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2023年度に重点的に取り組む課題

'23年4月26日 更新
 「同志社大学ビジョン2025 -躍動する同志社大学-」中期行動計画(第3版)の着実な実行及びその他の課題に対応するため、2023年度は以下の課題に重点的に取り組む。


1.ダイバーシティの推進

 同志社大学ダイバーシティ推進委員会から示された課題に対して、全学体制で課題解決に向けた取組を推進する。ダイバーシティのさらなる推進及び学生、教職員のダイバーシティマインドの醸成に向けた中期計画を策定し、ダイバーシティ推進委員会がハブとなり各組織とともに施策の実現を目指す。
 ダイバーシティキャンパスを具現化すべく、継志寮においては多文化共生や地域社会との異世代共生を実践する教育寮のコンセプトのもと、他者と連携・協働しながら、地域の課題解決を主体的に担うことができる力を身につけるための教育を推進する。スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室においてはアクセシビリティ支援やSOGIに対する学生への理解促進に向けた企画や啓発活動を実施する。


2.学生の多様な学びを実現する新たな教育のかたちの構築

 2024年度からの新たな学年暦に円滑に移行できるよう、授業運営に必要なICT環境とサポート体制を整備する。新たな学年暦の導入とICTの活用により実現可能となる、学生の自立的な学びを促すプログラム等を検討し、学生の多様な学びの機会を拡充する。また、教育の質保証に係る様々な機能や取組を有機的に関連付けた教学マネジメントにより、学修者本位の教育の基盤を整備する。


3.社会の変化に対応する全学共通教育のさらなる充実

 全学共通教養教育の新たな体系化に向けた方針に基づく具体策を掲げ、本学ならではの全学共通教養教育科目及び運営方法等について検討し、多様化する社会の変化に対応する、より質の高い教養教育(リベラルアーツ教育)の実現を目指す。また、同志社データサイエンス・AI教育プログラム(DDASH-L)においては、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」を利用し、学生に数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術の体系的な修得を促す。
 大学院の共通教育においては、これまでの大学院教学改革及び社会情勢(大学院進学者減、リカレント・リスキリング教育への期待、イノベーション人材の強化、博士課程学生に対する経済的支援及びキャリアパス整備等)を踏まえた機能強化及び今後のあり方を検討する。


4.次世代を担う優れた若手研究者の養成

 文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」「博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プログラム」の後継事業に応募し、博士後期課程学生の経済的支援と必要なキャリア開発・育成コンテンツの充実に継続して取り組む。また、リサーチ・アシスタント制度を活用して、研究センター等における課題研究や企業との共同研究に参加する博士後期課程学生の処遇改善と若手研究者の育成に取り組む。さらに、日本学術振興会特別研究員等の雇用支援事業の導入を検討し、優秀な若手研究者(ポストドクター)の確保と育成に取り組むべく必要な制度整備を行う。


5.新たな産官学連携の推進と融合研究の創出

 カーボンリサイクル教育研究プラットフォームにおける教育、研究、社会貢献活動を通じて、組織的な研究開発マネジメントの実施、研究成果の社会実装の実現が可能となるよう本学の産官学連携体制の機能強化に取り組む。また、本学教員の研究成果の社会への還元を推進するため、企業への技術移転活動や、起業に興味を持つ教員への支援を行う。加えて、本学におけるアントレプレナーシップ教育の体系化および実施体制については関係部署と連携を図り、その構築に取り組む。
 また、新たな融合研究の創出のために、All Doshisha Research Model 2025「“諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ”同志社大学SDGs研究」プロジェクトに取り組む。さらに、研究開発推進機構の各種研究拠点活動への支援については、プレアワード・ポストアワードを充実し、研究支援員や特別研究員等の研究環境充実費による雇用の運用を開始するとともに、国際連携による飛躍的な研究の発展、研究活動を通じた若手研究者の育成及び最先端の教育プログラムの開発に取り組む「国際的教育研究拠点」を新設する。


