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2022年度に重点的に取り組む課題

'22年4月19日 更新
 「同志社大学ビジョン2025 -躍動する同志社大学-」中期行動計画(第3版)を着実に実行するため、2022年度は以下の課題に重点的に取り組む。

1.ダイバーシティの推進

 同志社大学ダイバーシティ推進委員会から示された課題に対して、全学体制で課題解決に向けた取組を推進する。法令改正や他大学の取組状況等に鑑み、個性を尊重する多様性と寛容に満ちたキャンパスの実現に向けた中期計画を策定する。また、スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室の運営状況を検証するとともに、総合的かつボーダーレスな学生相談の対応を可能とする体制についても検討する。継志寮においては、様々な違いや背景を持つ学生が混住・交流する環境のもと、多文化共生、地域社会との異世代共生を実践する生活を通して、多様な人々と共生できるキャンパスを具現化する。

2.学生の多様な学びを実現する新たな教育のかたちの構築

 先進的なデジタル技術を活用した学修目的に応じた教育の検討、ポストコロナにおける対面・オンラインそれぞれの長所を生かした教育内容・方法の検討を通して、教育のデジタルトランスフォーメーションを推進し、学生の多様な学びを実現する新たな教育のかたちを構築する。また、教育の質保証や学習成果の向上に加え、教育における人的・物的・財政的資源の有効活用も考慮のうえ、各学部・研究科のディプロマポリシーにより適合した教育課程のあり方を検討し、教学に係るマネジメント体制の強化を図る。
多様な教育活動に対応できる新たな学年暦編成については、2024年度からの導入に向けて、具体的な授業運営方法を策定する。

3.社会の変化に対応する全学共通教育のさらなる充実

 予測できない時代の変化への対応力やグローバルな視野が求められる現代社会において、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養する本学ならではの教養教育の新たな体系の中で、既存科目の見直しに着手する。大学院における分野・領域横断型教育プログラムでは、学部・研究科等との連携により、産・官・地域等と共に創り上げる共創教育に取り組むことで、特色ある全学共通大学院教育として定着を図る。

4.リカレント教育のあり方の検討

 人生100年時代やSociety 5.0と言われる社会が直面している様々な課題に対して、解決方法を示し社会や地域に貢献するため、本学における今後のリカレント教育のあり方を検討し方針を策定する。また、本学が有する教育資源を活用して、社会のニーズに適ったリカレント教育の新たな展開についても検討を開始する。

5.次世代を担う優れた若手研究者の養成

 同志社大学大学院博士後期課程「若手研究者育成フェローシップ制度」、「次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」の採択による博士後期課程学生への経済的支援とキャリア形成支援の充実に取り組むとともに、Society 5.0に相応しい雇用のあり方と高等教育が提供する学びのマッチングを図ることを目的とし、博士後期課程の正課教育に位置付けられる「ジョブ型研究インターンシップ」の実施支援に取り組む。また、「大学ファンド」に代表される文部科学省及び経済産業省等の人材育成に係る施策動向を見据え、本学の研究・教育事業の将来構想を検討する。

6.新たな産官学連携の推進と融合研究の創出

 産官学連携を基軸とした教育、研究及び研究成果の社会実装を目的とした「教育研究プラットフォーム群」の活動を推進し、プラットフォームに参画する企業等と本学技術シーズを核とした事業構想に取り組み、最先端の研究開発に係るマネジメント体制の強化を図る循環サイクルを生み出す。また、All Doshisha Research Model 2025「“諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ”同志社大学SDGs研究」プロジェクトを実施し、多様な分野や領域を研究対象とする総合大学の特長を活かして社会的課題を多角的に捉えて追究し、その研究成果を通して持続可能な社会の発展に寄与する。

7.グローバルマインドの涵養とダイバーシティ推進に向けた教育研究活動の活性化

 同志社創立150周年記念事業(大学事業)である「『国際主義』の深化に向けた『人を植ゆる』の事業」の実現を見据え、多様性を積極的に受容するグローバルマインドを涵養するため、正課科目・正課外活動、対面・オンラインを問わず、学内での共修環境を拡充させる。同時に、ダイバーシティ推進の一環として、外国人留学生及び外国人教員の受入体制の再構築を図る。
 海外拠点の戦略的強化では、ヨーロッパの拠点であるEUキャンパスを擁するテュービンゲン大学に加え、北米の拠点としてアーモスト大学との関係の強化を図る。アジアでは、校友会ASEANネットワークの協力を仰ぎつつ、教育プログラムの枠組みの作成に着手する。ACUCA副幹事校としての活動も生かして、アジアの諸地域との連携を模索しながら、教育研究活動の活性化を図る。

