'22年8月5日 更新
「宮廷文化」というと、現代に生きる私たちには縁遠い、過去のものと感じる方が少なくないでしょう。しかしながら、案外、身近なところに宮廷文化は生きていて、私たちに思いがけない体験をさせてくれます。代々、宮廷文化を支えるお役目を担った家柄の方々が、現代に至るまで、その文化の継承活動をしていらっしゃることは言うまでもありませんが、有職(ゆうそく:当時の行事や儀式などの知識)をあらためてひもといてみると、平安時代の宮中の出来事から、これまで見過ごされてきた事実が浮かび上がることがあります。また、近世の宮中の文化を伝える「生(なま)」の史料は、同志社大学が所蔵するものだけでも、ご紹介していないものがまだまだあるのです。
そこで、今回は、末松剛氏(日本文化史)による即位式絵図をめぐる歴史研究からのご講演、大山和哉氏(近世和歌)による同志社大学所蔵二条家文書のご紹介のほか、衣紋道(えもんどう:宮廷装束を端正に着付ける道)のお家柄ならではのエピソードを、山科言親氏(衣紋道山科流若宗家)よりうかがいます。
また、宮廷文化を肌で感じ、埋もれた「時」をリアルに解き明かしていくためのひとつの手がかりとして、古典籍に記される文字が読めることも重要です。深川大路氏(情報科学)からは、計算機による変体仮名解読の最前線をご紹介します。
以上の講師陣に、令和元年度、第11回日経小説大賞を受賞された夏山かほる 氏をディスカッサントとしてお迎えしてパネルディスカッションを行い、それぞれのお立場から「宮廷文化」を現代に伝える意義を語っていただきます。
なお、会場では、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、文化推進京都工房による古文書複製技術のプレゼンテーション(現代によみがえる古典籍の世界)や、(株)NEW DOMAINによる宮廷文化をモチーフにした展示を行いますので、是非、取材・告知いただけましたら幸いです。
講演会案内ページにある「参加申し込みフォーム」、または往復ハガキ(住所・氏名・電話番号・Zoomウェビナーで受講希望の場合はメールアドレスを明記 8月20日必着)でお申し込みください。
そこで、今回は、末松剛氏(日本文化史)による即位式絵図をめぐる歴史研究からのご講演、大山和哉氏(近世和歌)による同志社大学所蔵二条家文書のご紹介のほか、衣紋道(えもんどう:宮廷装束を端正に着付ける道)のお家柄ならではのエピソードを、山科言親氏(衣紋道山科流若宗家)よりうかがいます。
また、宮廷文化を肌で感じ、埋もれた「時」をリアルに解き明かしていくためのひとつの手がかりとして、古典籍に記される文字が読めることも重要です。深川大路氏(情報科学)からは、計算機による変体仮名解読の最前線をご紹介します。
以上の講師陣に、令和元年度、第11回日経小説大賞を受賞された夏山かほる 氏をディスカッサントとしてお迎えしてパネルディスカッションを行い、それぞれのお立場から「宮廷文化」を現代に伝える意義を語っていただきます。
なお、会場では、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、文化推進京都工房による古文書複製技術のプレゼンテーション(現代によみがえる古典籍の世界)や、(株)NEW DOMAINによる宮廷文化をモチーフにした展示を行いますので、是非、取材・告知いただけましたら幸いです。
日時 | 2022年8月24日(水)14:00~17:10 (開場13:30) |
---|---|
開催場所 | 同志社大学 今出川キャンパス 良心館地下2番教室 および Zoomウェビナー |
費用 | 無料 |
参加申込み
要事前申込み 【定員】会場 100名/Zoomウェビナー 150名講演会案内ページにある「参加申し込みフォーム」、または往復ハガキ(住所・氏名・電話番号・Zoomウェビナーで受講希望の場合はメールアドレスを明記 8月20日必着)でお申し込みください。
往復ハガキのお申込み先
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学 人文科学研究所
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学 人文科学研究所
主催
同志社大学 人文科学研究所講師
- 末松 剛 氏
- 九州産業大学 地域共創学部 教授 講演「即位式絵図にみる宮廷儀礼の世界」
- 山科 言親 氏
- 衣紋道山科流若宗家 講演「現代における公家文化」
- 大山 和哉 氏
- 同志社大学 文学部 助教 講演「和歌が生まれるとき ―同志社大学歴史資料館所蔵二条家文書を紐解いて―」
- 深川 大路 氏
- 同志社大学 文化情報学部 助教 講演「AI協働による古典研究の可能性」
- 夏山 かほる 氏
- 作家 〔ディスカッサント]
- 福田 智子 氏
- 同志社大学 文化情報学部 教授 [司会]
