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2017年9月10日~14日に開催されたEMLG/JMLG Annual Meeting 2017において、理工学研究科応用化学専攻の藤井香里さんが、ポスター賞を受賞しました。

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'17年9月21日 更新
藤井さんはプロトン性イオン液体中におけるシアノナフトール類の励起状態プロトン移動反応を、時間分解蛍光測定により検討を行いました。その結果、ある種のプロトン性イオン液体においては励起状態において、これまでにない反応中間体による蛍光成分をみいだしました。スペクトルダイナミクスの詳細な解析から、新しい成分はシアノナフトールとイオン液体を構成するアニオンによるクラスターに由来すると考えられ、イオン液体特有の反応メカニズムの発見につながりました。この業績ならびにプレゼンテーションが学会で高く評価されました。

発表題目
Excited-state proton transfer of cyanonaphthols in protic ionic liquids

発表者
藤井 香里 理工学研究科 博士課程(前期課程)応用化学専攻 2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)

連名者
八坂能朗(金沢大学 自然システム学系 助教)
上野正勝(同志社大学 名誉教授)
春日空良(新潟大学大学院 修士2年次生)
俣野善博(新潟大学 自然科学系 教授)
遠藤太佳嗣(同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 准教授)
木村佳文(同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 教授)

Joint 2017 EMLG /JMLG Meeting
理工学研究科応用化学専攻の藤井香里さん
藤井さんはプロトン性イオン液体中におけるシアノナフトール類の励起状態プロトン移動反応を、時間分解蛍光測定により検討を行いました。その結果、ある種のプロトン性イオン液体においては励起状態において、これまでにない反応中間体による蛍光成分をみいだしました。スペクトルダイナミクスの詳細な解析から、新しい成分はシアノナフトールとイオン液体を構成するアニオンによるクラスターに由来すると考えられ、イオン液体特有の反応メカニズムの発見につながりました。この業績ならびにプレゼンテーションが学会で高く評価されました。

発表題目
Excited-state proton transfer of cyanonaphthols in protic ionic liquids

発表者
藤井 香里 理工学研究科 博士課程(前期課程)応用化学専攻 2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科 卒業)

連名者
八坂能朗(金沢大学 自然システム学系 助教)
上野正勝(同志社大学 名誉教授)
春日空良(新潟大学大学院 修士2年次生)
俣野善博(新潟大学 自然科学系 教授)
遠藤太佳嗣(同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 准教授)
木村佳文(同志社大学 理工学部機能分子・生命化学科 教授)

Joint 2017 EMLG /JMLG Meeting