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キリスト教主義教育

多彩なプログラムへの参加で、同志社「キリスト教主義」のエッセンスに触れる

キリスト教主義教育

同志社大学の根幹をなすキリスト教主義教育は、キリスト教徒であった新島襄の自由でグローバルな視点から生まれました。同志社大学にはキャンパスの随所に、これらキリスト教やキリスト教文化を伝える有形無形の資産があり、キリスト教文化センターの活動を通して身近に触れることができます。
同志社大学は、宣教団体が伝道目的で設立した、いわゆるミッション系大学ではありません。日本人キリスト教徒であり宣教師でもあった新島襄が、宣教団体から独立して自主自立の精神のもとに、一からその礎をつくり上げた大学です。新島は国を背負うべき日本の若者を教育するために、キリスト教主義教育を徳育の基本としました。新島は『同志社大学設立の旨意』の中で、大学設立の目的はキリスト教の拡張や伝道師の育成ではなく、「吾人が志す所の者、尚ほ其上に在るなり」と述べています。それはキリスト教主義教育によって、精神と品行とを自ら律することのできる若者を育て、「一国の精神となり、元気となり、柱石となる所の人々」を世に送り出すことでした。
新島がアメリカで所属していたのは、プロテスタント教会の流れをくむ「組合教会」(Congregational Church)でした。この教派は、聖書を重んじるとともに、信徒一人ひとりの自覚的な信仰、意志を尊重し、そのような高い意識を持った信徒の集まりである各教会の自主・自立性を重視するのが特徴です。新島が熱く唱え、現在も同志社大学の柱のひとつとなっている「自由主義」は、この組合教会の考え方から生まれ、継承されているものと言えます。同志社のめざす教育理念「良心教育」もまた、新島がキリスト教を基盤としたアメリカの生活から学んだことでした。
学生たちに良心を喚起する風を送り続けるキリスト教とは、どのような宗教なのでしょうか。キリスト教文化センターを中心に、キリスト教そのものや、キリスト教が生み出したさまざまな文化について、幅広く紹介し、それらに触れる場や機会を提供しています。

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