「宮廷文化」というと、現代に生きる私たちには縁遠い、過去のものと感じる方が少なくないでしょう。しかしながら、案外、身近なところに宮廷文化は生きていて、私たちに思いがけない体験をさせてくれます。代々、宮廷文化を支えるお役目を担った家柄の方々が、現代に至るまで、その文化の継承活動をしていらっしゃることは言うまでもありませんが、有職(ゆうそく:当時の行事や儀式などの知識)をあらためてひもといてみると、平安時代の宮中の出来事から、これまで見過ごされてきた事実が浮かび上がることがあります。また、近世の宮中の文化を伝える「生(なま)」の史料は、同志社大学が所蔵するものだけでも、ご紹介していないものがまだまだあるのです。
そこで、今回は、末松剛氏(日本文化史)による即位式絵図をめぐる歴史研究からのご講演、大山和哉氏(近世和歌)による同志社大学所蔵二条家文書のご紹介のほか、衣紋道(えもんどう:宮廷装束を端正に着付ける道)のお家柄ならではのエピソードを、山科言親氏(衣紋道山科流若宗家)よりうかがいます。
また、宮廷文化を肌で感じ、埋もれた「時」をリアルに解き明かしていくためのひとつの手がかりとして、古典籍に記される文字が読めることも重要です。深川大路氏(情報科学)からは、計算機による変体仮名解読の最前線をご紹介します。
以上の講師陣に、令和元年度、第11回日経小説大賞を受賞された夏山かほる 氏をディスカッサントとしてお迎えしてパネルディスカッションを行い、それぞれのお立場から「宮廷文化」を現代に伝える意義を語っていただきます。
なお、会場では、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、文化推進京都工房による古文書複製技術のプレゼンテーション(現代によみがえる古典籍の世界)や、(株)NEW DOMAINによる宮廷文化をモチーフにした展示を行いますので、是非、取材・告知いただけましたら幸いです。
講演会案内ページにある「参加申し込みフォーム」、または往復ハガキ(住所・氏名・電話番号・Zoomウェビナーで受講希望の場合はメールアドレスを明記 8月20日必着)でお申し込みください。
そこで、今回は、末松剛氏(日本文化史)による即位式絵図をめぐる歴史研究からのご講演、大山和哉氏(近世和歌)による同志社大学所蔵二条家文書のご紹介のほか、衣紋道(えもんどう:宮廷装束を端正に着付ける道)のお家柄ならではのエピソードを、山科言親氏(衣紋道山科流若宗家)よりうかがいます。
また、宮廷文化を肌で感じ、埋もれた「時」をリアルに解き明かしていくためのひとつの手がかりとして、古典籍に記される文字が読めることも重要です。深川大路氏(情報科学)からは、計算機による変体仮名解読の最前線をご紹介します。
以上の講師陣に、令和元年度、第11回日経小説大賞を受賞された夏山かほる 氏をディスカッサントとしてお迎えしてパネルディスカッションを行い、それぞれのお立場から「宮廷文化」を現代に伝える意義を語っていただきます。
なお、会場では、富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社、文化推進京都工房による古文書複製技術のプレゼンテーション(現代によみがえる古典籍の世界)や、(株)NEW DOMAINによる宮廷文化をモチーフにした展示を行いますので、是非、取材・告知いただけましたら幸いです。
日時 | 2022年8月24日(水)14:00~17:10 (開場13:30) |
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開催場所 | 同志社大学 今出川キャンパス 良心館地下2番教室 および Zoomウェビナー |
費用 | 無料 |
参加申込み
要事前申込み 【定員】会場 100名/Zoomウェビナー 150名講演会案内ページにある「参加申し込みフォーム」、または往復ハガキ(住所・氏名・電話番号・Zoomウェビナーで受講希望の場合はメールアドレスを明記 8月20日必着)でお申し込みください。
往復ハガキのお申込み先
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学 人文科学研究所
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学 人文科学研究所
主催
同志社大学 人文科学研究所講師
- 末松 剛 氏
- 九州産業大学 地域共創学部 教授 講演「即位式絵図にみる宮廷儀礼の世界」
- 山科 言親 氏
- 衣紋道山科流若宗家 講演「現代における公家文化」
- 大山 和哉 氏
- 同志社大学 文学部 助教 講演「和歌が生まれるとき ―同志社大学歴史資料館所蔵二条家文書を紐解いて―」
- 深川 大路 氏
- 同志社大学 文化情報学部 助教 講演「AI協働による古典研究の可能性」
- 夏山 かほる 氏
- 作家 〔ディスカッサント]
- 福田 智子 氏
- 同志社大学 文化情報学部 教授 [司会]