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新島塾修了式・入塾式を行いました

'22年3月29日 更新
 3月25日(金)10時から同志社礼拝堂で新島塾修了式・入塾式を執り行いました。
 式典は荘厳なオルガンの前奏から始まりました。新島塾塾長である植木 朝子学長の式辞に続き、修了生一人ひとりに新島塾修了証が手渡されました。

 塾長からは「大学での学びは「問い」に対する「解」を出すだけではなく、「問い」そのものを創り出すことが求められる。ある「問い」を立てても、その意義や違う「問い」の立て方ができるのではないか、と苦悩する経験も数多くしたのではないか。困難な状況が続く中で、自分のやっていることに意味があるのか、時には生きる意味を考えるほど苦しい問題にあたった人もいるだろうが、それは人生の醍醐味でもある。新島塾を修了した皆さんは「書を読む」ことの大切さだけでなく、読むこと、考えることの基本である「言葉」、そして「考え抜くこと」の大切さを学ばれたことだろう。対話の「言葉」は、他者への理解と共感のために使われるべきだが、時に人を排除し傷つけることもある。言葉の意味が軽視されがちな時代にあってもどうか良心を胸に言葉を大切に扱う人であってほしい。」との言葉が送られました。
 その後、修了者は、塾長の前で1人ずつスピーチしました。「新島塾での学びによって、自分自身の学ぶ姿勢が変わった。以前は、授業で自分の意見を発表することは苦手だった。しかし、新島塾で異なる学部、学年の塾生と共に学ぶ中で自分の意見を伝えないことには、議論のスタート地点にも立てていないことに気付かされた。今では学部の授業や研究室でも最初に手を挙げ、発表するようになった。」「新島塾では、本の内容を鵜呑みにするのではなく、そこに疑問を持つことが大事だと何度も学んだ。疑問を持つ力や事象を疑う力が身に付いたが、知識が不足していては、すぐに限界が来ると感じた。今後も疑問を持ち、学び続けたい。」など、新島塾でどのような成長を遂げ、何を得たのか、新島塾の2年間を振り返り自身の言葉で発表してくれました。ここで全ては紹介しきれませんが、大学で学ぶ意義を見つめ直し残りの学生生活だけでなく今後も生涯にわたって学び続ける決意をしたことでしょう。
2021年度の新島塾修了者は以下の10名です。

第1期塾生修了者
法学部政治学科高木 望光 
商学部商学科小澤 彩夏 
文化情報学部文化情報学科梶 大夢 
文化情報学部文化情報学科阪口 章弘 


第2期塾生修了者
文学部文化史学科伊藤 由希菜
経済学部経済学科益田 雪景
文化情報学部文化情報学科小林 花恋
文化情報学部文化情報学科小吹 陸郎
文化情報学部文化情報学科脇 琴野
生命医科学部医情報学科西澤 里奈

 同日、新島塾は15名の学生を新島塾第4期塾生として新たに迎え入れました。入塾者には塾長から「新島塾はリーダー養成プログラムだが、リーダーとは地位の高い人物を指すのではない。良心を持って人に寄り添いながら社会を牽引するような人物の養成が目的である。知の探究のためには数多くの書物を精読することになる。真理への道は険しく、困難なものだが、じっくりと学び、努力し続けることで真理と自由を知る喜びを味わっていただきたい。」との言葉が送られました。
 最後に、谷村 新島塾コーディネーターから「新島塾には、強い期待が寄せられている。新島塾が学部2年次からの2年間という期間に開かれる意義がどこにあるのか、そして自分が新島塾にどのように貢献できるのかよく考えて欲しい。ぜひ今の想いを胸にプログラムを修了、完遂して欲しい。」という激励の言葉でもって、新島塾修了式、入塾式を終えました。
 ここから2年間にわたる、それぞれの「志」の実現にむけた新たな航海が始まります。
集合写真(修了者)

※撮影のため、一時的にマスクを外しています。

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集合写真(入塾者)

