くの質問に答える形で、議論が繰り広げられた。

国際シンポジウム 大学コミュニティの創造:学生参画における学生の成長と発達
“Creating a Campus Community: Student Development through Student Involvement" [終了しました]

ポスター

※画像をクリックすると、拡大版がPDFで開きます。

【開催の狙い】
2004年、文部科学省が選定する「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」の第4テーマ「主として学生の学習及び課外活動への支援の工夫改善に関するテーマ」に、本学の「大学コミュニティーの創造-コミュニケーション・デバイドの克服-」プロジェクトが採択されました。

本プロジェクトは、2002年4月に設置した「学生支援センター」を中心に取り組んできた、「課外活動」を通して「大学コミュニティー」を創造しようとする新しい試みで、全体を流れるキーワードは「コミュニケーション・デバイド」です。

この言葉は、あるグループに所属することによって、そのグループ内でのコミュニケーションはスムーズに進むものの、他のグループとの間のコミュニケーションがうまく行かず、楽しい仲間内での付き合いの一方で、せっかくの成長の機会を逸していくという状況を意味しています。通常、「他者とのつながりの希薄化」ととらえられている事態の背後にある一面を、先鋭的に表現した造語です。そのような状況を認識した上で、「インキュベイト」「共存・交流」「成長・拡がり」という三つのプロセスを経て、学生の「自律的成長」を促すことを目的としたプロジェクトを立ち上げてきました。
「学生支援センター」の特色GP事業は2004年度から4年に渡って実施されており、2007年はその最終年度となっています。今回のシンポジウムでは、これまでの本学の学生支援の取組を発表し、また同時に、特に進歩的な学生支援に取り組んでいるアメリカの事例についても報告いただきます。「大学コミュニティの創造」、「学生の参画」、「学生が学生を巻き込む仕掛け作り」などを手がかりに、国際的な視野で議論を深め、新たな学生支援の形を探ります。
開催日2007年12月8日(土)
会場同志社大学 今出川校地 寒梅館ハーディーホール
アクセスマップ(室町キャンパス)
キャンパスマップ(寒梅館)
参加費入場無料(レセプションは有料)
プログラム12:15~受付開始 ※日英同時通訳付
13:30~13:401.ご挨拶西村 卓(同志社大学副学長・学生支援センター所長)
13:40~14:402.基調講演絹川 正吉(国際基督教大学名誉教授、前学長、特色GP実施委員会委員長)
「大学コミュニティの創造」
14:55~16:003.パネルディスカッションリチャード・マレンドア(ジョージア大学前副学長 学生支援担当)
「大学コミュニティの創造に向けた低年次学生の参画支援」

ハワード・ウォン(カリフォルニア州立大学副学長 学生支援担当)
「ラーニングコミュニティの創造:参画を通じての学生の成長~カリフォルニア州立大学フラトン校の場合」

山田 礼子(同志社大学教育開発センター所長)
「初年次・導入教育と課外活動のコラボレーションの可能性」

(司会)
百合野 正博(同志社大学学生支援センター前所長)
16:20〜17:104.質疑応答
17:30〜19:105.レセプション寒梅館7F SECOND HOUSE willにて
参加費3000円(要事前申込み)
お問合せ先同志社大学学生支援センター京田辺校地学生支援課
TEL:0774-65-7021
FAX:0774-65-7024
E-mail:jt-shien@mail.doshisha.ac.jp

協賛:株式会社サイマル・インターナショナル

International Symposium
“Creating a Campus Community: Student Development through Student Involvement"

[Purpose of this convention]

In 2002, the Student Support Services Center opened on the Doshisha Kyotanabe campus as a specialized office that would be able to work promptly and actively for students and their development.This center handles all of the students’ problems and helps the students in finding appropriate assistance.

We have been working on radically improving the quality of human relations by uniting the different student groups of the university community through co-curricular programs (such as peer mentoring, festivals, and various student activities).We assume that students who belong to a specific group can communicate well with other members of the same group; on the other hand, they might feel difficulty in communicating with students belonging to different groups.This lack of interaction could mean they lose the opportunity for personal development.

Thus, we have promoted a project that empowers our students through the 3 steps of“Incubation,” “Interchange” and “Development”. Our challenge won the designation “GP” (Good Practice : Support program for distinctive university education) by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology in 2004.

This symposium aims to share the results of our project and to learn the advanced challenges by two American experts on Student Affairs. We will discuss the ways of establishing a new model of “Student Support” through the perspectives of “Discovering Campus Community,” “Student Involvement” and “Building a Student Mutual-Assistance Network.”
DateSaturday, December 8, 2007
VenueHardy Hall, Kanbai-kan Building
Doshisha University, Imadegawa Campus
Access Map (Imadegawa Campus)
Program*Japanese-English simultaneous interpretation will be available.
Registration begins at 12:45pm)

  1. Opening Remarks 13:30-13:40
    Takashi Nishimura
    Dean of Student Support Services Center, Doshisha University
  2. Keynote Speech 13:40-14:40
    MasakichiKinukawa
    Former President, International Christian University
  3. Panel Discussion 14:55-16:00
    (Chair Person)
    Masahiro Yurino, Former Dean of Student Support Services Center, Doshisha University
    Richard Mullendore, Former Vice President for Student Affairs, University or Georgia
    Howard Wang, Associate Vice President Student Affairs, California State University, Fullerton
    Reiko Yamada, Director of Center for Faculty Development, Doshisha University
  4. Q&A session 16:20-17:10
  5. Reception 17:30-19:00
    SECOND HOUSE will, Kanbai-kan Building 7th Floor
    Fee: 3,000yen
    Registration needed in advance.
ContactFor further information about the symposium, please contact,
The Student Support Services Center, Doshisha University
Kyoto, 610-0394
Telephone : +81-774-65-7021
Fax : +81-774-65-7024
E-mail : jt-shien@mail.doshisha.ac.jp