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2021年度同志社大学入学者選抜における基本方針について

2019年3月
同志社大学

2021年度同志社大学入学者選抜における基本方針について

 同志社大学は、創立者新島襄の建学の精神に基づき、「深く学問・技芸を探求するとともに、自治自立の精神を涵養し、国際感覚豊かな人物を育成する」ことを目的に、キリスト教主義教育を徳育の基本に据えた人格を陶冶する教育を行っています。この教育理念に基づき、140年を超える長きにわたり、社会的視野と倜儻不羈(てきとうふき)の精神を兼ね備え、良心を手腕に運用しながら社会の発展に貢献できる人物を育成してきており、現在もその責務を果たすべく努力を積み重ねています。
 アドミッション・ポリシーについても、この基本理念に基づいており、専門的・実学的能力を高める上で土台となる、幅広い教養と論理思考能力を育成するために必要な基礎学力を有し、知識の量だけでなく、社会的視野を持ち、大学での学習に対する意欲と熱意があり、多様な背景を持つ者と協働して学ぶ寛容の精神と主体性を持ち合わせ、優れた感性と特性を持った学生を受け入れることを目指し、多様な入学者選抜を実施しています。
 このような背景を踏まえ、2020年度に実施する2021年度入学者選抜における本学の基本方針を策定いたしましたので、以下のとおり公表いたします。

【個別入試】

1.一般選抜について

 2021年度一般選抜においては、現行の方針を踏襲します。本学はこれまで高等学校教育を尊重しつつ、大学教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するため、可能な限り記述式を採用し、論理的思考力や正確な表現力を測ることで、本学が求める人物の獲得を実現してきました。そのため、2021年度一般選抜においても、この方向性を堅持します。 
 次期学習指導要領の下で実施される2025年度入学者選抜に向けては、本学のアドミッション・ポリシーの具現化を目指し、一般選抜において「学力の3要素」を多面的・総合的に評価するべく、高等学校段階における生徒一人ひとりが積み上げてきた大学入学前の学習や多様な活動等に関する評価の充実を図るために、志願者本人の記載する資料等についても評価に活用することを検討します。英語についても、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に育成・評価することの重要性は十分理解していますが、単に英語の資格・検定試験のスコア提出を求めることはせず、主体性等の評価の一環として捉えるべきものと認識しています。それら主体性等に係る具体的な活用方法及び評価方法等については、本学がこれまで連携大学として取り組んできた文部科学省大学入学者選抜改革推進委託事業「主体性等」分野における「JAPAN e-Portfolio」の実証事業の成果、文部科学省による調査書の電子化の検討状況等を踏まえ、それらの活用も視野に入れながら、引き続き検討します。

2.学校推薦型選抜について

 学校長の推薦書に基づき実施する学校推薦型選抜において、「学力の3要素」を多面的・総合的に評価するべく、調査書・推薦書等の出願書類に加え、2021年度入学者選抜からは、小論文や口頭試問等の学力を把握するための多様な評価方法を活用した丁寧な選抜を実施します。また、学校推薦型選抜を利用する高等学校に対しては、本人の学習歴や活動歴を踏まえた「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」に関する評価などを記載した、学校長からの推薦書の提出を求めるとともに、これらを活用した入試を行うことを各入学試験要項にも明記します。なお、具体的な活用方法や評価方法等については、引き続き検討のうえ、改めて公表する予定です。

【大学入学共通テスト】

3.大学入学共通テストの活用について

 建学の精神及び教育理念の具現化を目指し、個性ある人物を育成するべく大学入学者選抜の多様化を推進するという従来の方針を踏襲するため、「大学入試センター試験を利用する入学試験」に代わって2021年度入学者選抜からは「大学入学共通テストを利用する入学試験」を実施します。なお、対象となる教科・科目については、改めて公表する予定です。

4.記述式問題(国語・数学)について

 現行の一般選抜入学試験においては、これまで高等学校教育を尊重しつつ、大学教育を受けるにふさわしい能力と適性を備えたものを公正かつ妥当に選抜するため、可能な限り記述式を採用し、論理的思考力や正確な表現力を測ってきました。この方向性を堅持するべく、2021年度入学者選抜からは「大学入学共通テストを利用する入学試験」においても、入学志願者が解答する必要のある教科として、国語あるいは数学を指定する場合、マークシート式問題に加えて、記述式問題(国語・数学)についても評価の対象とします。なお、加点や配点方法等の取扱いについては、平成30年度試行調査(プレテスト)等の結果を踏まえつつ、引き続き検討のうえ、改めて公表する予定です。

5.英語4技能評価について

 大学入学者選抜において「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を適切に評価するため、2024年度入学者選抜までは「大学入学共通テストを利用する入学試験」において、民間事業者等が行う英語の資格・検定試験のうち、試験内容・実施体制等が入学者選抜に活用する上で必要な水準及び要件を満たしていると大学入試センターが認定した試験(以下、「英語認定試験」という。)及び大学入学共通テストの英語試験の双方を利用した大学入学者選抜を実施します。なお、具体的な活用方法や配点等の取扱いについては、引き続き検討のうえ、改めて公表する予定です。

 本方針は、入学志願者の準備に大きな影響を及ぼすであろう試験方法等の決定・発表に関する内容を中心に、「平成33年度大学入学者選抜実施要項の見直しに係る予告(通知)」(平成29年度7月13日付29文科高第355号文部科学省高等教育長通知)の内容に基づき、2020年度に実施する2021年度入学者選抜における本学の基本方針として、決定したものです。
 今後は、総合型選抜の在り方についても、引き続き検討します。
 また、本方針策定の背景等については、本学主催の入試説明会等を通じて丁寧に説明するとともに、「人一人ハ大切ナリ」とした創立者新島襄の意思を継承するべく、受験生の立場に立ち、障がい等の理由により通常の受験が困難な場合や、何らかの理由で英語認定試験を受検できない場合などの対応についても引き続き検討します。

以上
【問合せ先】
同志社大学入学センター入学課
電話 075-251-3210