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【新島塾】読書から始まる知の探究 小山教授セッション第2回活動

'20年6月17日 更新
社会学部 小山教授セッション 第2回活動
5月30日(土)に社会学部 小山教授による第1期塾生向け「読書から始まる知の探究」セッションの第2回学習が行われた。このセッションは、5月から12月の事後報告会まで全6回の学習で行われ、この日の活動が第2回目であった。今回のセッションも前回に引き続き、オンラインセッションの形式で実施された。Zoomのブレイクアウト機能を利用して、少人数のディスカッションを行ったり、画面上で資料を共有したりと活発な意見交換ができた。その結果、対面形式で行うセッションと変わらず前向きな気持ちでセッションに取り組むことができ、いつも通りの活気ある議論が展開された。

今回のセッションは、前回のセッションで提示された課題をもとに「エリアスタディを行う場所と取り組むテーマ、グループ分けを完了し、事前学習がスタートできる状態になること」を到達目標に定めスタートした。
1講時は、「エリアスタディとして取り上げたいエリアと、そのエリアでの活動を具体的に4つほど挙げ、具体的な活動場所の案があれば併せて提示すること。」という前回の活動後に出された課題を、理由とともに一人ずつ発表し、相互に共有した。

フィールドワーク先の案としては「沖縄県久米島町」、「北海道浦河町」、「徳島県上勝町」、「東京都霞が関」、「鹿児島県薩摩川内市」、「長崎県対馬市」などが挙げられた。活動したいテーマは、民族問題(琉球民族、アイヌ民族)、米軍基地問題、格差問題、大学経営、教育格差、自然環境、伝統文化、福祉・医療、科学技術などと多岐にわたり、学部を超えた学びを求める新島塾生らしい発表となった。昨年夏の合宿後に佐藤 優先生(同志社大学客員教授)に実施いただいたフォローアップのセッションで取り扱った「民族とナショナリズム」や服部教授(政策学部教授)のセッションで学んだ「事おこし」などのキーワードも出され、これまでのセッションでの学びが生かされているのと同時に、その話題について塾生がさらに深めていきたいという姿勢がうかがえた。
また、活動テーマの提案の中には、「テーマに関係する当事者の元を訪れ、直接インタビュー調査や討議を行いたい。メディアを通じてではない実際の声を聞きたい。」といった一歩踏み込んだものもあった。それに対して、小山教授からは大学院生が行うフィールドリサーチの具体例を挙げながら、それには難しい面もあるという見解が示される一幕があった。「扱うテーマによっては、対象者に直接アクセスすることや切り込むことは難しいかもしれない。調査者が長い時間をかけて対象者にアクセスすることで初めてアプローチできるようなものも多くある。いかに客観的に自分たちが知りたい物事の核心に迫り、本質を知るのか、自分たちで書を読み、考え、ディベートをしてその手段と方法を十分吟味したうえで、当事者に聞くべきことを考える必要がある。」とアドバイスを受け、塾生たちは自身の考えについて改めて考え直す場となった。

2講時は4、5人の少人数に分かれてフィールドワーク先と活動テーマについて意見を出し合い、最終案を固めた。小山教授が要点の整理を行いつつ、それぞれの案にコメントや意見を交えて塾生と協議した結果、フィールドワーク先は沖縄県に決定し、活動テーマを3つに絞り込んだ。3つのテーマとして、A.自然環境・生態系を含んだ環境・科学技術、B.社会環境を含んだ格差問題、C.歴史・米軍基地問題を含んだ民族とナショナリズムが選定された。塾生は各自、A,B,Cいずれかの希望のテーマを選択し、どのテーマに取り組むのかグループ分けを行った。単に多数決で決めるのではなく、塾生の様々な意見をうまく取り入れ、テーマを具体的に設定することで、新島塾らしく合理的に決めることができた。
最後に小山教授から、6月下旬に行う第3回学習までの課題として「各グループで仮テーマを決め、事前学習を進めた上で活動内容や訪問先についてのエリアスタディ計画書(第1案)を作成すること」が課された。各グループが具体的にどのようなテーマを設定し、どのような事前学習を行ったのか事前に共有して第3回学習に臨む。
次回のセッションが非常に楽しみである。
編集:新島塾1期生 大村有里依