6.グローバルマインドの涵養とダイバーシティ推進に向けた教育研究活動の活性化

 同志社創立150周年記念事業(大学事業)である「「国際主義」の深化に向けた「人を植ゆる」の事業」の遂行によって得られる知見を踏まえながら、多様性を積極的に受容するグローバルマインドを涵養するため、派遣と受入の体制の再点検や国際教養教育院の実質化に向けた取組を行う。
 海外拠点の戦略的強化として、ヨーロッパの拠点であるEUキャンパスを擁するテュービンゲン大学、北米の拠点であるアーモスト大学との関係強化を図る。アジアにおいては、ACUCA(アジア・キリスト教大学協会)の副幹事校(2024年1月から幹事校)として、当協会の運営に関与するなかで独自のアジア戦略を模索しつつ、校友会との連携・協力も含めた「ダイバーシティプロジェクト in アジア」の基本案策定に着手する。


7.高大接続プログラムの戦略的展開

 本学が立地する京都府地域の高等学校に通う高校生を対象として、高校生の最終的な進路形成へと繋がる大学の学びに触れる機会を提供し、高校生の学習意欲の喚起及び大学進学時の進路選択の一助となることを目的として、京都府教育委員会と本法人との包括協定に基づく体系的な高大連携事業を展開する。


8.同志社創立150周年記念事業(大学事業、大学建設事業)の推進

 「同志社創立150周年記念事業(大学事業)」として事業化された「「国際主義」の深化に向けた「人を植ゆる」の事業」、「ブランド戦略の展開「志」その先への事業」について、年次計画に基づき各事業を推進する。「同志社創立150周年記念事業(大学建設事業)」においては、今出川校地新図書館建設事業では、実施設計を進め解体工事に着手する。京田辺キャンパスリニューアル及びスポーツ・コンプレックスに係る建設事業では、基本計画・基本設計を策定し、各事業を着実かつ段階的に計画を進める。


9.環境活動の推進

 教育研究機関の社会的使命として、最先端の教育研究、技術及び環境保全に資する研究成果の社会への還元等、環境問題に関する取組を推進する。具体的かつ継続的に環境問題に取り組むための基盤づくりとして、環境に関する目標・方針等を検討するとともに、本学における課題や問題点の把握に着手する。


10.ブランディングの強化と推進

 「ダイバーシティの推進」及び「環境活動の推進」に重点を置いて広報活動を展開することにより、教育研究機関として持続可能な社会の実現に貢献する。大学公式ホームページについては、オフィシャルサイト及びオリジナルサイトのリプレースを完遂するとともに、情報発信の中核として他のソーシャルメディア等と連携させ、さらなるプレゼンスの向上を図る。また、東京サテライトキャンパスを通じた、首都圏でのブランドイメージの確立及び認知度向上に向けた取組を検討する。
 卒業生との生涯にわたる連携については、YouTube等による情報発信を強化し物理的な制約を超える体制を整え、卒業生のさらなる帰属意識向上を目指すとともに、ASEAN諸国を中心に同志社校友会海外支部のネットワーク化に協力し、大学事業との連携体制を構築する。


11.「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の活動展開

 「2021年度から2025年度の同志社大学2025 ALL DOSHISHA 募金の展開について」に基づき、募金活動を推進する。個人を対象とする募金活動については、同志社校友会と連携を図り、募金活動を推進することで新規寄付者を獲得する。また、寄付のリピーターを増やすことにより寄付金の総額を増やす。法人・団体を対象とする募金活動については、学内関連部署と連携し、アライアンス構想のさらなる深化を目指す。
 また、「同志社大学2025 ALL DOSHISHA 募金」実行委員会及びその下にある部会の運営を通して、対象ごとに効果的な募金活動を展開し、大規模建設事業の財源確保に努める。


12.財政基盤の確立

 同志社大学の財務関係比率上の指標・目標及び中・長期財政計画並びに学校法人同志社の中期財政目標及び中期財政計画を見据えて、安定的な収入確保の方策を推進の上、事業計画の検証結果や昨今の社会情勢・経済環境を踏まえた、効率的・効果的な支出による財政運営を行い、2024年度予算において収支均衡を目指すとともに、将来は繰越支出超過額の解消に取り組む。

