2025年4月22日 学部1年次生を対象に開催した「新島塾」講演会には、多くの学生が参加しました。
新島塾は、同志社の建学の精神を引き継ぎ、文系・理系の枠を越えて多様な視点を持つリーダーの育成を目的とした教育プログラムです。
この講演会では、新島塾が提供する1年半の集中プログラムの内容や理念について、佐藤先生優先生(同志社大学特別顧問)、後藤琢也先生(新島塾コーディネーター)、そして小原克博学長(新島塾塾長)自らが熱く語りました。
新島塾は、文理の壁を越え、フィールドワークや資格取得支援などを通じて「複合的視点からの考察力」や「物事の本質を見抜く力」を養うことを目的としています。
以下3つの必修プログラムを中心に、塾生は主体的に学びを深めていきます。
■「リーダーシップ論・ワークショップ」
■「読書から始まる知の探究」
■「合宿で鍛える知的基礎体力」
中でも最も重要なのが夏の合宿プログラム。
毎年さまざまな分野の講師を招き、塾生たちと3泊4日の間「びわこリトリートセンター」で空間と学びを共有しながら議論を重ねます。厳しいながらも充実した学びの時間が、塾生同士の絆を育み、新たな視野を広げる機会となっています。
合宿のテーマは毎年変わり、昨年度は「ビジネスと良心」、 今年度は「正義と良心」をテーマに実施予定です。
後藤琢也先生は「新島塾で求められるのは、協働的な学びに積極的に参加できる柔軟性と、逃げずに自分の苦手分野にも挑戦する姿勢」と述べました。
また、佐藤優先生は「新島塾を修了した塾生を見ると、学部を3つ4つ修了したかのような知識と教養を身につけている」とその成長ぶりを紹介しました。
参加者からは次のような質問があり、同席していた現役塾生からのリアルな声を聞くことができました。
学長は最後に、「同志社のレガシーを受け継ぎ、自分が本当に追い求める真理を探し続けてほしい」と新島塾の本質を語り、学生たちに強いメッセージを送りました。
講演会は、新島襄の精神を体現する「新島塾」の意義を広く伝える貴重な機会となりました。
なお、新島塾では、今年度の合宿(9月4日~7日)に参加する体験生(1年次生対象)を、最大10名まで募集する予定です。実際のプログラムを体験できる貴重なチャンスです。
興味のある1年生の皆さんは、ぜひこの機会にチャレンジしてみてください。
▶昨年度の合宿の様子
体験参加の募集は、6月初旬にHP・DUET・Portal・SNS等でお知らせする予定です。
▶Instagram
(事務局・高等研究教育院事務室)
関連情報 |
VISION2025 新島塾特設サイト 新島塾の詳細はこちらからご覧ください。 |
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お問い合わせ |
高等研究教育院事務室 TEL:075-251-3259
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米国ボストンにある本学の協定大学「ノースイースタン大学」からの留学生(以下、留学生)が2025年5月12日(月)~5月23日(金)の間、本学今出川キャンパスで日本文化と日本語の講義を受けます。
この期間に留学生と交流してくださる本学の学生サポーターを募集します!日本語を勉強中の留学生なので、''英語力に自信がない方の応募も大歓迎です!''この機会にぜひご応募ください。
活動内容
5月12日(月)
12:15-14:00 留学生とランチ&キャンパスツアー
15:00-16:00 会話セッション①
17:00-18:30 ウェルカムパーティー
5月14日(水)
15:00-16:00 会話セッション②
5月16日(金)
夕方~留学生と一緒に祇園散策(17:30八坂神社前集合)
5月19日(月)
13:30-14:30 会話セッション③
5月20日(火)
15:00-16:00 会話セッション➃
5月21日(水)
13:30-14:30 会話セッション⑤
5月22日(木)
13:30-14:30 会話セッション⑥
5月23日(金)
13:00-14:00 会話セッション⑦
■会話セッションとは…グループに分かれて、特定のトピックについて日本語で会話します。
■注意事項…すべて今出川キャンパスで実施します。時間は厳守してください。無償ボランティア活動のため、謝礼や交通費等は支給されません。
上記の応募Formからご応募ください。留学生課にて入力内容を確認し、正式受理した後にemailをお送りします。
