グローバル教育センター（センター紹介）

2016年4月にスタートしたグローバル教育センターは、本学の正規学生および海外からの留学生を対象に、世界の中の日本をよりよく理解することを目的とした全学共通教養教育科目を、英語で提供します。人文科学から社会科学、さらに自然・人間科学にまで及ぶ幅広い教養―リベラルアーツ―の科目において、講義や討論も、レポート・試験もすべて英語で行います。
200近い海外の協定大学から、日本の文化・社会・自然を英語で学ぶ交換留学生を受け入れます。それとともに、海外留学や卒業後のグローバルなキャリアを視野に入れる日本人学生の受講も歓迎します。留学生と日本人学生が、少人数編成のクラスで、グループワークやディスカッション中心の対話型授業で共に学ぶことにより、様々な価値観やものの見方を相互に学び合いながら、日本と世界が直面する課題を主体的に探求し、その課題に対してグローバルな視点から判断を下すことのできる力を培います。
センターに所属する教員はオフィスアワーを設けて、意欲ある学生を学部の垣根を越えて指導します。センターが提供する科目の受講には、概ねTOEFL 500点程度の英語力が求められますが、この基準に達していない学生もチャレンジできる講義科目や語学研修を目的としない海外フィールドワーク科目（日本人学生対象）なども提供しますので、各自の語学力や関心に応じて、履修を考えることができます。
大学設立以来積み重ねてきた国際主義の真髄が凝縮する本センターは、同志社らしく、グローバル社会を生きる市民としての責任を担える人物の育成に努めます。