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My Purpose ~挑戦する人~

梶本 一花さん【スポーツ健康科学部 4年次生】

ニティースイミングをきっかけに水泳を始める。第101回日本学生選手権水泳競技大会では自由形の400m、800mで二冠を達成。第79回国民スポーツ大会のOWS女子5km優勝。

日本勢も、長距離種目で戦える!

まだ日も昇りきらない京田辺キャンパスのプールに、水を切る音が響く。インカレを間近に控えたこの日は、フォームの一つひとつを確認するように、入念な調整を行っていた。梶本さんには2つのステージがある。プールでの「競泳」、そして、自然の海や湖、川などで行われる「オープンウォータースイミング(OWS)」だ。世界水泳での優勝など、国内外で活躍する梶本さんだが、世界の舞台を目指したのは意外にも、大学生になってからだった。

生後4カ月からベビースイミングを習い、本格的に競泳を始めたのは小学生の頃。持久力に自信があったといい、当時から「長距離の方が向いている」とコーチにも言われていたそうだ。そんな経緯もあり、中学3年生の時に初めてOWS女子5㎞ に出場した。しかし、梶本さんにとっては、海に入ること自体が初めての経験だった。

「その時はとにかく海が怖くて。『早く終われ!』と思いながら泳ぎました(笑)。結果は完泳で精一杯だったんですが、達成感は強く残りました」

それ以降もコンスタントに大会へ出場し、大学1年生の夏、世界ジュニア選手権の日本代表に初選出された。10㎞を泳ぐために鍛え上げた泳力は、競泳の記録向上にもつながり、今年の日本選手権では自由形の400m、800m、1500mで三冠を達成。競泳とOWSの2種目の日本代表として臨んだ世界選手権では、3㎞ノックアウトスプリントで優勝、5㎞でも3位に入るなど、日本勢初の快挙を成し遂げた。

多くの記録を持つ梶本さんだが、プレッシャーは感じていない。「良い結果でもそうでなくても、温かく応援してくださる人たちばかりなので、安心して頑張れるんです。ハードな練習が良い結果につながったり、国内外の大会で友だちができたり。水泳を楽しむ理由が増えるにつれて、メンタル面も強くなったように思います。支えてくださる人やライバルのおかげで、今はとても充実した競技生活を送れています」。目下の目標は、競泳とOWSの二刀流で2028年のロサンゼルスオリンピックに出場することだが、その先にはさらに大きな夢がある。

「日本人は長距離種目で戦えないというイメージもまだまだあると思うので、もっと活躍して盛り上げていきたいです。私が競泳を頑張ることで、OWSについてももっと知ってもらえたら嬉しいですね」


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