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頑張る人を鼓舞し続けて120年 ~同志社大學應援團~(後編)
2025年8月8日 更新

自由な環境だからこそ責任感と主体性が生まれる

- 花川
- 私たちの活動は、同志社という伝統に支えられている部分がたくさんあると日々感じています。應援團の卒業生の方々は、現役生の「これをやりたい」という意思を尊重しながら密にサポートしてくださいます。2024年度は準硬式野球部が全国大会に出場したのですが、その際には、応援に出向く私たちの費用を援助していただきました。
- 水谷
- 同志社の創立者である新島襄の精神は、應援團の活動にも受け継がれているように思います。応援歌の中でも、「学び伝えよ 新島精神」と歌われています。
- 加藤
- 同志社には自由があります。自由だからこそ、自分で決め、自分を律する必要があります。責任感や主体性が自然に養われる環境なのです。私は理系学部なので学年が進むと研究で忙しくなるのですが、同じように部活を頑張っている学生も周囲にいます。指導部には同級生もいてくれます。刺激し合い、支え合いながら部活動と勉強の両立を目指せることが、同志社の魅力です。
- 藤田
- 知識が豊富だったり多彩な経験をしてきたりと、周囲の学生から多くの学びを得ることができるのが、私が感じている同志社の魅力です。刺激を受けながら自分自身も成長することができます。
- 水谷
- 同志社には高い志を持った学生がたくさんいます。そういった人と日常的に接することで、「自分も頑張ろう」と思えるんです。
- 花川
- 3人の話に付け加えるなら、キャンパスのきれいさが魅力です。同志社に通い始めて4年目になりますが、いつ来てもやはり、「きれい!楽しい!」という気持ちになります。
120人のメンバー誰もが、「やり切った」と言える1年に

- 藤田
- 私は太鼓を担当する「鼓手」を務めています。團旗が應援團のシンボルなら、太鼓は應援團の心臓とされています。太鼓が止まると心臓が止まってしまうのです。味方チームの攻撃中は決して太鼓を止めず、選手にも観客にも血液を送り続けられる鼓手でありたいです。さらに言えば、他大学に負けない鼓手、「同志社の太鼓はすごい」と言ってもらえる鼓手でありたいです。
同志社大学に入学したのは、公認心理師の資格を取得したかったからです。現在所属している心理学部で学んだ後はアメリカに行き、現地で心理カウンセラーとして働くことが目標です。
- 加藤
- 誰よりもきれいなエールを送ることができるよう、練習を積み重ねていきたいです。私が務めている旗手は、指導部のなかでエールが一番上手な人が務める役割とされています。誰もが認める旗手になれるよう、今以上に自分を律して努力を重ねていきます。
将来の進路はまだ明確ではないのですが、まずは目の前の勉強にしっかりと取り組み、方向性を定めていこうと考えています。
- 水谷
- 指導部出身の4年生がいないのは、2013年度以来のことです。この年度の先輩方に少しでも追いつくことが今の目標です。私自身は、卒業後は金融業界で就職したいと考えております。
- 花川
- およそ120人いるメンバーの1人ひとりに、後悔のない1年を送ってもらいたいです。そのために、1回1回の応援やステージを大切にしようと呼びかけています。誰もが「やり切った」と言えるようになるための環境を作ることが、私の役割だと考えています。私自身の将来については、英語が好きなので、キャビンアテンダントになりたいです。
大学には勉強や部活動、留学など、選択肢がたくさんあります。大学は「人生最後の学生生活」でもあります。何に打ち込むかは自分次第ですし、あっという間に時間が過ぎてしまうかもしれません。長いようで短い大学生活を、ぜひ充実させてください。同志社大學應援團であれば、青春を満喫できることは間違いありません。興味がある人や、大学時代の過ごし方を迷っている人は、体育会の試合や学内外でのイベントなど、應援團の活動を見に来てください。お会いできることを楽しみにしています。