10名程度
5月2日(金)17:00
※応募者多数の場合は、締切日時前に募集終了する場合があります。ご了承ください。
お問い合わせ |
国際センター 留学生課 TEL:075-251-3257
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生命医科学研究科 ティッシュエンジニアリング研究室の稲垣蒼一朗さん(2025年3月修了)らの研究成果が、「Experimental Eye Research」に掲載されました。
本研究は、ドイツのエアランゲン・ニュルンベルク大学との共同研究による成果です。
フックス角膜内皮ジストロフィ(FECD)は角膜内皮細胞の変性と細胞外マトリックスの異常蓄積を特徴とする眼疾患で、角膜移植の最も多い原因です。今回の研究では、FECD患者の角膜内皮細胞におけるスプライシング(遺伝子情報の編集過程)の異常、特にイントロン保持と呼ばれる現象に着目しました。解析の結果、フィブロネクチンという、FECDに特徴的な角膜の裏側の構造物の主要成分の遺伝子で、イントロン保持の低下が見られました。興味深いことに、このイントロン保持の減少と、FECD患者の角膜内皮におけるフィブロネクチンの過剰発現には関連があることが判明しました。この発見は、スプライシングの異常がFECDの病態形成にどのように関わるかを示す重要な知見であり、将来的な治療法開発につながる可能性があります。
【稲垣蒼一朗さんのコメント】
本研究ではFECDの発症原因を探求するため、イントロン領域にのみ焦点を当てて行った初めての研究であり、発症原因の特定と将来の新規治療法開発に向けた重要な一歩です。
本研究で明らかとなった事実は、今後の病態解明の手掛かりになると考えています。
この場をお借りして、ご指導・ご支援を賜りました先生方、共同研究者の皆様に深く御礼申し上げます。
TCF4 expansion–associated loss of FN1 intron retention drives extracellular matrix accumulation in Fuchs endothelial corneal dystrophy
Soichiro Inagaki, Taichi Yuasa, Theofilos Tourtas, Ursula Schlötzer-Schrehardt, Friedrich Kruse, Noriko Koizumi, Naoki Okumura
お問い合わせ |
生命医科学部・生命医科学研究科事務室 TEL:0774-65-6020
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誤字修正
2025年4月28日
【大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト】
4月9日(水)に、「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)」2025年度採用者向け説明会&交流会を今出川校地良心館ラーニングコモンズにて実施しました。
説明会・交流会には、2025年度に新規に採用された1、2、3年次生29名、既存のSPRING生12名の計41名が参加しました。
初めに、事業統括である小原克博学長から、日本の科学技術・イノベーション基本計画の中で、博士人材を養成する施策が検討された背景や、同志社大学大学院のSPRING事業で養成する人材像やプログラムの意義について説明がありました。また、事業統括のメッセージの中で「イノベーションはテクノロジーだけでなく、新しい価値を生み出し、社会を変革していくための「新結合」である。自身の専門分野の外側の異なる学問領域の人との話をし、関わり、つながりを持てる能力を身につけ、さらに知的好奇心を掻き立て、知の冒険者であってほしい」と学生たちに力強いエールをおくるとともに、これからはじまるSPRING生の活躍に期待を寄せました。
プログラムの説明会のあと、参加者全員での交流会を実施しました。参加者は、一人ずつ簡単に自身の研究テーマを紹介し、6つのグループに分かれて、自身の興味や研究内容のほか、先輩の活動経験などを話し合いました。「分野」や「文化」の異なる仲間や関係者との交流を通して、博士後期課程での研究のさらなる向上や新たな学びにつながることが期待されます。
