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My Purpose ~挑戦する人~

吉田 陽菜さん【グローバル地域文化学部 1年次生】

愛知県出身。姉の影響で5歳からフィギュアスケートを始める。ノービス時代に習得したトリプルアクセルを武器に、今シーズンからシニアへ。試合前のルーティンは糖分補給に羊羹を食べること。 木下アカデミー所属。

ジャンプを強みに大技に挑み続ける揺るぎない覚悟

トリプルアクセルは、いつも世間に大きな感動を与えてきた。女子フィギュアスケートの大技として1988年の伊藤みどりさんの成功から、浅田真央さんや紀平梨花選手などの類い稀なる才能を持つフィギュアスケーターが挑んできた壁。そのそうそうたる顔ぶれに名を連ねているのが、吉田陽菜さん。

今年3月、カナダ・モントリオールで行われた世界選手権に初出場し、8位という成績を収めた。幼い頃からジャンプが得意だったという吉田さんが、トリプルアクセルを跳びたいと思ったのは中学1年生のとき。チャレンジカップで、アメリカのアリサ・リュウ選手が跳んでいるのを見て衝撃を受けた。「当時はできる人が少なくて。同い年の選手の成功を目にして、自分も跳んでみたい、いや跳べる!と思いました」。帰国後、すぐに練習をはじめた。これまでを「ジャンプと共に戦ってきた」と話す吉田さん。高い技術力を強みに、シニアデビュー1年目にして世界選手権へ。緊張もプレッシャーもあるが「このレベルまで来たら当たり前のもの」と受け入れる。「『これだけやってきたからきっと大丈夫』って思える練習をすることが、大事なんだと思います」と語る口調は柔らかだが、芯の強さがうかがえる。

現状の課題は、表現力。トップ選手たちの洗練された演技を間近に感じ、その思いはより一層強くなった。吉田さんは、同志社大学での学びが課題解決の糸口になるのではないかと考える。インターナショナルスクールに通っていたこともあり、国際的に活躍したいという気持ちからグローバル地域文化学部に進学。試合で何度か訪れ、大好きだというヨーロッパ地域の歴史や文化、言語などの知識を深める。そんな中、新しいプログラムに選んだ曲は、フランス語の音楽。大学での学びも強さに変え、フィギュアスケーターとして躍進していく。その歩みに欠かせないのはやはり、トリプルアクセル。吉田さんにとって、ずっと共に戦ってきた〝相棒〞のような存在。「現役の間はずっと跳び続けたいです」と語る背景には、浅田真央さんの存在がある。「挑み続ける姿に勇気をもらいました。次は自分の番。見てくださる方々に感動を与えられるような選手でいたいです」。大技とタッグを組み、世界の壁に挑み続ける。


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