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豊かな歴史・文化に包まれながら 学生生活と競技生活の両方を充実させる(後編)
2024年12月26日 更新

部内外での人のつながりや 伝統から学びと刺激を得る

- 水橋
プレーヤーとしても学生としても、同志社大学は非常に恵まれた環境だと感じています。
私は、商学部のOBも参加して研究成果の発表などを行う「樹徳会」に参加したことが印象的でした。新しい知識や視点を得ることができましたし、たくさんの先輩方と交流でき、学びを得ることができました。留学生も大勢いて学内で交流できることも魅力です。外国の暮らしや文化を気軽に学ぶことができるのは、とても楽しいです。
- 福井
- インカレについては水橋主将の言うとおりです。それに加えて3年生である私の場合、4年生が引退した先を意識するようになりました。私はディフェンダーなのですが、ディフェンス陣には4年生の先輩が2人いて私たち後輩を引っ張ってきてくれました。その先輩たちに代わって、来年からは私がディフェンス陣の先頭に立たなければいけないという思いを強くしています。ディフェンス陣はもちろんのこと、チームのみんなから頼られる選手になることがこれからの目標です。
- 阿部
- 後輩の私が言うのもおこがましいのですが、私はチームのみんなから頼られ、期待されていることを自覚しています。その思いにしっかりと応えられるプレーヤーになることがこれからの目標です。大事な場面でゴールを決めたり、決定的なパスを出したりする「大舞台で仕事をする」選手になりたいです。


仲の良さとプレー機会の多さは 少人数のチームならでは
- 水橋
- 卒業後は京都に残って就職することが決まっています。アイスホッケー部にも、コーチとして関わることになっています。社会人になって、今とは形が違いますが部の助けになり続けたいです。
- 福井
- 私はまだ卒業後の具体的な進路は決まっていませんが、出身地でもある関西でアイスホッケーに関わり続けたいと考えています。北海道など遠隔地の出身者が多いアイスホッケー界ですが、関西でもアイスホッケーを頑張っている子どもたちは大勢います。地元・滋賀をはじめ、そういった関西の選手に「同志社大学でアイスホッケーを続けようよ」と呼びかけていきたいですね。
- 阿部
- 私は卒業後は北海道に戻ることにしています。アイスホッケーにはもちろん関わり続けます。私を応援してくれた同志社大学のOBのように、今度は私が関西の大学へ進学を考える高校生たちを応援してあげたいです。
- 福井
- 同志社大学アイスホッケー部は、人数の少なさが魅力であり強みです。みんな仲がいいため、厳しい上下関係に悩まされるようなことはありません。プレーする機会も多いので、選手としても成長できます。「大学の体育会って厳しそう」と思ってためらっている人や、「せっかく大学で競技を続けても、試合に出られないようでは楽しくない」と思っている人にはお薦めの環境です。
- 阿部
- 私は人口が1万人にも満たない町から来たので、夜になっても明かりが消えない京都の町に最初は驚きました。北海道出身者にありがちなのですが、京都の夏の暑さにはまだ慣れません。それでも、京都という町がすっかり好きになりました。瓦屋根の建物が並ぶ町並みは北海道とはまったく違って新鮮ですし、大学のキャンパス内には明治時代に建てられた歴史的な建築物がいくつもあります。大学のすぐ隣は京都御所です。そして、少し足を延ばせば有名なお寺などがいくつもあります。こんなに豊かな歴史や文化を感じながら毎日を過ごすことができ、なおかつ大好きなアイスホッケーができるなんて、素晴らしい場所だと思います。
- 水橋
- 私たちのチームは、ほとんどの選手が一人暮らしか自宅通学です。活動費用を稼ぐためでもありますが、アルバイトもしています。これは言ってみれば、「普通の学生生活」です。「高校まで打ち込んできたアイスホッケーを、大学でも高いレベルで続けたい」「学生生活も楽しみたい」という2つの思いをかなえたいと考えている人は、ぜひ同志社大学に来てください。
アイスホッケー部は卒業生のつながりも魅力です。私が生まれ育った地元のリンクには、同志社大学アイスホッケー部のOBの方がいます。その方には以前から随分とお世話になっています。私が同志社大学への進学を決めたときも応援してくれました。北海道にはアイスホッケー部OBの「北海道支部」があります。同志社大学への進学を考える高校生をサポートしてくれたり、大学卒業後に地元に戻るアイスホッケー部員の相談に乗ってくれたりと、さまざまな形で現役生を支えてくれています。
授業がどれもとてもおもしろいです。特に印象的なのが、ディスカッションを行う授業です。クラスメイトの考え方や話の組み立て方などにいつも驚かされつつ、たくさんの刺激をもらっています。ディスカッションの経験は、プレーに関してチームで話し合う場面などに活きているように思います。