学長からのメッセージ

2021年度に重点的に取り組む課題

'21年4月13日 更新
 「同志社大学ビジョン2025 -躍動する同志社大学-」中期行動計画(第3版)を着実に実行するため、2021年度は以下の課題に重点的に取り組む。なお、ウイズコロナ及びポストコロナを見据えた全学的な課題への対応は、重点的に取り組む課題と並行して速やかに取り組む。

1.ダイバーシティの推進
同志社大学ダイバーシティ推進委員会において「ダイバーシティキャンパス推進に関する検討について(答申)」で示された課題や他大学での取組等を参考に、学内の現状把握を行い、大学として優先的に取り組む施策を決定する。
なお、刊行物やSD研修会等を通じたダイバーシティに係る啓発活動や、スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室の運営に加え、継志寮においては多文化共生の生活環境及び地域社会と連携した教育プログラムの展開を通じて、ダイバーシティキャンパスを具現化していく。

2.ポストコロナにおける本学の新たな教育のかたちの構築
 従来から掲げてきた教育内容・方法の多様化において、コロナ禍で得た経験を活かし、ポストコロナにおける本学の教育のかたちを構築する。具体的には、教育のデジタルトランスフォーメーションの一環として、ネット配信授業を活用していくにあたり、文部科学省が規定する「遠隔講義」科目の概念的整理、曜日講時を指定しない「インターネット科目」を運用するための制度整備、対面授業とネット配信授業を併用するハイブリッド型授業の検討、ネット配信授業を円滑に実施するための支援措置の検討、これらに必要な環境整備等に取り組む。
 新たな授業時間割設定と学年暦編成については、ネット配信授業の活用を含んだ実施方策を提示する。

3.社会の変化に対応する全学共通教育の充実
教育内容・方法の多様化に向けた取組として、Society 5.0社会を迎える現代社会に対応しながらも、普遍性を備えた教養教育のあり方を検討する。また、学部・研究科が実施する「ALL DOSHISHA教育推進プログラム」で得られた教育効果の全学波及に取り組む。さらに、大学院における全学共通教育や分野・領域横断型教育プログラムを安定的に提供し、社会の変化に応じて柔軟に開発するための課題整理に取り組む。

4.次世代を担う本学出身の若手研究者の養成
 文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」への採択を受け、「同志社大学大学院若手研究者育成フェローシップ制度」の運用を開始する。当該フェローシップを受ける第一期の大学院学生の募集及び審査を行い、これを決定するとともに、本制度の下で展開するキャリア形成支援プログラムの充実を図る。また、博士後期課程学生支援に関する国の施策動向を見据え、本学の関連支援制度の将来構想を検討する。

5.戦略的産学連携に関する中期行動指針の推進
 本学が持つ研究シーズや本学の研究拠点による研究成果を結集させ、社会的ニーズに貢献できる分野を開発し、外部資金によって新規事業の提案を目指す新たな拠点「教育研究プラットフォーム群」の活動を推進する。本学の環境に係る教育及び研究の実績を基盤とするプラットフォームを設置し、戦略的かつ計画的に外部資金事業への採択により、それを原資として研究開発に係るマネジメント体制の強化を図る循環サイクルを生み出す。

6.グローバルマインドの涵養とダイバーシティ推進に向けた教育研究活動の活性化
 多様性を積極的に受容するグローバルマインドの涵養を目的として、学内での共修環境を拡充するため、ICTを駆使したオンライン国際連携学習による越境的国際教育に向けた取り組みを強化する。同時に、ダイバーシティ推進の一環として外国人留学生受入体制の再構築を図る。学術研究交流においても、オンラインを利用した国際シンポジウム・セミナー・講演・教員交換等を実施する。海外拠点の戦略的強化においては、EUキャンパスでの知見を活かし、国・地域(特にアジア圏)ごとの特色に応じて機能を分化させた運営に向けて協議を始める。

7.意欲があり主体性を持つ生徒の受入れへの対応
 2020年度に構築したアクティブ・ラーニング型の高大接続特別プログラムを「キリスト教主義学校の連携ネットワーク」校等で試行する。また、法人内高等学校とは大学入学準備講座の知見の活用等も視野に入れながら連携を図り、新たな高大接続方策を開発する。

