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京たなべ・同志社ヒューマンカレッジ

恵道館201教室

令和6年度も今まで以上に多様で充実した内容をお送りさせていただきますので、どうぞご期待ください。

第1回 5月18日(土) ストレス・コントロールの心理学 講師:余語 真夫
(同志社大学心理学部教授)
【講義内容】
ストレスは心身健康に有害であるという考え方が社会に広がっています。しかし、近年、ストレス反応が生じることは、むしろ心身健康や能力の維持・増進に有益であることがわかってきています。ただし、長期に及ぶストレス反応は心身健康や能力を妨げます。ストレス反応は生命活動の正常な反応ですが、条件によっては私たちを病や死に追いやります。この講義では、ストレスと上手に生きるためのコントロールのヒントを学びましょう。
第2回 6月1日(土) 自分らしく生きために~健康に役立つ音楽、音楽療法について知ろう!~ 講師:鈴木 琴栄
(同志社女子大学学芸学部助教)
【講義内容】

音楽は太古から人間の生活に寄り添ってきましたが、現代では、医療・福祉・教育の現場で、病や障害のある人の心と身体のケアとして音楽療法が専門的に実践されています。誰にでもある音楽性、それを引き出すことが健康の鍵となります。身近にある音楽と健康についての深い結びつきについて、ミュージシャンで音楽療法士でもある講師と共に学んでみませんか。


第3回 6月15日(土) ちょっと健康に役立つ運動のアレ(A.R.E.)
講師:簗瀬 康
(同志社大学スポーツ健康科学部助教)
【講義内容】
本講演では、健康に役立つ運動のアレを紐解きながら、分かりやすく解説します。日常の運動がどのように健康に影響するか、最新の研究結果を通じて探ります。怪我のリスクが少ない運動や、最大限の効果を得るためのアドバイスも共有します。本講義では、座学だけではなく、実際に簡単な運動を交えながら、受講生が主体的に学べる機会を作る予定です。
第4回 6月29日(土) 抄物ヲ読マウヨ ―室町末期口語資料の世界―
講師:山本 佐和子
(同志社大学文学部准教授)
【講義内容】
言語の歴史では、話しことばの変化を第一に考えます。日本語の歴史のなかで、室町時代は特に話しことばの資料が充実しており、平安時代のような「古代語」から、現在の日本語への変化の様子が観察できます。この講義では、室町期の口語資料のうち、禅僧や学者が作った講義に基づく注釈書「抄物(しょうもの)」を取り上げて、この資料群の概要を説明します。また、各地の図書館等が所蔵する古典籍について、デジタル画像による公開が進む現状を紹介します。
第5回 7月13日(土) 人工血液とCO中毒治療
講師:北岸 宏亮
(同志社大学理工学部教授)
【講義内容】
火災ではCOなどのガス中毒による被害が深刻である。CO中毒に現在利用できる治療薬は存在しない。我々は同志社において血液中のヘモグロビンの機能を再現する目的で、hemoCDと名付けた人工ヘモグロビンの合成に成功した。人工血液としての研究のなかでhemoCDは体内でCOガスを特異的に吸着し、そのまま尿となって体外に排泄されることがわかった。現在この性質を利用し、CO中毒治療薬の開発を進めている、もし実現すればこれまで為す術のなかった救急現場におけるCO中毒の治療が可能になる。講演ではhemoCD開発の経緯を化学の基本に立ちもどって丁寧に解説する。

ヒューマンカレッジ2024.pdf[PDF 809KB]

お問い合わせ

京田辺市教育委員会 教育部 社会教育課

TEL:0774-64-1394
FAX:0774-64-1390

同志社大学 京田辺校地 総務課

TEL:0774-65-7010
FAX:0774-65-7009
E-mail:jt-somu@mail.doshisha.ac.jp

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