関連情報 | 同志社大学大学院 博士人材育成支援 同志社大学大学院 博士人材育成支援のページは上記よりご確認いただけます。 次世代研究者挑戦的研究プログラム(概要) 同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)の詳細は上記よりご確認いただけます。 SPRING支援活動報告 SPRING支援活動報告のページは上記よりご確認いただけます。 |
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このたび、岩手県大船渡市で発生した山林火災、そしてミャンマーにおける大地震により、多くの方々が大切なものを失い、日常を奪われるという深刻な被害を受けました。大船渡市では広範囲にわたって森林が焼失し、避難を余儀なくされた住民の方々が不安の中で過ごしています。一方、ミャンマーでは、建物の倒壊やインフラの崩壊により、支援の手が届きにくい状況が続いており、多くの命が危機にさらされています。
このような苦難の中にある人々に、私たちは何ができるでしょうか。
「隣人を自分のように愛しなさい」
(マタイによる福音書22章39節)
この言葉が示すように、遠く離れた地にいる人々であっても、痛みを分かち合い、思いを寄せ、支援の手を差し伸べることは、私たちが果たすべき大切な使命です。
そこで、私たち同志社大学キリスト教文化センターは、大船渡市とミャンマーの被災地を支援するための募金活動を実施いたします。皆さまからの募金は、日本赤十字社を通じて、被災者の生活再建や地域の復興に活用されます。たとえ小さな一歩でも、その思いが集まれば、大きな希望となって届きます。「自分のように」大切に想い、支え合う心を、今、形にしませんか。皆さまの温かいご協力を、心よりお願い申し上げます。
2025年4月15日(火)~2025年6月20日(金)
受付時間 | 〔火曜日〕 17:05~17:15,17:55~18:05 |
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〔水曜日~金曜日〕 12:25~12:35,13:00~13:10 |
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受付場所 | 同志社礼拝堂 |
受付時間 | 〔月曜日~金曜日〕 9:00~11:30, 12:30~17:00 |
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受付場所 | キリスト教文化センター事務室(今出川) 〔クラーク記念館1階〕 |
いずれも祝日(祝日授業日含む)は、対応しておりません。
お預りした募金については、キリスト教文化センターが責任を持って、日本赤十字社へお届けします。
受け皿となる日本赤十字社の取り組みついては、こちらをご確認ください。
関連情報 |
大船渡市山林火災・ミャンマー大地震 被災地支援募金のお願い(京田辺校地) 京田辺校地での募金活動については、こちらをご参照ください。 |
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(今出川) TEL:075-251-3320
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このたび、岩手県大船渡市で発生した山林火災、そしてミャンマーにおける大地震により、多くの方々が大切なものを失い、日常を奪われるという深刻な被害を受けました。大船渡市では広範囲にわたって森林が焼失し、避難を余儀なくされた住民の方々が不安の中で過ごしています。一方、ミャンマーでは、建物の倒壊やインフラの崩壊により、支援の手が届きにくい状況が続いており、多くの命が危機にさらされています。
このような苦難の中にある人々に、私たちは何ができるでしょうか。
「隣人を自分のように愛しなさい」
(マタイによる福音書22章39節)
この言葉が示すように、遠く離れた地にいる人々であっても、痛みを分かち合い、思いを寄せ、支援の手を差し伸べることは、私たちが果たすべき大切な使命です。
そこで、私たち同志社大学キリスト教文化センターは、大船渡市とミャンマーの被災地を支援するための募金活動を実施いたします。皆さまからの募金は、日本赤十字社を通じて、被災者の生活再建や地域の復興に活用されます。たとえ小さな一歩でも、その思いが集まれば、大きな希望となって届きます。「自分のように」大切に想い、支え合う心を、今、形にしませんか。皆さまの温かいご協力を、心よりお願い申し上げます。
