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一酸化炭素(CO)ガスによる体内時計の調節機構に関する研究成果が論文に掲載されました

'18年8月20日 更新
 有毒ガスとして知られる一酸化炭素(CO)は,生物の体内では微量に発生しており,様々な生理機能を持つと考えられています.今回,理工学部機能分子・生命化学科の北岸准教授らの研究グループは,独自に開発したhemoCDと呼ばれる化合物を使って,COと体内時計の関係性を明らかにしました。hemoCDは,生体内に存在するCOを選択的につかまえることのできる物質であり,これを投与されたマウスは,生体内COの低減状態となります。hemoCDを投与したマウス体内では,非投与群と比較して体内時計の制御をつかさどる時計遺伝子群の発現リズムに大きな乱れが観測されました。体内時計は,生物の健康状態を維持するための重要な生体システムであり,分子レベルでの機構解明が望まれています。今回の研究により,有毒ガスであるCOが体内時計の調節に必要な生体内ガス分子であることが明らかとなりました。

題目
Circadian clock disruption by selective removal of endogenous carbon monoxide (内因性一酸化炭素の選択的除去によって生じる概日リズムの乱れ)

掲載誌
Scientific Reports (10.1038/s41598-018-30425-6)


著者
峯岸 彩夏
(同志社大学理工学研究科応用化学専攻 博士課程(後期課程))
佐上 郁子
(京都府立大学 生命環境学部 教授)
根木 滋
(同志社女子大学 薬学部 准教授)
加納 航治
(同志社大学 名誉教授)
北岸 宏亮
(同志社大学理工学部 准教授)
CO
 有毒ガスとして知られる一酸化炭素(CO)は,生物の体内では微量に発生しており,様々な生理機能を持つと考えられています.今回,理工学部機能分子・生命化学科の北岸准教授らの研究グループは,独自に開発したhemoCDと呼ばれる化合物を使って,COと体内時計の関係性を明らかにしました。hemoCDは,生体内に存在するCOを選択的につかまえることのできる物質であり,これを投与されたマウスは,生体内COの低減状態となります。hemoCDを投与したマウス体内では,非投与群と比較して体内時計の制御をつかさどる時計遺伝子群の発現リズムに大きな乱れが観測されました。体内時計は,生物の健康状態を維持するための重要な生体システムであり,分子レベルでの機構解明が望まれています。今回の研究により,有毒ガスであるCOが体内時計の調節に必要な生体内ガス分子であることが明らかとなりました。

題目
Circadian clock disruption by selective removal of endogenous carbon monoxide (内因性一酸化炭素の選択的除去によって生じる概日リズムの乱れ)

掲載誌
Scientific Reports (10.1038/s41598-018-30425-6)


著者
峯岸 彩夏
(同志社大学理工学研究科応用化学専攻 博士課程(後期課程))
佐上 郁子
(京都府立大学 生命環境学部 教授)
根木 滋
(同志社女子大学 薬学部 准教授)
加納 航治
(同志社大学 名誉教授)
北岸 宏亮
(同志社大学理工学部 准教授)
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