'17年5月25日 更新
5月23日(火)、京田辺校地ローム記念館劇場空間において、学生支援センター主催♭(ふらっと)プログラム「mooga booga 短編アニメ上映」を開催しました。
「mooga booga(むーがぶーが)」は、髙野真さんと髙野文子さんによるアニメーションプロダクション兼アートユニットで、“くらしの中での想像力” をテーマに、人形や立体物を中心としたアニメーション技術を用いて、TV番組・MV・短編アニメ・ギャラリーでの発表等、様々な領域で活動されています。
今回のプログラムは、単にアニメ作品を鑑賞するだけではなく、高野監督によるメイキングトークに合わせて製作風景がスクリーンに映しだされたり、実際に撮影で使用した様々なキャラクターの人形・絵コンテ・スケッチなども展示されたりと、コマ撮りアニメーションの制作工程を知ることができる構成となっていました。
今回は3本の作品が上映されました。スタートは、学生にも馴染みが深いタレント三戸なつめさんのミュージックビデオ「前髪切りすぎた」。歌う三戸なつめさんに絡むように、粘土等で制作された「こなつめ」「妖怪?」「スマイル顔のアイコン」などのキャラクターが、コマ撮りの技法で生き生きと、そしてコミカルに動きます。
2本目は短編コマ撮りアニメ「境目のある世界」。原案は「日本昔話版かちかち山」と「太宰治版カチカチ山お伽草紙子」。これに監督の解釈が加わり制作された作品です。スクリーンに映し出される映像の中で、ウサギや狸のキャラクターが繊細に動き、物語の静かで独特の世界観に、来場した学生たちは真剣なまなざしを向けていました。
3本目には、高野監督が1年の歳月をかけて、身の回りにあるものを使い、思いつくままに撮影・編集し、写真・動画共有SNS「Instagram」上で毎週1本ずつ発表した、全62作品「日曜日のコマ・グラム」の中から、♭プログラムのために選りすぐりのコマ撮り作品が上映されました。
上映後、本学学生2名と監督によるメイキングトークが行われました。監督は現在の活動に至るきっかけについて、「あらゆるものに魂や生命を見出す“アニミズム”の考え方や、そういう考え方を生み出した人間の想像力や感受性に惹かれた」と語り、また自身の活動や作品を通して「人間以外のすべてのものに思いを巡らせるということは、人と人の関係にもつながる。他人の気持ちを思う想像力や、喜びや痛みを感じることができる心の感受性を、人はもっと大事にしなければならないと思っている。」とのメッセージを残されました。 プログラム終了後には、学生たちが監督を囲んで熱心に技法などを質問していました。
♭(ふらっと)プログラムは、京田辺校地において学生支援センターが開催している、コンサートや映画などの多彩なプログラムのこと。授業の合間に“ふらっと“立ち寄ってほしいという思いをこめて、開講期間中、不定期に開催しています。今後の♭プログラムの予定はこちらのページをご参照ください。みなさまのご来場をおまちしております!