8.高大接続プログラムの戦略的展開

 「キリスト教主義学校の連携ネットワーク」に加盟する一部の高等学校を対象に実施してきた高大接続プログラムについて、同連携ネットワーク校との組織的連携による新たな高大接続プログラムを戦略的に展開し、より一層の拡充を目指す。また、一貫教育体制のさらなる発展を目指し、法人内高等学校と大学設置科目の履修や単位認定を中心とした新たな高大接続プログラムを構築する。

9.ブランディングの強化と推進

 「個性を尊重する多様性と寛容に満ちたキャンパスの実現」に向けた取組や「カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム事業」等によって創出される研究大学としての広報活動を強化する。大学公式HPの大幅改修やスマートフォンアプリの活用により、社会や受験生が容易に本学の情報を入手できる環境を構築する。また、首都圏におけるブランドイメージの確立を見据え、東京サテライト・キャンパスを活用した新たな情報発信について検討する。
 卒業生との生涯にわたる連携においては、オンラインを活用した情報発信を継続することに加え、国内外の校友とのつながりを再構築する多様な取組を推進する。

10.同志社創立150周年記念事業(大学事業、大学建設事業)の推進

 「同志社創立150周年記念事業(大学事業)」として事業化された「『国際主義』の深化に向けた『人を植ゆる』の事業」、「ブランド戦略の展開『志その先へ』の事業」について、年次計画に基づき取組を進める。また、「同志社創立150周年記念事業(大学建設事業)」として事業化された今出川校地新図書館、京田辺キャンパスリニューアル及びスポーツコンプレックスに係る建設事業を着実に進める。

11.「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の活動展開

 「2021年度から2025年度の同志社大学 2025 ALL DOSHISHA 募金の展開について」に基づき、同志社校友会をはじめとする卒業生との連携をより一層深め、個人を対象とする募金活動を強化する。法人を対象とする募金活動については、企業・団体とのアライアンスを見据え、連携強化をより意識した活動を展開する。
 また、2017年度からこれまでの募金活動を総括し、2023年度以降の「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」活動計画を策定する。

12.財政基盤の確立

 同志社大学の財務関係比率上の指標・目標及び中・長期財政計画並びに学校法人同志社の中期財政目標及び中期財政計画を見据えて、事業計画の検証を進めながら、限られた予算で最大の効果を挙げる財政運営を行い、2023年度予算において収支均衡を目指すとともに、将来は繰越支出超過額の解消に取り組む。

 「同志社大学ビジョン2025 -躍動する同志社大学-」中期行動計画(第3版)を着実に実行するため、2022年度は以下の課題に重点的に取り組む。

1.ダイバーシティの推進

 同志社大学ダイバーシティ推進委員会から示された課題に対して、全学体制で課題解決に向けた取組を推進する。法令改正や他大学の取組状況等に鑑み、個性を尊重する多様性と寛容に満ちたキャンパスの実現に向けた中期計画を策定する。また、スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室の運営状況を検証するとともに、総合的かつボーダーレスな学生相談の対応を可能とする体制についても検討する。継志寮においては、様々な違いや背景を持つ学生が混住・交流する環境のもと、多文化共生、地域社会との異世代共生を実践する生活を通して、多様な人々と共生できるキャンパスを具現化する。

2.学生の多様な学びを実現する新たな教育のかたちの構築

 先進的なデジタル技術を活用した学修目的に応じた教育の検討、ポストコロナにおける対面・オンラインそれぞれの長所を生かした教育内容・方法の検討を通して、教育のデジタルトランスフォーメーションを推進し、学生の多様な学びを実現する新たな教育のかたちを構築する。また、教育の質保証や学習成果の向上に加え、教育における人的・物的・財政的資源の有効活用も考慮のうえ、各学部・研究科のディプロマポリシーにより適合した教育課程のあり方を検討し、教学に係るマネジメント体制の強化を図る。
多様な教育活動に対応できる新たな学年暦編成については、2024年度からの導入に向けて、具体的な授業運営方法を策定する。

3.社会の変化に対応する全学共通教育のさらなる充実

 予測できない時代の変化への対応力やグローバルな視野が求められる現代社会において、幅広く深い教養と総合的な判断力を培い、豊かな人間性を涵養する本学ならではの教養教育の新たな体系の中で、既存科目の見直しに着手する。大学院における分野・領域横断型教育プログラムでは、学部・研究科等との連携により、産・官・地域等と共に創り上げる共創教育に取り組むことで、特色ある全学共通大学院教育として定着を図る。

4.リカレント教育のあり方の検討

 人生100年時代やSociety 5.0と言われる社会が直面している様々な課題に対して、解決方法を示し社会や地域に貢献するため、本学における今後のリカレント教育のあり方を検討し方針を策定する。また、本学が有する教育資源を活用して、社会のニーズに適ったリカレント教育の新たな展開についても検討を開始する。