※撮影のため、一時的にマスクを外しています。

集合写真

※撮影のため、一時的にマスクを外しています。

 3月25日(金)10時から同志社礼拝堂で新島塾修了式・入塾式を執り行いました。
 式典は荘厳なオルガンの前奏から始まりました。新島塾塾長である植木 朝子学長の式辞に続き、修了生一人ひとりに新島塾修了証が手渡されました。

 塾長からは「大学での学びは「問い」に対する「解」を出すだけではなく、「問い」そのものを創り出すことが求められる。ある「問い」を立てても、その意義や違う「問い」の立て方ができるのではないか、と苦悩する経験も数多くしたのではないか。困難な状況が続く中で、自分のやっていることに意味があるのか、時には生きる意味を考えるほど苦しい問題にあたった人もいるだろうが、それは人生の醍醐味でもある。新島塾を修了した皆さんは「書を読む」ことの大切さだけでなく、読むこと、考えることの基本である「言葉」、そして「考え抜くこと」の大切さを学ばれたことだろう。対話の「言葉」は、他者への理解と共感のために使われるべきだが、時に人を排除し傷つけることもある。言葉の意味が軽視されがちな時代にあってもどうか良心を胸に言葉を大切に扱う人であってほしい。」との言葉が送られました。
 その後、修了者は、塾長の前で1人ずつスピーチしました。「新島塾での学びによって、自分自身の学ぶ姿勢が変わった。以前は、授業で自分の意見を発表することは苦手だった。しかし、新島塾で異なる学部、学年の塾生と共に学ぶ中で自分の意見を伝えないことには、議論のスタート地点にも立てていないことに気付かされた。今では学部の授業や研究室でも最初に手を挙げ、発表するようになった。」「新島塾では、本の内容を鵜呑みにするのではなく、そこに疑問を持つことが大事だと何度も学んだ。疑問を持つ力や事象を疑う力が身に付いたが、知識が不足していては、すぐに限界が来ると感じた。今後も疑問を持ち、学び続けたい。」など、新島塾でどのような成長を遂げ、何を得たのか、新島塾の2年間を振り返り自身の言葉で発表してくれました。ここで全ては紹介しきれませんが、大学で学ぶ意義を見つめ直し残りの学生生活だけでなく今後も生涯にわたって学び続ける決意をしたことでしょう。
2021年度の新島塾修了者は以下の10名です。

第1期塾生修了者
法学部政治学科高木 望光 
商学部商学科小澤 彩夏 
文化情報学部文化情報学科梶 大夢 
文化情報学部文化情報学科阪口 章弘 


第2期塾生修了者
文学部文化史学科伊藤 由希菜
経済学部経済学科益田 雪景
文化情報学部文化情報学科小林 花恋
文化情報学部文化情報学科小吹 陸郎
文化情報学部文化情報学科脇 琴野
生命医科学部医情報学科西澤 里奈

 同日、新島塾は15名の学生を新島塾第4期塾生として新たに迎え入れました。入塾者には塾長から「新島塾はリーダー養成プログラムだが、リーダーとは地位の高い人物を指すのではない。良心を持って人に寄り添いながら社会を牽引するような人物の養成が目的である。知の探究のためには数多くの書物を精読することになる。真理への道は険しく、困難なものだが、じっくりと学び、努力し続けることで真理と自由を知る喜びを味わっていただきたい。」との言葉が送られました。
 最後に、谷村 新島塾コーディネーターから「新島塾には、強い期待が寄せられている。新島塾が学部2年次からの2年間という期間に開かれる意義がどこにあるのか、そして自分が新島塾にどのように貢献できるのかよく考えて欲しい。ぜひ今の想いを胸にプログラムを修了、完遂して欲しい。」という激励の言葉でもって、新島塾修了式、入塾式を終えました。
 ここから2年間にわたる、それぞれの「志」の実現にむけた新たな航海が始まります。
関連情報
お問い合わせ先
同志社大学新島塾(事務局 高等研究教育院事務室)
TEL:075-251-3259
FAX:075-251-3152
E-mail:ji-ktken@mail.doshisha.ac.jp
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