「mooga booga(むーがぶーが)」は、髙野真さんと髙野文子さんによるアニメーションプロダクション兼アートユニットで、“くらしの中での想像力” をテーマに、人形や立体物を中心としたアニメーション技術を用いて、TV番組・MV・短編アニメ・ギャラリーでの発表等、様々な領域で活動されています。
今回のプログラムは、単にアニメ作品を鑑賞するだけではなく、高野監督によるメイキングトークに合わせて製作風景がスクリーンに映しだされたり、実際に撮影で使用した様々なキャラクターの人形・絵コンテ・スケッチなども展示されたりと、コマ撮りアニメーションの制作工程を知ることができる構成となっていました。
今回は3本の作品が上映されました。スタートは、学生にも馴染みが深いタレント三戸なつめさんのミュージックビデオ「前髪切りすぎた」。歌う三戸なつめさんに絡むように、粘土等で制作された「こなつめ」「妖怪?」「スマイル顔のアイコン」などのキャラクターが、コマ撮りの技法で生き生きと、そしてコミカルに動きます。
2本目は短編コマ撮りアニメ「境目のある世界」。原案は「日本昔話版かちかち山」と「太宰治版カチカチ山お伽草紙子」。これに監督の解釈が加わり制作された作品です。スクリーンに映し出される映像の中で、ウサギや狸のキャラクターが繊細に動き、物語の静かで独特の世界観に、来場した学生たちは真剣なまなざしを向けていました。
3本目には、高野監督が1年の歳月をかけて、身の回りにあるものを使い、思いつくままに撮影・編集し、写真・動画共有SNS「Instagram」上で毎週1本ずつ発表した、全62作品「日曜日のコマ・グラム」の中から、♭プログラムのために選りすぐりのコマ撮り作品が上映されました。
上映後、本学学生2名と監督によるメイキングトークが行われました。監督は現在の活動に至るきっかけについて、「あらゆるものに魂や生命を見出す“アニミズム”の考え方や、そういう考え方を生み出した人間の想像力や感受性に惹かれた」と語り、また自身の活動や作品を通して「人間以外のすべてのものに思いを巡らせるということは、人と人の関係にもつながる。他人の気持ちを思う想像力や、喜びや痛みを感じることができる心の感受性を、人はもっと大事にしなければならないと思っている。」とのメッセージを残されました。 プログラム終了後には、学生たちが監督を囲んで熱心に技法などを質問していました。
♭(ふらっと)プログラムは、京田辺校地において学生支援センターが開催している、コンサートや映画などの多彩なプログラムのこと。授業の合間に“ふらっと“立ち寄ってほしいという思いをこめて、開講期間中、不定期に開催しています。今後の♭プログラムの予定はこちらのページをご参照ください。みなさまのご来場をおまちしております!

2本目の短編コマ撮りアニメ「境目のある世界」を上映中
上映終了後は、監督によるメイキングトーク

スクリーンで制作過程も紹介
絵コンテも展示
映像の一場面をスケッチしたもの
監督から制作についての思いを司会の学生2名が聞き出します

学生が監督を囲み、制作について熱心に質問します
5月23日(火)、京田辺校地ローム記念館劇場空間において、学生支援センター主催♭(ふらっと)プログラム「mooga booga 短編アニメ上映」を開催しました。
「mooga booga(むーがぶーが)」は、髙野真さんと髙野文子さんによるアニメーションプロダクション兼アートユニットで、“くらしの中での想像力” をテーマに、人形や立体物を中心としたアニメーション技術を用いて、TV番組・MV・短編アニメ・ギャラリーでの発表等、様々な領域で活動されています。
今回のプログラムは、単にアニメ作品を鑑賞するだけではなく、高野監督によるメイキングトークに合わせて製作風景がスクリーンに映しだされたり、実際に撮影で使用した様々なキャラクターの人形・絵コンテ・スケッチなども展示されたりと、コマ撮りアニメーションの制作工程を知ることができる構成となっていました。
今回は3本の作品が上映されました。スタートは、学生にも馴染みが深いタレント三戸なつめさんのミュージックビデオ「前髪切りすぎた」。歌う三戸なつめさんに絡むように、粘土等で制作された「こなつめ」「妖怪?」「スマイル顔のアイコン」などのキャラクターが、コマ撮りの技法で生き生きと、そしてコミカルに動きます。
2本目は短編コマ撮りアニメ「境目のある世界」。原案は「日本昔話版かちかち山」と「太宰治版カチカチ山お伽草紙子」。これに監督の解釈が加わり制作された作品です。スクリーンに映し出される映像の中で、ウサギや狸のキャラクターが繊細に動き、物語の静かで独特の世界観に、来場した学生たちは真剣なまなざしを向けていました。
3本目には、高野監督が1年の歳月をかけて、身の回りにあるものを使い、思いつくままに撮影・編集し、写真・動画共有SNS「Instagram」上で毎週1本ずつ発表した、全62作品「日曜日のコマ・グラム」の中から、♭プログラムのために選りすぐりのコマ撮り作品が上映されました。
上映後、本学学生2名と監督によるメイキングトークが行われました。監督は現在の活動に至るきっかけについて、「あらゆるものに魂や生命を見出す“アニミズム”の考え方や、そういう考え方を生み出した人間の想像力や感受性に惹かれた」と語り、また自身の活動や作品を通して「人間以外のすべてのものに思いを巡らせるということは、人と人の関係にもつながる。他人の気持ちを思う想像力や、喜びや痛みを感じることができる心の感受性を、人はもっと大事にしなければならないと思っている。」とのメッセージを残されました。 プログラム終了後には、学生たちが監督を囲んで熱心に技法などを質問していました。
♭(ふらっと)プログラムは、京田辺校地において学生支援センターが開催している、コンサートや映画などの多彩なプログラムのこと。授業の合間に“ふらっと“立ち寄ってほしいという思いをこめて、開講期間中、不定期に開催しています。今後の♭プログラムの予定はこちらのページをご参照ください。みなさまのご来場をおまちしております!