8.ブランディングの強化と推進
 関西での大学イメージに大きな影響力を与える大阪、対首都圏との競争力のバロメーターとなる中京地区、北九州地区の重点地域に加え、高校総体が予定されている北信越地区での広報活動を強化する。「同志社大学ビジョン2025」と「同志社大学ダイバーシティ推進宣言」を軸とした本学の取組や姿勢を発信するとともに、「教育研究プラットフォーム群」等によって創出される研究大学のイメージ強化を図る。また、発信力強化のため、大学公式HPの改訂及び東京サテライト・キャンパスの活用方法の検証に着手する。
 卒業生との生涯にわたる連携においては、リモート会議の活用やデジタルコンテンツ等による情報発信を積極的に行い、国内外の校友との繋がりをコロナ禍においても永続できる多様な取組を推進する。

9.同志社大学150周年記念事業の推進
 「同志社大学創立150周年記念事業(建設事業)」(2020年度第25回部長会承認)に基づき、今出川図書館、京田辺キャンパスリニューアル及びスポーツコンプレックスに係る建設計画を着実に進める。また、「同志社大学創立150周年記念事業(建設事業以外)」の検討体制を構築し、学校法人同志社とも連携のうえ「同志社大学ビジョン2025」に則した事業計画の策定に取り組む。

10.「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の活動展開
 「2021年度から2025年度の同志社大学 2025 ALL DOSHISHA 募金の展開について」(2020年度第31回部長会承認)に基づき、募金活動を通じて企業・団体との更なる連携強化体制を構築するとともに同志社大学奨学金基金の拡充を検討する。
 また、「同志社大学 2025 ALL DOSHISHA 募金」実行委員会及びその下にある部会の運営を通して、卒業生や教職員、法人や団体等、対象ごとに効果的な募金活動を展開し、コロナ禍で困窮する学生の支援や大規模事業を実現するための財源確保に努める。

11.財政基盤の確立
 同志社大学の財務関係比率上の指標・目標及び中・長期財政計画並びに学校法人同志社の中期財政目標及び中期財政計画を見据えて、事業計画の検証を進めながら、限られた予算で最大の効果を挙げる財政運営を行い、2022年度予算において収支均衡を目指すとともに、将来は繰越支出超過額の解消に取り組む。
以 上
 「同志社大学ビジョン2025 -躍動する同志社大学-」中期行動計画(第3版)を着実に実行するため、2021年度は以下の課題に重点的に取り組む。なお、ウイズコロナ及びポストコロナを見据えた全学的な課題への対応は、重点的に取り組む課題と並行して速やかに取り組む。

1.ダイバーシティの推進
同志社大学ダイバーシティ推進委員会において「ダイバーシティキャンパス推進に関する検討について(答申)」で示された課題や他大学での取組等を参考に、学内の現状把握を行い、大学として優先的に取り組む施策を決定する。
なお、刊行物やSD研修会等を通じたダイバーシティに係る啓発活動や、スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室の運営に加え、継志寮においては多文化共生の生活環境及び地域社会と連携した教育プログラムの展開を通じて、ダイバーシティキャンパスを具現化していく。

2.ポストコロナにおける本学の新たな教育のかたちの構築
 従来から掲げてきた教育内容・方法の多様化において、コロナ禍で得た経験を活かし、ポストコロナにおける本学の教育のかたちを構築する。具体的には、教育のデジタルトランスフォーメーションの一環として、ネット配信授業を活用していくにあたり、文部科学省が規定する「遠隔講義」科目の概念的整理、曜日講時を指定しない「インターネット科目」を運用するための制度整備、対面授業とネット配信授業を併用するハイブリッド型授業の検討、ネット配信授業を円滑に実施するための支援措置の検討、これらに必要な環境整備等に取り組む。
 新たな授業時間割設定と学年暦編成については、ネット配信授業の活用を含んだ実施方策を提示する。

3.社会の変化に対応する全学共通教育の充実
教育内容・方法の多様化に向けた取組として、Society 5.0社会を迎える現代社会に対応しながらも、普遍性を備えた教養教育のあり方を検討する。また、学部・研究科が実施する「ALL DOSHISHA教育推進プログラム」で得られた教育効果の全学波及に取り組む。さらに、大学院における全学共通教育や分野・領域横断型教育プログラムを安定的に提供し、社会の変化に応じて柔軟に開発するための課題整理に取り組む。

