'21年12月6日 更新
2021年12月2日にオンライン開催された日本薬剤学会主催のGlobal Education Seminarにて,理工学部の毛 斉悦さんが研究発表を行い,Presentation Awardを受賞しました。毛さんは,火災のときに発生する有毒ガス成分の新しい解毒方法として,所属の研究室(機能有機化学研究室)で開発された人工ヘモグロビンモデル化合物による解毒剤hemoCD-Twinsを新規に開発し,その効果について検討しています。その結果,一酸化炭素,シアン化水素,硫化水素などの有毒ガス成分や,実際の燃焼生成ガスを用いた実験により,hemoCD-Twinsの投与が有効な解毒作用を示すことが明らかになりました。
発表題目
Removal of fire toxic gas in vivo by artificial hemoglobin model complexes発表者(論文の筆頭著者)
毛 斉悦(理工学部 助手)連名者
北岸 宏亮(理工学部 教授) 2021年12月2日にオンライン開催された日本薬剤学会主催のGlobal Education Seminarにて,理工学部の毛 斉悦さんが研究発表を行い,Presentation Awardを受賞しました。毛さんは,火災のときに発生する有毒ガス成分の新しい解毒方法として,所属の研究室(機能有機化学研究室)で開発された人工ヘモグロビンモデル化合物による解毒剤hemoCD-Twinsを新規に開発し,その効果について検討しています。その結果,一酸化炭素,シアン化水素,硫化水素などの有毒ガス成分や,実際の燃焼生成ガスを用いた実験により,hemoCD-Twinsの投与が有効な解毒作用を示すことが明らかになりました。