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Cyber学長室

学長へのご質問・ご提言

私立大学等経常費補助金について

2006年3月更新
毎年のことですが、新聞報道等で、文部科学省の私学補助事業の実績データが公表されていますが、母校の補助金の額が、他の有力私学と一般に言われている大学に比べ、少ないように思います。同志社が国家に貢献している実績は、決して劣ってはいないと思われるにもかかわらずです。小生が卒業・就職して、何十年も前から同じように少ないと思っています。
金額の大小は、学生数、教員数、学科(理系、文系、医系等)により、算出根拠が異なるのは承知していますが、それにしても他大学に比べ、少ないように思います。補助金の種類によって異なると思いますが、補助金を受ける場合には、自己資金も必要とされるのが一般的だと思いますが、補助金申請自体が他大学に比べ少ないのでしょうか?
簡単な情報で結構ですのでお教え下さい。
また、理系(工学)のOBとしての要望ですが、理系大学院の充実を期待しております。関西学研都市での生命工学(出来る限り早期の医学分野を含め)への展開を期待しています。

学長からの回答

教学条件の向上には財政の安定が欠かせません。本学は、学費への依存をできるだけ抑えるために、収入構造の多様化の一環として補助金の増収に努めてまいりました。
ご質問にある新聞報道は、国庫補助金のうち「私立大学等経常費補助金」の交付実績に関するもので、本学の場合、2003年度までは交付額26〜27億円で、ランキングは20位以下でしたが、2004年度は36億円で13位となりました。2005年度は特色ある事業や教育研究の高度化に対する補助の増額により、昨年度を上回る37億円で12位となっています。
補助金が増額となったのは、教職員数の増加によって教員1人当りの学生数が減少したこと、学費収入に占める教育研究経費の割合が増加したことなど、積極的な教学改革の推進によって教学条件の比率が向上し、補助金額の積算根拠となる要因が改善したことが理由です。
ご指摘のように、経常費補助金は学生数、教職員数など大学の規模によって左右されます。また、医歯学部に対する配分が多いため、必然的に医歯学部のある大学がランキングの上位を占めます。医歯系大学を除くと、2005年度実績で、本学は早稲田、立命館、中央、明治についで5位となりますが、この4校はいずれも3万人を超える学生数を有しています(通信課程含む。本学は2万4千人)。
交付額を学生1人当りに換算すると、早稲田19万円、立命館15万円、明治12万円、中央11万円に対して本学は15万円となり、相応の補助金を獲得していることがおわかりいただけると思います。
ご参考までに、2005年度経常費補助金交付額の一覧は、以下のホームページに掲載されています。