「mooga booga(むーがぶーが)」は、髙野真さんと髙野文子さんによるアニメーションプロダクション兼アートユニットで、“くらしの中での想像力” をテーマに、人形や立体物を中心としたアニメーション技術を用いて、TV番組・MV・短編アニメ・ギャラリーでの発表等、様々な領域で活動されています。
今回のプログラムは、単にアニメ作品を鑑賞するだけではなく、高野監督によるメイキングトークに合わせて製作風景がスクリーンに映しだされたり、実際に撮影で使用した様々なキャラクターの人形・絵コンテ・スケッチなども展示されたりと、コマ撮りアニメーションの制作工程を知ることができる構成となっていました。
今回は3本の作品が上映されました。スタートは、学生にも馴染みが深いタレント三戸なつめさんのミュージックビデオ「前髪切りすぎた」。歌う三戸なつめさんに絡むように、粘土等で制作された「こなつめ」「妖怪?」「スマイル顔のアイコン」などのキャラクターが、コマ撮りの技法で生き生きと、そしてコミカルに動きます。
2本目は短編コマ撮りアニメ「境目のある世界」。原案は「日本昔話版かちかち山」と「太宰治版カチカチ山お伽草紙子」。これに監督の解釈が加わり制作された作品です。スクリーンに映し出される映像の中で、ウサギや狸のキャラクターが繊細に動き、物語の静かで独特の世界観に、来場した学生たちは真剣なまなざしを向けていました。
3本目には、高野監督が1年の歳月をかけて、身の回りにあるものを使い、思いつくままに撮影・編集し、写真・動画共有SNS「Instagram」上で毎週1本ずつ発表した、全62作品「日曜日のコマ・グラム」の中から、♭プログラムのために選りすぐりのコマ撮り作品が上映されました。
上映後、本学学生2名と監督によるメイキングトークが行われました。監督は現在の活動に至るきっかけについて、「あらゆるものに魂や生命を見出す“アニミズム”の考え方や、そういう考え方を生み出した人間の想像力や感受性に惹かれた」と語り、また自身の活動や作品を通して「人間以外のすべてのものに思いを巡らせるということは、人と人の関係にもつながる。他人の気持ちを思う想像力や、喜びや痛みを感じることができる心の感受性を、人はもっと大事にしなければならないと思っている。」とのメッセージを残されました。 プログラム終了後には、学生たちが監督を囲んで熱心に技法などを質問していました。
♭(ふらっと)プログラムは、京田辺校地において学生支援センターが開催している、コンサートや映画などの多彩なプログラムのこと。授業の合間に“ふらっと“立ち寄ってほしいという思いをこめて、開講期間中、不定期に開催しています。今後の♭プログラムの予定はこちらのページをご参照ください。みなさまのご来場をおまちしております!