 「同志社大学ビジョン2025 -躍動する同志社大学-」中期行動計画(第3版)の着実な実行及びその他の課題に対応するため、2023年度は以下の課題に重点的に取り組む。


1.ダイバーシティの推進

 同志社大学ダイバーシティ推進委員会から示された課題に対して、全学体制で課題解決に向けた取組を推進する。ダイバーシティのさらなる推進及び学生、教職員のダイバーシティマインドの醸成に向けた中期計画を策定し、ダイバーシティ推進委員会がハブとなり各組織とともに施策の実現を目指す。
 ダイバーシティキャンパスを具現化すべく、継志寮においては多文化共生や地域社会との異世代共生を実践する教育寮のコンセプトのもと、他者と連携・協働しながら、地域の課題解決を主体的に担うことができる力を身につけるための教育を推進する。スチューデントダイバーシティ・アクセシビリティ支援室においてはアクセシビリティ支援やSOGIに対する学生への理解促進に向けた企画や啓発活動を実施する。


2.学生の多様な学びを実現する新たな教育のかたちの構築

 2024年度からの新たな学年暦に円滑に移行できるよう、授業運営に必要なICT環境とサポート体制を整備する。新たな学年暦の導入とICTの活用により実現可能となる、学生の自立的な学びを促すプログラム等を検討し、学生の多様な学びの機会を拡充する。また、教育の質保証に係る様々な機能や取組を有機的に関連付けた教学マネジメントにより、学修者本位の教育の基盤を整備する。


3.社会の変化に対応する全学共通教育のさらなる充実

 全学共通教養教育の新たな体系化に向けた方針に基づく具体策を掲げ、本学ならではの全学共通教養教育科目及び運営方法等について検討し、多様化する社会の変化に対応する、より質の高い教養教育(リベラルアーツ教育)の実現を目指す。また、同志社データサイエンス・AI教育プログラム(DDASH-L)においては、文部科学省「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度」を利用し、学生に数理・データサイエンス・AIに関する知識及び技術の体系的な修得を促す。
 大学院の共通教育においては、これまでの大学院教学改革及び社会情勢(大学院進学者減、リカレント・リスキリング教育への期待、イノベーション人材の強化、博士課程学生に対する経済的支援及びキャリアパス整備等)を踏まえた機能強化及び今後のあり方を検討する。


4.次世代を担う優れた若手研究者の養成

 文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」「博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プログラム」の後継事業に応募し、博士後期課程学生の経済的支援と必要なキャリア開発・育成コンテンツの充実に継続して取り組む。また、リサーチ・アシスタント制度を活用して、研究センター等における課題研究や企業との共同研究に参加する博士後期課程学生の処遇改善と若手研究者の育成に取り組む。さらに、日本学術振興会特別研究員等の雇用支援事業の導入を検討し、優秀な若手研究者(ポストドクター)の確保と育成に取り組むべく必要な制度整備を行う。


5.新たな産官学連携の推進と融合研究の創出

 カーボンリサイクル教育研究プラットフォームにおける教育、研究、社会貢献活動を通じて、組織的な研究開発マネジメントの実施、研究成果の社会実装の実現が可能となるよう本学の産官学連携体制の機能強化に取り組む。また、本学教員の研究成果の社会への還元を推進するため、企業への技術移転活動や、起業に興味を持つ教員への支援を行う。加えて、本学におけるアントレプレナーシップ教育の体系化および実施体制については関係部署と連携を図り、その構築に取り組む。
 また、新たな融合研究の創出のために、All Doshisha Research Model 2025「“諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ”同志社大学SDGs研究」プロジェクトに取り組む。さらに、研究開発推進機構の各種研究拠点活動への支援については、プレアワード・ポストアワードを充実し、研究支援員や特別研究員等の研究環境充実費による雇用の運用を開始するとともに、国際連携による飛躍的な研究の発展、研究活動を通じた若手研究者の育成及び最先端の教育プログラムの開発に取り組む「国際的教育研究拠点」を新設する。