4.次世代を担う本学出身の若手研究者の養成
 文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」への採択を受け、「同志社大学大学院若手研究者育成フェローシップ制度」の運用を開始する。当該フェローシップを受ける第一期の大学院学生の募集及び審査を行い、これを決定するとともに、本制度の下で展開するキャリア形成支援プログラムの充実を図る。また、博士後期課程学生支援に関する国の施策動向を見据え、本学の関連支援制度の将来構想を検討する。

5.戦略的産学連携に関する中期行動指針の推進
 本学が持つ研究シーズや本学の研究拠点による研究成果を結集させ、社会的ニーズに貢献できる分野を開発し、外部資金によって新規事業の提案を目指す新たな拠点「教育研究プラットフォーム群」の活動を推進する。本学の環境に係る教育及び研究の実績を基盤とするプラットフォームを設置し、戦略的かつ計画的に外部資金事業への採択により、それを原資として研究開発に係るマネジメント体制の強化を図る循環サイクルを生み出す。

6.グローバルマインドの涵養とダイバーシティ推進に向けた教育研究活動の活性化
 多様性を積極的に受容するグローバルマインドの涵養を目的として、学内での共修環境を拡充するため、ICTを駆使したオンライン国際連携学習による越境的国際教育に向けた取り組みを強化する。同時に、ダイバーシティ推進の一環として外国人留学生受入体制の再構築を図る。学術研究交流においても、オンラインを利用した国際シンポジウム・セミナー・講演・教員交換等を実施する。海外拠点の戦略的強化においては、EUキャンパスでの知見を活かし、国・地域(特にアジア圏)ごとの特色に応じて機能を分化させた運営に向けて協議を始める。

7.意欲があり主体性を持つ生徒の受入れへの対応
 2020年度に構築したアクティブ・ラーニング型の高大接続特別プログラムを「キリスト教主義学校の連携ネットワーク」校等で試行する。また、法人内高等学校とは大学入学準備講座の知見の活用等も視野に入れながら連携を図り、新たな高大接続方策を開発する。

8.ブランディングの強化と推進
 関西での大学イメージに大きな影響力を与える大阪、対首都圏との競争力のバロメーターとなる中京地区、北九州地区の重点地域に加え、高校総体が予定されている北信越地区での広報活動を強化する。「同志社大学ビジョン2025」と「同志社大学ダイバーシティ推進宣言」を軸とした本学の取組や姿勢を発信するとともに、「教育研究プラットフォーム群」等によって創出される研究大学のイメージ強化を図る。また、発信力強化のため、大学公式HPの改訂及び東京サテライト・キャンパスの活用方法の検証に着手する。
 卒業生との生涯にわたる連携においては、リモート会議の活用やデジタルコンテンツ等による情報発信を積極的に行い、国内外の校友との繋がりをコロナ禍においても永続できる多様な取組を推進する。

9.同志社大学150周年記念事業の推進
 「同志社大学創立150周年記念事業(建設事業)」(2020年度第25回部長会承認)に基づき、今出川図書館、京田辺キャンパスリニューアル及びスポーツコンプレックスに係る建設計画を着実に進める。また、「同志社大学創立150周年記念事業(建設事業以外)」の検討体制を構築し、学校法人同志社とも連携のうえ「同志社大学ビジョン2025」に則した事業計画の策定に取り組む。

10.「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の活動展開
 「2021年度から2025年度の同志社大学 2025 ALL DOSHISHA 募金の展開について」(2020年度第31回部長会承認)に基づき、募金活動を通じて企業・団体との更なる連携強化体制を構築するとともに同志社大学奨学金基金の拡充を検討する。
 また、「同志社大学 2025 ALL DOSHISHA 募金」実行委員会及びその下にある部会の運営を通して、卒業生や教職員、法人や団体等、対象ごとに効果的な募金活動を展開し、コロナ禍で困窮する学生の支援や大規模事業を実現するための財源確保に努める。

11.財政基盤の確立
 同志社大学の財務関係比率上の指標・目標及び中・長期財政計画並びに学校法人同志社の中期財政目標及び中期財政計画を見据えて、事業計画の検証を進めながら、限られた予算で最大の効果を挙げる財政運営を行い、2022年度予算において収支均衡を目指すとともに、将来は繰越支出超過額の解消に取り組む。
以 上