2025年5月13日(火)~2025年6月20日(金)
※上記期間は、京田辺校地での受付期間です。
受付時間 | 〔火曜日、水曜日、金曜日〕 12:25~12:35, 13:00~13:10 |
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受付場所 | 同志社京田辺会堂 言館(KOTOBA-KAN)礼拝堂 |
受付時間 | 〔月曜日~金曜日〕 9:00~11:30, 12:30~17:00 |
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受付場所 | キリスト教文化センター事務室(京田辺) 〔同志社京田辺会堂 光館(HIKARI-KAN)新館〕 |
お預りした募金については、キリスト教文化センターが責任を持って、日本赤十字社へお届けします。
受け皿となる日本赤十字社の取り組みついては、こちらをご確認ください。
関連情報 |
大船渡市山林火災・ミャンマー大地震 被災地支援募金のお願い(今出川校地) |
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お問い合わせ |
キリスト教文化センター事務室(京田辺) TEL:0774-65-7370
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在学生向けに実施しているアカデミックスキルセミナーの一部が高校生も受講可能となりました
アカデミックスキルセミナーは、大学で学ぶために必要な基礎的な学習スキルとなるレポートの書き方やプレゼンテーションの方法等について学ぶ内容となっており、高等学校の「総合的な探究の時間」(探究学習)にも役立つと考えられる一部のセミナーについて、2025年度春学期から高校生も参加できることといたしました。
受講可能なセミナーの一覧や申込フォーム、注意事項などについては以下のページからご確認ください。
是非、高等学校の探究学習等に役立てていただけますと幸いです。
お問い合わせ |
入学センター 入学課 TEL:075-251-3210
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文化情報学部卒業生 近藤安香里さん(ソーシャルロボティクス研究室)が、第21回ACジャパン広告学生賞・テレビCM部門において「奨励賞」を受賞しました。
<奨励賞>
タイトル:知ることからはじめよう
テーマ :交通マナー
制作者 :近藤 安香里(制作代表者)、 神田 載伸、木野邑 匠史、吉野 紘司、梶川 碧
なお、本受賞作の制作者5名は、2024年度プロジェクト科目秋学期成果報告会にて「最優秀賞」を受賞しました。
2024年度プロジェクト科目「クリエイティブな映像制作で道路交通の安心安全を守る!」
科目担当者:堀出 大介
科目代表者:佐野 明子(文化情報学部)
お問い合わせ |
文化情報学部・文化情報学研究科事務室 TEL:0774-65-7610
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地域と大学をつなぐ窓口として「地域連携推進室」が同志社大学にはあります。
地域の方と学生が交流するイベント「寒梅館夏まつり」の運営サポーターや、地域の小学校等との交流プログラム、行政機関や地域団体との協同プログラムなどに携われる「地域連携サポーター」を募集します。
地域活動に関心のある方、活動を通して企画・運営を経験したい方など大歓迎です!
活動期間 | 2025年5月21日(水)~9月30日(火) |
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募集内容 | ・寒梅館夏まつり(8月23日(土)開催)の企画・運営 ・地域活動・交流等への参加 ・広報誌のレポーター 等 |
備考 | 寒梅館夏まつりまで毎週水曜日お昼休みにミーティングを行う予定です ※試験期間中はお休み予定です |
応募 | 申込みフォームよりご応募ください |
応募締切 | 2025年5月18日(日) |
下記の日程にて、募集説明会を行います。
少しでもサポーターに興味がある方は、まずは説明会にご参加ください。
※お昼ご飯を食べながら聞いていただけます!