6.グローバルマインドの涵養とダイバーシティ推進に向けた教育研究活動の活性化

 同志社創立150周年記念事業(大学事業)である「「国際主義」の深化に向けた「人を植ゆる」の事業」の遂行によって得られる知見を踏まえながら、多様性を積極的に受容するグローバルマインドを涵養するため、派遣と受入の体制の再点検や国際教養教育院の実質化に向けた取組を行う。
 海外拠点の戦略的強化として、ヨーロッパの拠点であるEUキャンパスを擁するテュービンゲン大学、北米の拠点であるアーモスト大学との関係強化を図る。アジアにおいては、ACUCA(アジア・キリスト教大学協会)の副幹事校(2024年1月から幹事校)として、当協会の運営に関与するなかで独自のアジア戦略を模索しつつ、校友会との連携・協力も含めた「ダイバーシティプロジェクト in アジア」の基本案策定に着手する。


7.高大接続プログラムの戦略的展開

 本学が立地する京都府地域の高等学校に通う高校生を対象として、高校生の最終的な進路形成へと繋がる大学の学びに触れる機会を提供し、高校生の学習意欲の喚起及び大学進学時の進路選択の一助となることを目的として、京都府教育委員会と本法人との包括協定に基づく体系的な高大連携事業を展開する。


8.同志社創立150周年記念事業(大学事業、大学建設事業)の推進

 「同志社創立150周年記念事業(大学事業)」として事業化された「「国際主義」の深化に向けた「人を植ゆる」の事業」、「ブランド戦略の展開「志」その先への事業」について、年次計画に基づき各事業を推進する。「同志社創立150周年記念事業(大学建設事業)」においては、今出川校地新図書館建設事業では、実施設計を進め解体工事に着手する。京田辺キャンパスリニューアル及びスポーツ・コンプレックスに係る建設事業では、基本計画・基本設計を策定し、各事業を着実かつ段階的に計画を進める。


9.環境活動の推進

 教育研究機関の社会的使命として、最先端の教育研究、技術及び環境保全に資する研究成果の社会への還元等、環境問題に関する取組を推進する。具体的かつ継続的に環境問題に取り組むための基盤づくりとして、環境に関する目標・方針等を検討するとともに、本学における課題や問題点の把握に着手する。


10.ブランディングの強化と推進

 「ダイバーシティの推進」及び「環境活動の推進」に重点を置いて広報活動を展開することにより、教育研究機関として持続可能な社会の実現に貢献する。大学公式ホームページについては、オフィシャルサイト及びオリジナルサイトのリプレースを完遂するとともに、情報発信の中核として他のソーシャルメディア等と連携させ、さらなるプレゼンスの向上を図る。また、東京サテライトキャンパスを通じた、首都圏でのブランドイメージの確立及び認知度向上に向けた取組を検討する。
 卒業生との生涯にわたる連携については、YouTube等による情報発信を強化し物理的な制約を超える体制を整え、卒業生のさらなる帰属意識向上を目指すとともに、ASEAN諸国を中心に同志社校友会海外支部のネットワーク化に協力し、大学事業との連携体制を構築する。


11.「同志社大学2025 ALL DOSHISHA募金」の活動展開

 「2021年度から2025年度の同志社大学2025 ALL DOSHISHA 募金の展開について」に基づき、募金活動を推進する。個人を対象とする募金活動については、同志社校友会と連携を図り、募金活動を推進することで新規寄付者を獲得する。また、寄付のリピーターを増やすことにより寄付金の総額を増やす。法人・団体を対象とする募金活動については、学内関連部署と連携し、アライアンス構想のさらなる深化を目指す。
 また、「同志社大学2025 ALL DOSHISHA 募金」実行委員会及びその下にある部会の運営を通して、対象ごとに効果的な募金活動を展開し、大規模建設事業の財源確保に努める。


12.財政基盤の確立

 同志社大学の財務関係比率上の指標・目標及び中・長期財政計画並びに学校法人同志社の中期財政目標及び中期財政計画を見据えて、安定的な収入確保の方策を推進の上、事業計画の検証結果や昨今の社会情勢・経済環境を踏まえた、効率的・効果的な支出による財政運営を行い、2024年度予算において収支均衡を目指すとともに、将来は繰越支出超過額の解消に取り組む。