クラーク記念館の修復は同志社創立125周年を記念して行われました。
1995年の阪神・淡路大震災で壁の一部が破損したこともあり、綿密な構造調査および耐震診断を実施。2002年12月の理事会で保存修理工事が承認され、専門委員会を設置して修復内容を検討した結果、修復工事は「半解体修理」という方針で進められることになりました。
主な修復内容は、破損あるいは腐朽した箇所を健全な状態にする「修理」、詳細な調査と検討に基づき、110年間に改造されてきた箇所を建設当時の状態に戻す「復原」、そして建物全体の「構造補強」の3点。設計監理は京都府教育委員会に委託。2003年1月から工事を開始しました。およそ60ヶ月におよぶ工事に要した費用は10億1760万円(文化庁より工事費の2分の1を補助)。工事従事者は延べ1万8400人に達しました。 |