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【新島塾】読書から始まる知の探究 小山教授セッション 第4回活動

'21年10月14日 更新
 10月2日(土)に社会学部 小山教授による「読書から始まる知の探求」第2期生向けセッション第4回学習が今出川キャンパスで行われました。
 この日のセッションでは、11月下旬に沖縄で行うフィールドワークに向け、班単位で作成する企画書(案)の経過報告と、個人で取り組んだ事前学習成果の発表を目的としています。企画書には、各班の問題意識・フィールドワークの目的・リサーチクエスチョン・研究方法や対象・具体的な内容を記載項目としています。前半はフィールドワークで行う班別活動の計画とスケジュール報告、後半では、企画書(案)の内容に沿って事前学習の個人発表を行いました。
 各班が発表した事前学習の内容や、小山教授からあった指摘やコメントは以下の通りです。
A.「子ども食堂班」
社会問題の実態と解決策を講ずるために、子ども食堂の相互扶助の捉え方に着目する。
沖縄県の固有性に着目するだけでなく、相対的貧困に対する相互扶助のあり方はどうあるべきかより具体的な目的を掲げる必要性があるだろう。理論は理論として、そこに収まりきらない目の前にある現実的な課題とは何かを模索するため、沖縄の子ども食堂を訪れる前に、近畿地方の子ども食堂のいくつかを実際に訪問し、現場の声を聞くことを次回までに取り組むべき課題として掲げている。子ども食堂は運営の母体が様々であるから、どこを訪問するかうまく選ぶことができれば、沖縄県の子ども食堂との対比がより鮮明に浮かび上がるのではないか。
B.「沖縄子どもの貧困班(政治・行政)」
県民所得や相対性貧困率の高さなどの統計指標を額面通り受け取るべきなのかという問題意識から、沖縄子どもの貧困対策事業内にある教育福祉事業と子どもたちの自尊心に着目し、沖縄県の未来の子どもたちが抱えている貧困問題に対して、政治・行政の視点から新たなアプローチ手法を模索し、提案することを目的としている。
子どもの貧困を是正するために行われている対症療法的な施策をいかに捉えるか、沖縄県の固有性に着目し、具体的にどのようにアプローチをするのかという指摘があった。現地でしか行えない活動とは何か、またオンラインのインタビューではなく、実際に足を運んで見聞きする必要性やその価値がどこにあるのか、もう一段計画を深めて欲しい。
C.「産業・観光班」
沖縄県が観光業に頼らず、産業発展に向けて取り組めるものとして、かつての琉球王国時代の中継貿易の構造にも似た財やサービスの「集積」と「分散」という観点から、とりわけ航空関連、情報技術産業に注目した。県の産業発展に必要な取り組みと効果的な方法の提案を目的としている。
現地で実際に訪問したい企業へのアポイントメントの準備として、調べ学習をより深め、具体的な質問内容等議論を通して学習を進めている。他の班と比べ、訪問のアポイントメントなどは最も取りやすいだろうからどんどん進めて欲しい。一方で、パッケージ化された企業訪問や工場見学になってしまわないようにこの班ならではのフィールドリサーチを企画して欲しい。
 これまでの学習を踏まえ、各班ともフィールドワークに向け、理論では収まりきれない学びをいかに現実に行動していくか、固有性を活かした学びにどのように繋げるかを模索することが課題として挙げられました。どの班も、これまで資料や文献を中心とした調べ学習は終えようとしています。現地訪問に向け、いよいよ具体的に動き始めようと意気込んでいます。
 次回のセッションでは、2泊3日のフィールドワークに向け、曜日や訪問先が対応可能な時間帯など、実現可能性も踏まえより具体的な企画案を立案・発表します。それと共に小山教授から、対面でのインタビューの際に心がけるべきこと・注意しないといけないことは何かを学ぶ予定です。

最後に、小山教授から次回までに取り組むべき3つの課題が出されました。
  1. 今の段階で作成できる10ページ程度の「事前学習報告書」を班単位で作成すること
  2. オンラインで代替できない現地で活動する必要性の観点から、行動計画を練り直すこと
  3. 初日に行う全体活動としてふさわしい場所を班単位で提案すること
の3つです。

