学長からのメッセージ

2019年度 入学式式辞

'19年4月1日 更新
 本日、同志社大学は躍動感溢れる京田辺キャンパスで2019年度の入学式典を挙行しております。ここデイヴィス記念館に集われた新入生の皆さん一人一人に同志社大学長として心からの祝福をお贈りします。
 真理の探究という強い欲求と情熱を胸に、皆さんは昼夜を問わず勉学に勤しんでこられました。そして、これまでに流された汗と涙が見事に実を結びました。皆さんお一人お一人の努力に深く敬意を表します。また、式典に臨まれているご子弟の姿を目にされて、保護者の皆様もお慶びのことと存じます。ご入学を心からお祝い申し上げます。
 この壇上で、一点の曇りもない、輝くような新入生の皆さんの眼差しを浴びるとき、教職員一同、同志社教育に寄せられた強い期待を感じるとともに、これから果たすべき責任の重さに改めて身が引き締まる思いです。
 皆さんは高度な学術知識の伝達と創造を期待し、この同志社の門をくぐられました。優れた教授陣と素晴らしい教育環境が皆さんの期待に十分応えるものと、大学長として確信しています。
しかし大学の果たすべき社会的責務はそれだけではありません。
 今後、第4次産業革命といわれるAIやIoT、ビッグデータなどの科学技術が進展し、産業構造の変革や人々のライフスタイルなどの大きな変貌が予想されています。またグローバル化の波や情報化のスピードが非常に速く、10年後の姿を描くことが難しい、複雑かつ不確実な未来社会がそこにあります。
 最高学府たる大学は、高度な専門知識の教授とともに豊かな人間性の涵養という使命を負っています。すなわち、学術技芸の伝達とともに、その知識をどのように実社会や実生活で活用するか、という教養溢れる人物の養成も、大学に課せられた使命です。
 これから皆さんは、それぞれの専門分野における学術研究はもとより、課外活動やその他諸活動を通して同志社人にふさわしい知性と品格を身に着けていかなければなりません。そして将来社会に出てからも、最新の技術に踊らされるのではなく、しっかりと人間らしい知恵と倫理観をもって生きることができるよう、本学でしっかりと学んでいただきたいと思っております。
 さて、創立者・新島襄の手によって設立された同志社大学はその創立から現在144年経過しており、あと6年経てば150周年を迎えます。本学ではその150周年を迎える2025年に向けて、新島の志を受け継ぎながらも、現代社会の諸課題に対応する新たな大学の形を示す中期ビジョンである「同志社大学ビジョン2025」を策定し、教育改革に取り組んでいます。
 このビジョンの中で、重要な項目として掲げているテーマが「学びの形の新展開」です。現在、様々な教育プログラムを展開していますが、その中でこの2019年度からは「新島塾」という新たなプログラムが始動します。
 「新島塾」では、先ほどもお話したような複雑かつ不確実な未来を切り開くことができる、知性と品格を有したリーダーを養成することを目的としています。
特に、大学での学びの手法である「書物を読む」ということを強く意識し、課題解決に向けた「答え」、つまり「解」は常に一つではないということを知ることや、文系、理系といった枠組みを超えた総合知を獲得することなどを目指しています。さらに、同志社大学のリソースを活用し、社会においてリーダーとして活躍されている方から直接学ぶことができる機会などを提供しているのも大きな特徴です。
 他方、グローバル教育においても新たな展開を行っています。
本学はドイツに「同志社大学EUキャンパス」を開設し、この2019年度から現地での新たな教育プログラムの提供を開始しました。今後の社会において、人種や言語、宗教、思想、信条などが異なる人々と共生していくことが非常に重要です。それにはやはり海外で実際に生活し、そこで暮らす人々と触れ合う経験が非常に大切なのです。
 本学では多くの国が、国家を超えた共同事業を展開しているEUに注目し、そこにキャンパスを置いて、新たな知見を獲得しながら、グローバル教育の推進を図っていきたいと考えています。
 本日は2つの事例を紹介しましたが、他にも本学には学生の知的好奇心を大いに満たすことができる、多種多様な教育プログラムを用意しています。
 大学での学びには専門知識や技能、外国語能力など多くのことを学ぶことが求められます。しかし、その中で私が特に皆さんに大切にしていただきたいと感じることは「学問に向かう積極的な姿勢」です。ぜひ大学で「真理」を追い続けていただきたいと思います。
 最後に、我々は「社員たるものハ生徒ヲ鄭重ニ取扱ふ可き事」という新島の遺言を今も変わらず心に置き、教職員一同“ALL DOSHISHA”の精神で皆さんを全力でサポートします。
 大志を抱き、情熱溢れる学生を迎え入れることで、同志社大学がより一層発展し、躍動することを我々一同確信しています。ぜひ共に成長しましょう。
 皆さんの入学を心から祝福し、今後の実り多き学生生活を祈りつつ、大学長としての式辞といたします。
