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今を紡ぐ、人を結ぶ 〜同志社EVE〜
11月29日の同志社創立記念日を祝う行事として、11月1日〜28日まで開催される「同志社EVE」。
中でもEVE出店期間と称される26日〜28日の期間中は、学生の手による出店やステージイベントなど様々な催しが執り行われる。今回はそんな同志社EVEを陰で支える立役者、実行委員の皆さんにお話を伺った。
同志社EVEについて
(話:実行委員長 葛野伸哉さん)
同志社EVEは「学生の自主管理・自主運営」と「団体の活動の発露の場」という活動理念のもとに開催されています。今年のテーマは「今を紡ぐ、人を結ぶ」。大学生によって作り上げている「今」を大切にしながら、「人」を結ぶことによって、誰かにとって特別な場所を提供できたら、という想いを込めています。
詳細はホームページや公式SNSを見ていただければと思いますが、今年もステージイベントから出店、その他各種企画が目白押しです。コロナ禍を経て4年ぶりに対面開催となりますので、大きな盛り上がりが期待されます。
それぞれの仕事と、同志社EVEにかける想い
実行委員長 葛野 伸哉さん
委員長としての主な仕事は、全体管理と、各組織の進捗を見て円滑な進行を手助けすることです。組織のトップとして失敗が許されない仕事でもあるので、プレッシャーを感じることもありますが、合計60名という比較的少人数制の実行委員会の雰囲気はとてもよく、和気あいあいと楽しんでやっています。
一年次生の時からEVEを見ていますが、ずっとコロナ禍により活動制限下だったため、少し寂しく思っていました。私自身、一年次生の時には広報局で、二年次生のときには総務局で活動していました。総務局時代はLEDモニターを初めて導入して、ステージ上の様子を離れた場所でも臨場感をもって見てもらえるようにしたり、ステージの幕間に出展情報や団体活動の宣伝を映すことで空き時間も視覚的に彩れるようにしたりするなどいろいろな仕事をこなしてきました。こうした経験が今に生きていると感じています。
今年は4年ぶりの完全対面開催とあって、多くの方の来場が見込まれます。参加団体それぞれの輝く場所を提供して、EVEをきっかけにもっと発展して欲しい。EVEがその鍵になればいいなと思っています。
広報局長 松村 莉奈さん
広報局の主な仕事はパンフレットやポスターなどのデザイン・制作や、公式SNSでの発信、ホームページの管理などです。イラストレーターというソフトを主に使うのですが、私自身も広報局に入るまで使ったことがなかったので、ソフトの操作方法に慣れるまでも大変でした。
デザインは完成がない作業なので、メンバーのみんなとああでもない、こうでもない、と考えながら作り上げていくことが楽しいです。
一人でも多くの人にEVEの魅力を伝えるために、パンフレット制作からSNS発信まで幅広く頑張っています。ぜひたくさんの人に見ていただいて、来場していただいて楽しんで欲しいなと思います。
企画局長 川上 慶人さん
企画局では、一人一つ企画をもって、それを推進していきます。芸能人を招聘したステージイベントから、ラップバトルなど多種多様な企画があり、各メンバーもお互いに意見交換しながら作業を進めています。私自身は有名人ステージイベントを担当しています。企画は、当日がくるまで結果がわからないという怖さもありますが、いざ当日に来場者が盛り上がっている様子をみると、非常に達成感を感じます。
EVEならではのユニークな企画としては、「テーマソング企画」があります。毎年学生の中からEVEのテーマソングを募集し、選出されたものを当日BGMとしてキャンパス内で流したり、ステージで演奏していただいたりします。今年は応募のあった7曲の中から、メンバー全員が一年次生のバンド(キッチンズ)の曲が採用されています。その他にも来場者が楽しめるような仕掛け作りをいろいろと考えているので、ぜひ楽しんでほしいです。
事務局長 後藤 希萌さん
事務局はその名の通り、全体統括や100以上に及ぶ団体(サークル・ゼミ・部活など)のテント出店や教室で実施される企画の管理 を行なっています。特にテントの本格出店は4年ぶりになるので、火気取り扱いの指導などは、消防局の指導も仰ぎながら慎重に進めています。
運営を進めていく中ではトラブルもあり、団体を取りまとめるのはとても大変ですが、本番と片付けが終わった後に、「事務局のおかげで無事に成功できたよ」と労いの言葉をかけられると、やってよかったなあと感じます。
コロナ禍前のEVEに戻す、という目標でやってきましたが、実際にはブランクも大きく、苦労する場面もたくさんありました。同志社EVEを、たくさんの人に「安全・安心」して楽しんでいただけるように、全力で頑張ります。