日時 | 2025年5月14日(水)、16日(金)いずれも12時30分~13時 |
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会場 | 今出川キャンパス 良心館地下ラウンジ内 ボランティア資料室 ※生協コンビニショップの向かい側 ガラス張りの部屋です |
申込 | 事前申し込み不要 直接会場へお越しください |
関連情報 |
今出川地域連携推進室チラシ(PDFファイル) |
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お問い合わせ |
今出川校地学生支援課学生支援係 TEL:075-251-3270
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2025年3月1日に開催された日本設計工学会関西支部 2024年度研究発表講演会において、理工学研究科機械工学専攻の梅田知希さんが学生優秀発表賞を受賞しました。
梅田知希さんは、プラズマCVD法で形成したSiC膜の形成条件の1つであるTMSとH2ガス流量比がその構造、硬さ、摩擦特性に及ぼす影響を調査しました。
同志社大学理工学研究科 機械工学専攻博士課程(前期課程) 2年次生
(理工学部エネルギー機械工学科 卒業)
同志社大学理工学部機械システム工学科 4年次生
中村 守正同志社大学理工学部機械理工学科 教授
松岡 敬同志社大学理工学部機械システム工学科 教授
お問い合わせ |
理工学部・理工学研究科研究室事務室 TEL:0774-65-6211
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本文中の文言を一部修正しました
2025年4月23日初出
同志社大学社会学部では、「国際コミュニケーション論」の講義を一部公開し、これまでに「戦争体験者講演会シリーズ」として、大阪大空襲を経験された作家の故小田実さんはじめ、ベトナム戦争に行った退役アメリカ兵、元日本海軍整備兵、広島、長崎で被爆された方々らをお招きし、講演会を行ってきました。
本年度は近藤紘子さんに広島よりお越しいただき、講演会「『原爆投下80年に伝えたいこと』~ 憎しみを乗り越えてヒロシマを語り継ぐ ~」を開催します。近藤さんは生後8ヶ月で、爆心地から1.1キロの広島市内で被爆しました。父は広島流川教会の牧師で、多くの被爆者の救援にあたり、戦後は国内外で平和活動を行った谷本清さんです。
近藤さんは、父の平和への思いを引き継ぎ、現在も、国内外での講演会などで平和を訴え続けておられます。また、原爆被害をアメリカに伝えた『ヒロシマ』の作者、ジョン・ハーシーと谷本清牧師を描いた製作中の映画『What Divides Us』にプロデューサーの一人として関わっておられます。
当日は、留学生も含めた約100名の同志社大学生が、近藤さんの講演を聴く予定です。是非取材にお越しください。
『原爆投下80年に伝えたいこと』~ 憎しみを乗り越えてヒロシマを語り継ぐ ~
近藤 紘子 氏
2025年5月15日(木)14:55~16:25(4講時)
同志社大学 今出川校地 新町キャンパス 臨光館201番教室(R201)
入場無料(受講者数制限有・先着順)、事前申込不要
本件に関するお問い合わせ |
同志社大学 社会学部事務室 TEL:075-251-3411 |
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取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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学生およびクラブ・サークル等の課外活動団体責任者 各位
学生支援センターからの重要なお知らせです。
毎年度、同志社大学に通学する皆さんに対して「自覚を持った良識ある行動」を心掛けるようWEBサイトや同志社大学ポータルを通じて注意喚起を行っていますが、キャンパスや下宿先周辺、深夜営業の飲食店やカラオケ店などの近隣住民や企業等の方々から、本学学生やクラブ・サークル等の課外活動団体としての団体行動時のマナーについての苦情が多数寄せられるとともに、内容によっては警察に通報されるケースも複数件発生しています。
大学は地域社会との共存なくしては成り立ちません。マナーを守っている学生も、マナーを逸脱している学生も同じ「同志社大学生」です。一部の学生のために本学学生全体の品位が疑われかねません。