新島塾塾生による活動記録は、同志社大学新島塾【公式】Facebookに掲載しています。
こちらも是非ご確認ください。
(事務局・高等研究教育院事務室)
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社会学部 小山教授セッション 第2回活動
5月30日(土)に社会学部 小山教授による第1期塾生向け「読書から始まる知の探究」セッションの第2回学習が行われた。このセッションは、5月から12月の事後報告会まで全6回の学習で行われ、この日の活動が第2回目であった。今回のセッションも前回に引き続き、オンラインセッションの形式で実施された。Zoomのブレイクアウト機能を利用して、少人数のディスカッションを行ったり、画面上で資料を共有したりと活発な意見交換ができた。その結果、対面形式で行うセッションと変わらず前向きな気持ちでセッションに取り組むことができ、いつも通りの活気ある議論が展開された。

今回のセッションは、前回のセッションで提示された課題をもとに「エリアスタディを行う場所と取り組むテーマ、グループ分けを完了し、事前学習がスタートできる状態になること」を到達目標に定めスタートした。
1講時は、「エリアスタディとして取り上げたいエリアと、そのエリアでの活動を具体的に4つほど挙げ、具体的な活動場所の案があれば併せて提示すること。」という前回の活動後に出された課題を、理由とともに一人ずつ発表し、相互に共有した。

フィールドワーク先の案としては「沖縄県久米島町」、「北海道浦河町」、「徳島県上勝町」、「東京都霞が関」、「鹿児島県薩摩川内市」、「長崎県対馬市」などが挙げられた。活動したいテーマは、民族問題(琉球民族、アイヌ民族)、米軍基地問題、格差問題、大学経営、教育格差、自然環境、伝統文化、福祉・医療、科学技術などと多岐にわたり、学部を超えた学びを求める新島塾生らしい発表となった。昨年夏の合宿後に佐藤 優先生(同志社大学客員教授)に実施いただいたフォローアップのセッションで取り扱った「民族とナショナリズム」や服部教授(政策学部教授)のセッションで学んだ「事おこし」などのキーワードも出され、これまでのセッションでの学びが生かされているのと同時に、その話題について塾生がさらに深めていきたいという姿勢がうかがえた。
また、活動テーマの提案の中には、「テーマに関係する当事者の元を訪れ、直接インタビュー調査や討議を行いたい。メディアを通じてではない実際の声を聞きたい。」といった一歩踏み込んだものもあった。それに対して、小山教授からは大学院生が行うフィールドリサーチの具体例を挙げながら、それには難しい面もあるという見解が示される一幕があった。「扱うテーマによっては、対象者に直接アクセスすることや切り込むことは難しいかもしれない。調査者が長い時間をかけて対象者にアクセスすることで初めてアプローチできるようなものも多くある。いかに客観的に自分たちが知りたい物事の核心に迫り、本質を知るのか、自分たちで書を読み、考え、ディベートをしてその手段と方法を十分吟味したうえで、当事者に聞くべきことを考える必要がある。」とアドバイスを受け、塾生たちは自身の考えについて改めて考え直す場となった。

2講時は4、5人の少人数に分かれてフィールドワーク先と活動テーマについて意見を出し合い、最終案を固めた。小山教授が要点の整理を行いつつ、それぞれの案にコメントや意見を交えて塾生と協議した結果、フィールドワーク先は沖縄県に決定し、活動テーマを3つに絞り込んだ。3つのテーマとして、A.自然環境・生態系を含んだ環境・科学技術、B.社会環境を含んだ格差問題、C.歴史・米軍基地問題を含んだ民族とナショナリズムが選定された。塾生は各自、A,B,Cいずれかの希望のテーマを選択し、どのテーマに取り組むのかグループ分けを行った。単に多数決で決めるのではなく、塾生の様々な意見をうまく取り入れ、テーマを具体的に設定することで、新島塾らしく合理的に決めることができた。
最後に小山教授から、6月下旬に行う第3回学習までの課題として「各グループで仮テーマを決め、事前学習を進めた上で活動内容や訪問先についてのエリアスタディ計画書(第1案)を作成すること」が課された。各グループが具体的にどのようなテーマを設定し、どのような事前学習を行ったのか事前に共有して第3回学習に臨む。
次回のセッションが非常に楽しみである。
編集:新島塾1期生 大村有里依

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同志社大学新島塾(事務局 高等研究教育院事務室)
TEL:075-251-3259
FAX:075-251-3152
E-mail:ji-ktken@mail.doshisha.ac.jp
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