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自然と調和した空間で 高い「志」を持って学ぶ

在学生の視点から、同志社ライフの「いま」をお届けする本特集。前回の今出川キャンパス編に続き、今回は京田辺キャンパスの学生3名にお話を伺った(所属などは取材当時のもの)。

2023年10月12日 更新
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左から、文化情報学部4年次生 杉本義貴さん、同 山本廉さん、同 今紺楓仁さん

自然と調和した美しい空間

 約9,000人の学生が学ぶ同志社大学京田辺キャンパス。理系学部や文理融合の学部棟をはじめとして充実した設備を備える各研究施設のほか、同志社ローム記念館や情報メディア館など、情報教育設備も整えられた空間が広がっている。キャンパスツアーガイドとして活動もされている学生の皆さんに、自分なりのお気に入りスペースについてうかがった。

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ローム記念館のオープンスペース
今紺

ローム記念館の最上階(3階)にあるオープンスペースが気に入っている。学内の中でも比較的空いているスペースであることに加えて、自分の母校の同志社国際高校が見えるなどとても景色がよく、居心地の良い空間になっている。

山本

私は光館がお気に入り。スペースがゆったりしているので、集中して考えごとができるほか、館内のデザインもおしゃれで洗練されている。日中はガラス張りの窓を通して光が溢れ、水が張ってあるスペースもありとても美しい。

足立

私は夢告館の裏側、知証館近くの噴水のある通路(写真下)を日頃の散歩道にしていて、研究に行き詰まった時などはよく、噴水の周りをぐるぐるまわりながら考えを巡らせている。今は脳の神経細胞の働きから認知・知覚のことを数理的に解決する試みや、データ分析のことなどを研究している。研究にあたってはプログラミングを多用するが、基本的にPCとにらめっこする研究なので、ずっと椅子に座っていて行き詰ったときは、散歩をしているとアイデアが浮かんでくることもある。夕焼けどきは特にきれいなのでお気に入りの時間帯になっている。京田辺キャンパスは、自然と建物が調和していて、とても美しい空間が広がっている。

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山本
自然と共存している、というのは僕も思うところがあって、たとえば夢告館と情報メディア館の間にある、筒城宮址の碑は本当に鳥のさえずりだけが聞こえるような静かな空間で、そういう空間がキャンパス内にたくさんあるのは魅力的だなあと思う。
杉本
キャンパス西門近くには大御堂裏山(おおみどううらやま)古墳があるなど、かつて都もおかれていたという京田辺の地は、歴史の深さも感じることができ、恵まれた土地だと感じる。

京田辺での学び

文化情報学部に所属する3名。各々のユニークな研究内容から、同志社大学・京田辺の魅力についてひもといていく。

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杉本

文化情報学は、人間の営みすべてを「文化」と捉え、データを使い分析するというもので、文系理系関係なく進学することができる。また京都という文化の中心に大学があるということ、自然と調和した豊かな空間で研究ができることもとても魅力的だと感じている。私が配属されている複雑システム科学研究室は昨年から着任された阿部真人先生の研究室で、研究室の立ち上げから関わることができ、とても貴重な経験となった。

今紺

先ほど述べた環境の良さももちろんのこと、設備もとても充実している。文化情報学部という学部は学びの内容もユニークであると思う。私は野球における最適な打順についての分析をしているが、自分のやりたいこと・学びたいことを実現できる環境があると日々感じている。「こういうことを勉強してみたい」学びたいテーマがある人にはとても向いている大学だと思う。

山本

今は身体メディア研究室というところでパーソナルスペースなどについての研究をしているが、学生の中には伝統芸能に造詣が深い人や、演劇・お笑い分野の研究をしている人もおり、とても多様性に満ちている。近畿圏以外の出身の学生も多い。日々いろいろな刺激を受けながら研究をすすめることができ、自分の成長を日々実感している。

それぞれの「志」を持って

今紺

国際交流が盛んであることや、キリスト教主義であることなどももちろんだが、ユニークな学びがあることが同志社大学の最大の魅力の一つだと言えると思う。

山本

私は進学の際、「どの大学にするか」よりも「何を学びたいか」を一番重視した。今の研究は同志社でしかできないものだと思うし、この環境で学べることにとても満足している。

杉本
他の2人と同じで、自分なりの「志」を持った人には素晴らしい環境だと思う。教員側も学生側も、本当に多種多様な人がおり、同志社でしか得られないもの、学べないことがたくさんあると思う。そこには偏差値を超えた魅力があると思っている。




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図書館前にて