キャンパス周辺だけでなく、学外・公共の場における本学学生や課外活動団体としての言動は非常に目に留まりやすくなっており、以下に該当する行為やマナー違反が度々目撃され、近隣の方々は不快な思いや不便さ、憤りを感じておられます。
逆の立場で上記の言動により迷惑を被る、もしくは生活が脅かされるとしたらどう感じますか?本学学生であると同時に地域社会を構成している一員であるという責任と実感を持ち、良識ある行動を改めてお願いします。
無用なトラブルに発展させないためにもくれぐれもご注意ください。「自分は関係ない」「他の人もやっているから」ではなく、お互いに注意し合えるようにしましょう。なお、公道や住宅街各所には防犯カメラも多数設置されており、違反行為や迷惑行為が記録されているケースもあり、個人が特定された場合には大学としても厳しく対処することを申し添えます。地域には、様々な年齢の方、傷病や障がいをお持ちの方、深夜業務に従事されている方などがおられ、多様な方々で社会は構成されているということを忘れず、配慮と思いやりを持った行動を切に願います。
同志社大学 学生支援センター
お問い合わせ |
今出川校地学生支援課学生支援係 TEL:075-251-3270
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本学は、研究データを適切に管理し研究データの価値を守り優れた研究を行うこと、研究データの公開により利活用を促進し研究データの価値を高めることを目的として「同志社大学研究データ管理・公開ポリシー」を定めています。
研究データの管理及び公開を支援する環境の整備の一環として、国立情報学研究所が提供する学認LMSを用いて、「研究データ管理」に関する学習コースの提供を開始しました。
申請手続きなしで、本学の Single Sign Onによる認証を利用し受講可能です。是非ご活用ください。
・学認LMSへのリンク(https://lms.nii.ac.jp/)
・学認LMSの利用方法(PDF)
関連情報 | 同志社大学研究データ管理・公開ポリシー |
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研究データ管理 |
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同志社大学商学部髙橋広行ゼミナール(所在地:京都市上京区 以下、髙橋ゼミ)とパナソニックグループ(以下、パナソニック)は、2024年10月より「メンズグルーミングの、新たな市場・需要・文化を創っていくような、新商品企画+マーケティングプランの作成」をテーマに産学連携の取り組みを始め、2025年1月30日(木)に同志社大学において最終発表会を行いました。
消費者行動・マーケティングについて企業タイアップによる実践的な学びをゼミ活動に取り入れている髙橋ゼミと、同ゼミと継続的な接点を重ね、Z世代が考える視点をビジネスに取り入れたいパナソニックによる産学共創が実現しました。
ゼミ生49名(当時3年生26名、2年生23名)が9グループを編成してグループワークに取り組み、パナソニックの社員8名がメンターとして参加。現状分析や課題設定、新商品企画、マーケティングプランに対して、ビューティ・パーソナルケア事業でマーケティングを担当している社員ならではの実践的な視点でアドバイスを行いました。ゼミ生は約4ヶ月間にわたり、大学で学んだマーケティングや消費者行動に関する知識・フレームワークを活用しながら、パナソニックのメンズグルーミング事業について、顧客起点でインサイトやニーズ、提供価値を徹底的に考え抜いた上で、Z世代ならではの着眼点やアイデアもふんだんに盛り込んだ新商品企画およびマーケティングプランの提案を行いました。
最終発表会当日は、パナソニック社員による提案とも思えるような、的確な分析に基づいた実現可能性の高い提案や、独自性のある提案などが多数披露され、優勝と準優勝の2グループを表彰しました。
髙橋教授は「全体的にどのチームとも、素晴らしい企画提案でした。単なるアイデア提案にとどまらず、現状分析を踏まえ、パナソニックが抱える課題や消費者ニーズを明確にした上で、どのような価値を設計していくのかという点をしっかりと考え抜いていました。2年生はゼミに入り、初めての企画提案だったので戸惑うことも多かったと思いますが、それでも高い完成度でした。ただ今回は、3年生のチームの方が総合力という点で、やや上回っていました。緻密な分析とそこから具体的な施策につなぐロジックや、提案された商品企画そのものがユニークでした。この経験を踏まえ、2年生はさらに大きく成長して欲しいと思います」と評価しました。
