1. 同志社大学ホーム
  2. 大学紹介
  3. Cyber学長室(学長からの回答)

Cyber学長室

学長へのご質問・ご提言

同志社であること

2005年10月更新
近年の同志社は学部新設・再編や専門職大学院の設置など、時代の流れに合わせた変化をしていると感じられます。しかし、学生の多くは「同志社」の名前の意味、設立の過程だけでなく、新島先生の教育への理念すら知らずにいます。
また、同志社教育の根底である「キリスト教」に全く触れることなく卒業していく学生が多くを占めています。
大学のカリキュラムがそのようになっている今の現状では仕方のないことだと思います。
先にも書いたような今の同志社の変化は、同志社がただの「いち地方大学」に向かっているだけにみえます。
同志社である必要どこにあるのでしょか。
もし、新島先生が生き返られたら、今の同志社を見て嘆かれるでしょう。どこにも「同志社らしさ」はないのですから。
もし「真の同志社教育」を貫くと学校としてやっていけないのなら同志社が無くなることも仕方のないことだと思います。
母校が無くなることは悲しいことですが、「同志社」ではない同志社をみていることはもっと辛いです。
学長は「同志社であること」についてどのようにお考えでしょうか。

学長からの回答

本学の教育の特色は、創立者新島襄以来の「学生を大切にする学風」であり、「リベラルアーツ教育」です。
少人数教育を土台として、これからの時代に求められる「教養教育」や「導入教育」のカリキュラム開発、また、正課・課外を包括した学生個人の生き方をサポートする支援体制充実などの施策を展開、「良心を手腕に運用する」全人的教育を目指しています。
これらの取り組みの一部は、意欲的な教育活動として国の「特色ある大学教育支援プログラム(Good Practice)」に採択されるという評価を得ました。
カリキュラムに関する近年の具体的な施策としては、教養教育検討委員会のもとに4つの小委員会(教養教育小委員会、外国語教育小委員会、保健体育教育小委員会、同志社科目教育小委員会)を設置し、2005年度から「建学の精神」を学ぶことができる「同志社科目」を設置しました。

「同志社科目」は、下記の3つに分類されます。
  1. 基本科目…建学の精神の基本を学ぶ入門科目
  2. 展開科目…建学の精神を詳しく学ぶ発展的な科目
  3. 関連科目…建学の精神に広く関連する科目(キリスト教思想の根本や歴史などをより専門的に学ぶ科目を含む)

また、キリスト教文化センターでは、今出川・京田辺両校地において、毎週チャペル・アワーを開催し、地道ではありますが着実に、誠実に活動を継続しています。学生のみなさんの積極的な参加を期待しています。
校風というものは、空気のようなもので、在学している間は無意識で気づきませんが、それはいつの間にか、みなさんひとり一人の人格形成や思想形成に有形無形に影響を及ぼすものであると、私は考えています。