5.次世代を担う優れた若手研究者の養成

 同志社大学大学院博士後期課程「若手研究者育成フェローシップ制度」、「次世代研究者挑戦的研究プロジェクト」の採択による博士後期課程学生への経済的支援とキャリア形成支援の充実に取り組むとともに、Society 5.0に相応しい雇用のあり方と高等教育が提供する学びのマッチングを図ることを目的とし、博士後期課程の正課教育に位置付けられる「ジョブ型研究インターンシップ」の実施支援に取り組む。また、「大学ファンド」に代表される文部科学省及び経済産業省等の人材育成に係る施策動向を見据え、本学の研究・教育事業の将来構想を検討する。

6.新たな産官学連携の推進と融合研究の創出

 産官学連携を基軸とした教育、研究及び研究成果の社会実装を目的とした「教育研究プラットフォーム群」の活動を推進し、プラットフォームに参画する企業等と本学技術シーズを核とした事業構想に取り組み、最先端の研究開発に係るマネジメント体制の強化を図る循環サイクルを生み出す。また、All Doshisha Research Model 2025「“諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ”同志社大学SDGs研究」プロジェクトを実施し、多様な分野や領域を研究対象とする総合大学の特長を活かして社会的課題を多角的に捉えて追究し、その研究成果を通して持続可能な社会の発展に寄与する。

7.グローバルマインドの涵養とダイバーシティ推進に向けた教育研究活動の活性化

 同志社創立150周年記念事業(大学事業)である「『国際主義』の深化に向けた『人を植ゆる』の事業」の実現を見据え、多様性を積極的に受容するグローバルマインドを涵養するため、正課科目・正課外活動、対面・オンラインを問わず、学内での共修環境を拡充させる。同時に、ダイバーシティ推進の一環として、外国人留学生及び外国人教員の受入体制の再構築を図る。
 海外拠点の戦略的強化では、ヨーロッパの拠点であるEUキャンパスを擁するテュービンゲン大学に加え、北米の拠点としてアーモスト大学との関係の強化を図る。アジアでは、校友会ASEANネットワークの協力を仰ぎつつ、教育プログラムの枠組みの作成に着手する。ACUCA副幹事校としての活動も生かして、アジアの諸地域との連携を模索しながら、教育研究活動の活性化を図る。

8.高大接続プログラムの戦略的展開

 「キリスト教主義学校の連携ネットワーク」に加盟する一部の高等学校を対象に実施してきた高大接続プログラムについて、同連携ネットワーク校との組織的連携による新たな高大接続プログラムを戦略的に展開し、より一層の拡充を目指す。また、一貫教育体制のさらなる発展を目指し、法人内高等学校と大学設置科目の履修や単位認定を中心とした新たな高大接続プログラムを構築する。

9.ブランディングの強化と推進

 「個性を尊重する多様性と寛容に満ちたキャンパスの実現」に向けた取組や「カーボンリサイクル教育研究プラットフォーム事業」等によって創出される研究大学としての広報活動を強化する。大学公式HPの大幅改修やスマートフォンアプリの活用により、社会や受験生が容易に本学の情報を入手できる環境を構築する。また、首都圏におけるブランドイメージの確立を見据え、東京サテライト・キャンパスを活用した新たな情報発信について検討する。
 卒業生との生涯にわたる連携においては、オンラインを活用した情報発信を継続することに加え、国内外の校友とのつながりを再構築する多様な取組を推進する。

10.同志社創立150周年記念事業(大学事業、大学建設事業)の推進

 「同志社創立150周年記念事業(大学事業)」として事業化された「『国際主義』の深化に向けた『人を植ゆる』の事業」、「ブランド戦略の展開『志その先へ』の事業」について、年次計画に基づき取組を進める。また、「同志社創立150周年記念事業(大学建設事業)」として事業化された今出川校地新図書館、京田辺キャンパスリニューアル及びスポーツコンプレックスに係る建設事業を着実に進める。

11.「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の活動展開

 「2021年度から2025年度の同志社大学 2025 ALL DOSHISHA 募金の展開について」に基づき、同志社校友会をはじめとする卒業生との連携をより一層深め、個人を対象とする募金活動を強化する。法人を対象とする募金活動については、企業・団体とのアライアンスを見据え、連携強化をより意識した活動を展開する。
 また、2017年度からこれまでの募金活動を総括し、2023年度以降の「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」活動計画を策定する。

12.財政基盤の確立

 同志社大学の財務関係比率上の指標・目標及び中・長期財政計画並びに学校法人同志社の中期財政目標及び中期財政計画を見据えて、事業計画の検証を進めながら、限られた予算で最大の効果を挙げる財政運営を行い、2023年度予算において収支均衡を目指すとともに、将来は繰越支出超過額の解消に取り組む。