パナソニックへの企画提案に真剣に取り組んでいただいたことに対し、入賞グループのゼミ生10名を家電事業の拠点であるパナソニック目黒ビルに招待する特別イベントを企画し、2月28日(金)に実施しました。社員食堂でのランチ体験や社員が執務するフロアを含むオフィス見学ツアー、若手社員との懇談会などを実施し、大学での学びと企業のビジネスの繋がりをより深く感じていただくとともに、パナソニックグループで働くことをより身近に感じていただける機会となりました。
ゼミ生からは「今回のパナソニックへの企画提案は、これまでのゼミ活動で実践的に学んだマーケティングや講義の知識を活かしながら、Z世代ならではの視点で顧客のインサイトやニーズを徹底的に考え抜き、本気で取り組んだ集大成であったと思います。目黒ビル訪問では、社員食堂でのランチ体験やオフィス見学、社員の皆さんとの座談会を通じて、大学での学びと実際のビジネスの繋がりを強く実感しました。何より『人』を大切にする企業風土に触れ、パナソニックで働くことがより身近に、そして魅力的に感じられる貴重な機会となりました。心より感謝申し上げます」との感想が寄せられました。
この成果を受けて、新年度の開始にあたり、産学連携の取り組みの継続に、同志社大学とパナソニックで4月に合意しました。今年度は、マーケティングに関する事例紹介等をテーマにした授業をパナソニックが行う予定です。
「ものをつくる前に、人をつくる」など人づくりに関する創業者 松下幸之助の考え方が根付くパナソニックグループでは、学生が年次にとらわれず一人ひとりに適したタイミングで将来について考え、企業との関わりの中で成長や可能性を広げるきっかけづくりに注力し、「パナソニック キャリアデザインプログラム」を展開しています。パナソニックグループは、今後も “人づくり”への姿勢を大切にし、産学共同での人材育成などを通じて学生の自律的なキャリア形成支援を行ってまいります。
取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(本社:東京都文京区本郷、代表取締役社長 植田浩輔、以下、「東大IPC」)と18大学、4国立研究機関(※1)による国内最大規模を誇るアカデミア共催の起業支援プログラム「1stRound」は、この度、国立大学法人お茶の水女子大学、学校法人同志社 同志社大学、国立大学法人広島大学が新たに参画することを発表します。
引き続き、「1stRound」は国公立・私立大学、研究機関による、国内最大規模を誇る国内アカデミアディープテックシーズの起業支援を展開するプログラムとして、大学・研究機関から生まれる様々な技術シーズを社会実装へ結びつけるための事業・起業化に特化した支援を通じて、成長を目指してまいります。
日本のアカデミアには世界に伍する技術シーズが多数ある一方で、早期事業化における支援サポートはまだ十分ではないのが現状です。「1stRound」は、初動を加速させるためのNon-Equity型資金支援をはじめ、その事業価値が算定可能な事業体・スタートアップとなるためのハンズオン支援を行うべく、2017年より東京大学を母体に「起業支援プログラム」としてスタートしました。2019年より名称を「1stRound」とし、コーポレートパートナーの参画も得たコンソーシアム形式で展開、その後共催機関を国立・私立の18大学、4つの国立研究機関まで広げ現在に至ります(※1)。
この度、国立大学法人お茶の水女子大学、学校法人同志社 同志社大学、国立大学法人広島大学が新たに参画いたしました。引き続き大学、研究機関を含むアカデミアの技術シーズ支援へと拡大してまいります。
「1stRound」では、過去9年で累計102チームを採択し、会社設立・資金調達を支援してまいりました。過去採択チームの資金調達成功率は90%以上、大型助成金の採択率50%以上を達成しております。また、コーポレートパートナーを中心とする大手企業との協業関係の創出にも注力しており、各回とも半数を超えるチームが協業に至っております。採択企業とコーポレートパートナーをはじめとする様々なステークホルダーを繋げ、双方の知見を活かしたより良いスタートアップ創出のためのコミュニティの醸成とともに、技術シーズを活用したスタートアップビジネス促進の加速を目指します。
「1stRound」は大学、研究機関とのアカデミア内の連携、企業との協業・オープンイノベーションを展開していきながら、アカデミア関連スタートアップの更なる裾野拡大と、アカデミア周辺のイノベーション・エコシステムの構築・拡大を目指し、活動を展開してまいります。
国立大学法人お茶の水女子大学 副学長(研究・産学連携担当)相川 京子 コメント