 ご入学おめでとうございます。
 本日、同志社大学は躍動感溢れる京田辺キャンパスで2019年度の入学式典を挙行しております。ここデイヴィス記念館に集われた新入生の皆さん一人一人に同志社大学長として心からの祝福をお贈りします。
 真理の探究という強い欲求と情熱を胸に、皆さんは昼夜を問わず勉学に勤しんでこられました。そして、これまでに流された汗と涙が見事に実を結びました。皆さんお一人お一人の努力に深く敬意を表します。また、式典に臨まれているご子弟の姿を目にされて、保護者の皆様もお慶びのことと存じます。ご入学を心からお祝い申し上げます。
 この壇上で、一点の曇りもない、輝くような新入生の皆さんの眼差しを浴びるとき、教職員一同、同志社教育に寄せられた強い期待を感じるとともに、これから果たすべき責任の重さに改めて身が引き締まる思いです。
 皆さんは高度な学術知識の伝達と創造を期待し、この同志社の門をくぐられました。優れた教授陣と素晴らしい教育環境が皆さんの期待に十分応えるものと、大学長として確信しています。
しかし大学の果たすべき社会的責務はそれだけではありません。
 今後、第4次産業革命といわれるAIやIoT、ビッグデータなどの科学技術が進展し、産業構造の変革や人々のライフスタイルなどの大きな変貌が予想されています。またグローバル化の波や情報化のスピードが非常に速く、10年後の姿を描くことが難しい、複雑かつ不確実な未来社会がそこにあります。
 最高学府たる大学は、高度な専門知識の教授とともに豊かな人間性の涵養という使命を負っています。すなわち、学術技芸の伝達とともに、その知識をどのように実社会や実生活で活用するか、という教養溢れる人物の養成も、大学に課せられた使命です。
 これから皆さんは、それぞれの専門分野における学術研究はもとより、課外活動やその他諸活動を通して同志社人にふさわしい知性と品格を身に着けていかなければなりません。そして将来社会に出てからも、最新の技術に踊らされるのではなく、しっかりと人間らしい知恵と倫理観をもって生きることができるよう、本学でしっかりと学んでいただきたいと思っております。
 さて、創立者・新島襄の手によって設立された同志社大学はその創立から現在144年経過しており、あと6年経てば150周年を迎えます。本学ではその150周年を迎える2025年に向けて、新島の志を受け継ぎながらも、現代社会の諸課題に対応する新たな大学の形を示す中期ビジョンである「同志社大学ビジョン2025」を策定し、教育改革に取り組んでいます。
 このビジョンの中で、重要な項目として掲げているテーマが「学びの形の新展開」です。現在、様々な教育プログラムを展開していますが、その中でこの2019年度からは「新島塾」という新たなプログラムが始動します。
 「新島塾」では、先ほどもお話したような複雑かつ不確実な未来を切り開くことができる、知性と品格を有したリーダーを養成することを目的としています。
特に、大学での学びの手法である「書物を読む」ということを強く意識し、課題解決に向けた「答え」、つまり「解」は常に一つではないということを知ることや、文系、理系といった枠組みを超えた総合知を獲得することなどを目指しています。さらに、同志社大学のリソースを活用し、社会においてリーダーとして活躍されている方から直接学ぶことができる機会などを提供しているのも大きな特徴です。
 他方、グローバル教育においても新たな展開を行っています。
本学はドイツに「同志社大学EUキャンパス」を開設し、この2019年度から現地での新たな教育プログラムの提供を開始しました。今後の社会において、人種や言語、宗教、思想、信条などが異なる人々と共生していくことが非常に重要です。それにはやはり海外で実際に生活し、そこで暮らす人々と触れ合う経験が非常に大切なのです。
 本学では多くの国が、国家を超えた共同事業を展開しているEUに注目し、そこにキャンパスを置いて、新たな知見を獲得しながら、グローバル教育の推進を図っていきたいと考えています。
 本日は2つの事例を紹介しましたが、他にも本学には学生の知的好奇心を大いに満たすことができる、多種多様な教育プログラムを用意しています。
 大学での学びには専門知識や技能、外国語能力など多くのことを学ぶことが求められます。しかし、その中で私が特に皆さんに大切にしていただきたいと感じることは「学問に向かう積極的な姿勢」です。ぜひ大学で「真理」を追い続けていただきたいと思います。
 最後に、我々は「社員たるものハ生徒ヲ鄭重ニ取扱ふ可き事」という新島の遺言を今も変わらず心に置き、教職員一同“ALL DOSHISHA”の精神で皆さんを全力でサポートします。
 大志を抱き、情熱溢れる学生を迎え入れることで、同志社大学がより一層発展し、躍動することを我々一同確信しています。ぜひ共に成長しましょう。
 皆さんの入学を心から祝福し、今後の実り多き学生生活を祈りつつ、大学長としての式辞といたします。
 ご入学おめでとうございます。