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 ビデオカメラの上手な撮影テクニック     Vol.18

デジタル家電の普及により、高画質で撮影できるデジタルビデオカメラが入手し易くなりました。手軽に撮影できるのがビデオカメラの良い所ですが、せっかく撮影するのであれば上手に撮影したいものです。そこで今月のコラムではご家庭にあるビデオカメラで上手な撮影のテクニックを紹介します。

1. 安定した撮影姿勢

カメラは両手で構え、脇をしめて撮影をするにあたり、まず気を付けなければならないのが安定した撮影姿勢です。ビデオカメラの小型化によって片手で撮影が出来る様になりましたが、軽くなった分、手振れが多くなりがちです。極力手振れを避ける為にカメラは両手で構え、脇をしめて撮影します。こうすることによって手振れは大きく軽減されます。三脚などを使うとより効果的です。

 次に撮影中は極力歩かない様にします。歩きながら撮影すると映像は上下に大きく揺れ、見ている側が映像酔いをします。撮影中はなるべく立ち止まって撮影する様にします。

 最後にカメラが傾かない様に注意します。水平・垂直となるものを基準に、画面が傾いていないかを確認しながら撮影します。

 
2. 望遠は多用しない

最近のビデオカメラは高倍率ズームが搭載され、望遠撮影が出来る様になっていますが、望遠を常用すると手振れも多くなり、映像も暗くなります。望遠で撮影しなければならない場面を除き、極力望遠は避ける様にします。
 
3. ズームはゆっくり

ズームを利用する場合はゆっくりズームする様にします。激しくズームを繰り返すと落ち着きのない、見苦しい映像となってしまいます。
 
4. 1カット平均5〜10秒程度

1カットは平均5〜10秒程にします。1カット長時間撮影すると、見ている側は飽きてしまいます。
 
5. 逆光に注意する

逆光で撮影すると被写体が暗くなり、またカメラの機種によってスミアが発生する場合があります。太陽を背となる様に撮影します。(スミアとはCCD撮像素子を使ったカメラで発生する現象で、高輝度被写体を撮影すると縦もしくは横にスジが入る現象です)  スミアの症状
スミアの症状
 

では、ビデオ撮影の失敗例とその改善結果を実際の映像で確認してみましょう。

>> ムービー『ビデオ撮影の失敗例と改善結果』 [ 2分31秒8.4MB ]

 【上級編】

もう少し上手に撮影するテクニックも紹介します。ここから説明するテクニックは少し高度な技術を必要とし、カメラによっては利用出来ない場合もあります。

 
1. 撮影モードをマニュアルにする

普段、撮影はカメラ任せのオートで撮影しますが、撮影する場面によってはオートでも適切な撮影が出来ない場合があります。例えば窓際に立つ人物を撮影する場合、カメラは窓の外の明るさに合わせてしまい、室内及び、人物などが黒くなってしまいます。この場合は明るさ調整(IRIS)を手動にするか、逆光モードで撮影する様にします。

オートでの撮影

オートでの撮影

IRIS手動設定または逆光補正

IRIS手動設定または逆光補正

 
2. フォーカスを手動にする

フォーカスも撮影する場面によっては手動とする場合がよい時があります。例えば比較的暗い場面を撮影する場合、センサーが被写体を判断出来ず、フォーカスが勝手に動いてしまう場合があります。またカメラを固定して被写体との距離が変わることの無い講義風景の撮影などでもフォーカスは手動(固定)にしておきます。
 
3. コンバージョンレンズを利用する

撮影する場面が風景や、被写体との距離があまり無い場合はワイドコンバージョンレンズなどを利用します。ワイドコンバージョンレンズは撮影する画角を広げ、広く撮影する事ができるレンズです。状況に応じて利用します。
 
4. 外部マイクロフォンを利用する

カメラ内蔵マイクはカメラ機械音を拾う場合もあり、音も忠実に記録したい場合は外部マイクロフォンを利用するのが効果的です。ナレーション収録を行う場合は特に効果的です。
 
これらのポイントに気をつけるだけで、あなたの撮影テクニックは格段にアップすること間違いなしです!ぜひお試しください。
 
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