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My Purpose ~挑戦する人~

谷尻 萌さん【社会学部メディア学科 3年次生】

昨年10月からフジテレビ系『めざましどようび』に第11代目お天気キャスターとして出演
小学生の頃からの夢であるアナウンサーを目指しポジティブな姿勢で日々努力を重ねている

 アナウンサーという仕事に憧れを抱いたのは小学生の頃だった。その夢を実現するために、迷うことなく社会学部メディア学科を選択した。同志社大学の自由主義を掲げる校風、自発的に様々なことに挑戦できる環境も魅力的だったという。3年間の学びの中でメディアから発信される多様な情報を的確に読み解くメディアリテラシーも養われてきたと実感している。主体的な学習ができる最先端の設備やスペースなどを完備したラーニング・コモンズも積極的に活用してきた。現在、演習はメディア人類学、メディア文化を研究している勝野宏史准教授のゼミに所属している。谷尻さんが取り組んでいるテーマはAI アナウンサーである。「人工知能に音声データなどを学習させて文章を読み上げることができるようにしたのがAI アナウンサーです。これに優るためには、どうすればよいのかということを追究すれば、人間のアナウンサーとして重要なことが見えてくると考えています。例えば、共感を深めること。天気予報であれば、実感を込めることが大切です。また、AI アナウンサーは一辺倒な発音になりがちですが、人間の場合は高い声域から低い声域まで出すことができます。これを巧みに使って話すようにすれば、視聴者の方々の心をより強く捉えることができると思います」。卒業論文では、この比較研究に加えてAIについての考察も行い、人間ならではの価値も探究する予定である。
 課外活動では2年次生の時まで同志社室内楽団に所属し、フルートを担当。そのメンバーをはじめ授業やグループワークなどでも数多くの友人ができ、英語検定2級の語学力を活かして留学生との交流も広がったと微笑む。この他にも資格は漢字検定準1級、ニュース検定2級、スキー検定2級を取得。趣味のピアノは小学3年生から続けている。コンテストでも第6回ミスはちみつクイーンコンテストでグランプリ、第67 代今宮戎神社福娘代表、日本きものシステム協同組合主催モデルオーディションでドリームエンジェル8期生に選出された。自分の心のアンテナに引っかかったものには果敢に挑むタイプであり、そのすべてがアナウンサーへの挑戦に役立っていると語る。
 フジテレビ系『めざましどようび』のお天気キャスターを務めるようになったのは昨年10月からである。「選ばれた時は舞い上がるほど感激しました。毎週前日の金曜日に東京に向かいます。当日は午前3時に起床なので、目覚まし時計を3つセットしています(笑)。毎回、本番前は凄く緊張します。でも、初回の時に13 m 前後の強風でマイクカバーが吹き飛び、セットしていただいた髪も大きく乱れ、目が点になったのですが、何とか凌ぎました。この経験があるので、もう怖いものなしです(笑)。体調管理が大切なので平日は午後10時には就寝し、睡眠を十分に取るようにしています」。女性アナウンサーは谷尻さんが目指す理想の女性像である。そのために、知力を高め、心を耕し、感性を磨き、身だしなみや立ち居振る舞いにも気を配り、その憧憬に少しずつでも近づきたいという。

My purpose動画

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