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「魅力ある大学院教育」イニシアティブ

『「魅力ある大学院教育」イニシアティブ』とは

『「魅力ある大学院教育」イニシアティブは、現代社会の新たなニーズに応えられる創造性豊かな若手研究者の養成機能の強化を図るため、大学院における意欲的かつ独創的な教育の取組(「魅力ある大学院教育」)を重点的に支援するものです。』
(以上、文部科学省のホームページより)

2005年度採択

ソーシャル・イノベーション研究コース

総合政策科学研究科

本研究科は、高度な専門知識・能力を身につけた職業人を養成することを主たる目的にした新しいタイプの大学院です。社会環境の変動が激しい現代においては、問題を正しくとらえ、それに対する的確な対策を講じることが必要不可欠です。本研究科は、問題発見能力と問題解決能力を高め、問題解決のための政策を立案できる人材育成をその第一義的ミッションとしています。

本コースが目指すもの

地域社会に生起する具体的な公共問題を解決できる実践能力を兼ね備えた行動型研究者の養成です。本コースはキャンパス外の市街地や農山村に設けた社会実験施設での社会実験を履修要件として義務づけています。社会革新の実践家、公共問題の当事者、地域住民等(=地域サポーター)との交流密度が高い場での研究は、大学院研究室だけでは決して得られない多様な学習と経験の機会を提供してくれるはずです。いわば地域社会という臨床の場で実践知を鍛錬し、それを大学院に戻って理論的に磨き上げることにこそ、本コースの真骨頂があると言えましょう。

本コースの特徴

本コースの際立った特徴の一つは、コースワーク、論文作成指導、学位審査等の各段階が有機的かつ体系的に連関し、かつ基礎政策科学系プログラムと臨床政策科学系プログラムとの相互媒介的連動によって学位授与へ導くという教育課程を用意していることにあります。

教育課程

まず、ソーシャル・イノベーション基礎講義群(理論編・実践編)を受講します。とくに実践編の講師は地域サポーターとして本コースを支えてくれる現場の実践家や市民等です。次に、研究基本構想をワークショップの形式で創出することが大学院生の課題となります。集合的な知的作業によってアイデアを創出していくファシリテーターとしての能力が求められます。
その後、現地調査を経て研究計画書が提出されますが、この研究計画書は社会実験計画と必ずセットになっていなければなりません。市街地および農山村に設けられたオフ・キャンパス実験施設における社会実験でのデータの獲得と仮説の検証作業が論文の必須の要素となるからです。
実験結果が報告書にまとめられた段階で大学院生は、第2次ワークショップを自ら企画・実施しなければなりません。このワークショップには教員組織はもちろん地域サポーターも第1次と同様に参加し、それぞれの立場から指導・批評・助言を行います。このプロセスを経て初めて論文草稿執筆作業に移行することになります。

お問い合わせ

総合政策科学研究科事務室

TEL:075-251-3860
FAX:075-251-3094
E-mail:ji-sosei@mail.doshisha.ac.jp

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