次回のセッションは、10月16日(土)に行われます。
(事務局・高等研究教育院事務室)
今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第2期塾生 小林さん(文化情報学部)
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4
6
 10月2日(土)に社会学部 小山教授による「読書から始まる知の探求」第2期生向けセッション第4回学習が今出川キャンパスで行われました。
 この日のセッションでは、11月下旬に沖縄で行うフィールドワークに向け、班単位で作成する企画書(案)の経過報告と、個人で取り組んだ事前学習成果の発表を目的としています。企画書には、各班の問題意識・フィールドワークの目的・リサーチクエスチョン・研究方法や対象・具体的な内容を記載項目としています。前半はフィールドワークで行う班別活動の計画とスケジュール報告、後半では、企画書(案)の内容に沿って事前学習の個人発表を行いました。
 各班が発表した事前学習の内容や、小山教授からあった指摘やコメントは以下の通りです。
A.「子ども食堂班」
社会問題の実態と解決策を講ずるために、子ども食堂の相互扶助の捉え方に着目する。
沖縄県の固有性に着目するだけでなく、相対的貧困に対する相互扶助のあり方はどうあるべきかより具体的な目的を掲げる必要性があるだろう。理論は理論として、そこに収まりきらない目の前にある現実的な課題とは何かを模索するため、沖縄の子ども食堂を訪れる前に、近畿地方の子ども食堂のいくつかを実際に訪問し、現場の声を聞くことを次回までに取り組むべき課題として掲げている。子ども食堂は運営の母体が様々であるから、どこを訪問するかうまく選ぶことができれば、沖縄県の子ども食堂との対比がより鮮明に浮かび上がるのではないか。
B.「沖縄子どもの貧困班(政治・行政)」
県民所得や相対性貧困率の高さなどの統計指標を額面通り受け取るべきなのかという問題意識から、沖縄子どもの貧困対策事業内にある教育福祉事業と子どもたちの自尊心に着目し、沖縄県の未来の子どもたちが抱えている貧困問題に対して、政治・行政の視点から新たなアプローチ手法を模索し、提案することを目的としている。
子どもの貧困を是正するために行われている対症療法的な施策をいかに捉えるか、沖縄県の固有性に着目し、具体的にどのようにアプローチをするのかという指摘があった。現地でしか行えない活動とは何か、またオンラインのインタビューではなく、実際に足を運んで見聞きする必要性やその価値がどこにあるのか、もう一段計画を深めて欲しい。
C.「産業・観光班」
沖縄県が観光業に頼らず、産業発展に向けて取り組めるものとして、かつての琉球王国時代の中継貿易の構造にも似た財やサービスの「集積」と「分散」という観点から、とりわけ航空関連、情報技術産業に注目した。県の産業発展に必要な取り組みと効果的な方法の提案を目的としている。
現地で実際に訪問したい企業へのアポイントメントの準備として、調べ学習をより深め、具体的な質問内容等議論を通して学習を進めている。他の班と比べ、訪問のアポイントメントなどは最も取りやすいだろうからどんどん進めて欲しい。一方で、パッケージ化された企業訪問や工場見学になってしまわないようにこの班ならではのフィールドリサーチを企画して欲しい。
 これまでの学習を踏まえ、各班ともフィールドワークに向け、理論では収まりきれない学びをいかに現実に行動していくか、固有性を活かした学びにどのように繋げるかを模索することが課題として挙げられました。どの班も、これまで資料や文献を中心とした調べ学習は終えようとしています。現地訪問に向け、いよいよ具体的に動き始めようと意気込んでいます。
 次回のセッションでは、2泊3日のフィールドワークに向け、曜日や訪問先が対応可能な時間帯など、実現可能性も踏まえより具体的な企画案を立案・発表します。それと共に小山教授から、対面でのインタビューの際に心がけるべきこと・注意しないといけないことは何かを学ぶ予定です。

最後に、小山教授から次回までに取り組むべき3つの課題が出されました。
  1. 今の段階で作成できる10ページ程度の「事前学習報告書」を班単位で作成すること
  2. オンラインで代替できない現地で活動する必要性の観点から、行動計画を練り直すこと
  3. 初日に行う全体活動としてふさわしい場所を班単位で提案すること
の3つです。

次回のセッションは、10月16日(土)に行われます。
(事務局・高等研究教育院事務室)
今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第2期塾生 小林さん(文化情報学部)
関連情報
お問い合わせ先
同志社大学新島塾(事務局 高等研究教育院事務室)
TEL:075-251-3259
FAX:075-251-3152
E-mail:ji-ktken@mail.doshisha.ac.jp
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