お茶の水女子大学ではこれまで、アントレプレナーシップの原理と方法、そしてジェンダード・イノベーションやSDGsに関連するアイデアを製品やサービスに結び付けるための手法、起業を取り巻く産業界との連携などについて学ぶ機会を学生に向けて提供してきました。今回、「1stRound」に参画させていただくことにより、研究成果をイノベーション創出に結びつけることができる実践的な能力を身に付けた「女性イノベーター」の育成や、お茶の水女子大学における研究から発するスタートアップの創出の機運が活発になることを期待しています。
学校法人同志社 同志社大学 リエゾンオフィス所長 宮本 博之 コメント
同志社大学では、同志社大学発の研究成果やアイデアに基づく、ベンチャー起業・事業化をサポートしています。2024年度からは、リエゾンオフィスにて起業支援コーディネーターを配置し、研究者の研究成果の社会実装に向けた事業化の支援を本格的に開始しました。また、関西スタートアップアカデミア・コアリション(KSAC)にも参画し、大学発ベンチャー創出支援に取り組んでいます。
これらに加え、この度「1stRound」プログラムにも参画させていただくことになりました。本プログラムに参画するコーポレートパートナーやベンチャーキャピタルの皆様とのネットワーク構築により、大学発ベンチャーの創出・育成が促進され、研究成果の社会実装に繋がることを期待しています。
国立大学法人広島大学 副学長(スタートアップエコシステム担当) 田原 栄俊 コメント
「平和を希求する精神」という広島大学の理念の下、イノベーションの創出を実現するため、中国・四国地方のスタートアップ・エコシステム(Peace & Science Innovation)の中核機関となる等、地域の大学発スタートアップの創出・育成に力を注いでいます。
今回、国内最大規模の大学共催となる「1stRound」プログラムへの参画においては、アカデミアの持つ英知をもとに、スタートアップの創出・育成が活発化され、社会を変革するような産業が創出されることを期待しております。
本プログラムは1年に2回実施しており、2025年4月14日より第13回「1stRound」の公募を開始しております(応募締切:2025年6月2日)。
詳細は以下のURLよりご参照下さい。
https://www.1stround.jp/
※1 国立大学法人東京大学、国立大学法人筑波大学、国立大学法人東京科学大学、国立大学法人神戸大学、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学、国立大学法人一橋大学、国立大学法人北海道大学、国立大学法人九州大学、学校法人早稲田大学 、学校法人慶應義塾、学校法人立命館(立命館大学、立命館アジア太平洋大学)、学校法人沖縄科学技術大学院大学学園(OIST)、国立大学法人金沢大学、学校法人近畿大学、学校法人東京理科大学、国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(JAEA)、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)静岡県公立大学法人静岡県立大学、国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(NAIST)、国立研究開発法人理化学研究所(2025年4月現在)
概要 アカデミア関連スタートアップ・エコシステムの発展を目指す投資事業会社
設立 2016年1月
株主 国立大学法人東京大学(100%)
所在地 東京都文京区本郷七丁目3-1 東京大学南研究棟アントレプレナーラボ261
代表者 代表取締役社長 植田浩輔
URL
https://www.utokyo-ipc.co.jp/
https://www.1stround.jp/
本件に関するお問い合わせ |
国立大学法人お茶の水女子大学 研究・産学連携課 E-mail:KC-kenkyo@cc.ocha.ac.jp 学校法人同志社 同志社大学 リエゾンオフィス E-mail:jt-liais@mail.doshisha.ac.jp 国立大学法人広島大学 産学連携部 スタートアップ推進部門 E-mail:psi-office@ml.hiroshima-u.ac.jp 東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(1stRound事務局) TEL: 03-3830-0200 / FAX: 03-3830-0183 |
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