'23年5月23日 更新
2023年8月に同志社大学体育会山岳部・同志社大学山岳会(OB会)はネパール西部登山隊を派遣し、未踏峰Lama峰(標高6,527m)の世界初登頂を目指します。
目的とするLama峰はネパールの極西域に位置しており、その山深さからこれまで麓まで辿り着いた者がいない未踏峰です。しかし粘り強い徒歩による探索と現地での情報収集により、2017年に同志社大学隊が初めて麓までたどり着きました。現在は、登頂までのルートを探っており、高度な登攀(とうはん)技術が必要なルートが予想されるため、日々厳しい訓練を行っています。
今回の遠征では極西ネパールの山域研究も行います。同志社大学山岳部とネパールは深い関わりがあり、半世紀前(昭和30年代)から継続的に登山隊を派遣してきた地であり、同志社大学山岳部にとって「伝統の地」です。近年では2004年、明治時代に仏教の原典を求めて、ネパールからチベットに単身密入国した仏教僧、河口慧海がヒマラヤ越えしたルートの調査を行いました。また、2007年にKubi Kangri(クビカンリ/6,721m)の初登頂を達成した際には、地球温暖化の影響による氷河の後退などの学術調査や2010年Changla(チャンラ/6,563m)、2015年Aichyn(アイチェン/6,055m)といういずれも西ネパールの未踏峰の世界初登頂を成功した際にも山域研究を行いました。特に、2015年には当時ネパールを襲った大地震の被害調査のため震源地周辺の村(クムジュン村)を訪れ、学校校舎の被害状況を調査し、屋根などの倒壊を確認。同志社大学校友会を通じ校舎修繕費を寄付するとともに、建築家 坂茂氏とともに数年単位での耐震性の高い校舎を建築するプロジェクトの実行に結びつきました。今回のヒマラヤ遠征ではseti nadi源流域の山岳地帯を踏査します。Raksha Urai峰の登山を通じて山頂からの山域を観察し、地図と照合して山の同定を行います。
目的とするLama峰はネパールの極西域に位置しており、その山深さからこれまで麓まで辿り着いた者がいない未踏峰です。しかし粘り強い徒歩による探索と現地での情報収集により、2017年に同志社大学隊が初めて麓までたどり着きました。現在は、登頂までのルートを探っており、高度な登攀(とうはん)技術が必要なルートが予想されるため、日々厳しい訓練を行っています。
今回の遠征では極西ネパールの山域研究も行います。同志社大学山岳部とネパールは深い関わりがあり、半世紀前(昭和30年代)から継続的に登山隊を派遣してきた地であり、同志社大学山岳部にとって「伝統の地」です。近年では2004年、明治時代に仏教の原典を求めて、ネパールからチベットに単身密入国した仏教僧、河口慧海がヒマラヤ越えしたルートの調査を行いました。また、2007年にKubi Kangri(クビカンリ/6,721m)の初登頂を達成した際には、地球温暖化の影響による氷河の後退などの学術調査や2010年Changla(チャンラ/6,563m)、2015年Aichyn(アイチェン/6,055m)といういずれも西ネパールの未踏峰の世界初登頂を成功した際にも山域研究を行いました。特に、2015年には当時ネパールを襲った大地震の被害調査のため震源地周辺の村(クムジュン村)を訪れ、学校校舎の被害状況を調査し、屋根などの倒壊を確認。同志社大学校友会を通じ校舎修繕費を寄付するとともに、建築家 坂茂氏とともに数年単位での耐震性の高い校舎を建築するプロジェクトの実行に結びつきました。今回のヒマラヤ遠征ではseti nadi源流域の山岳地帯を踏査します。Raksha Urai峰の登山を通じて山頂からの山域を観察し、地図と照合して山の同定を行います。
2023年8月に同志社大学体育会山岳部・同志社大学山岳会(OB会)はネパール西部登山隊を派遣し、未踏峰Lama峰(標高6,527m)の世界初登頂を目指します。
目的とするLama峰はネパールの極西域に位置しており、その山深さからこれまで麓まで辿り着いた者がいない未踏峰です。しかし粘り強い徒歩による探索と現地での情報収集により、2017年に同志社大学隊が初めて麓までたどり着きました。現在は、登頂までのルートを探っており、高度な登攀(とうはん)技術が必要なルートが予想されるため、日々厳しい訓練を行っています。
今回の遠征では極西ネパールの山域研究も行います。同志社大学山岳部とネパールは深い関わりがあり、半世紀前(昭和30年代)から継続的に登山隊を派遣してきた地であり、同志社大学山岳部にとって「伝統の地」です。近年では2004年、明治時代に仏教の原典を求めて、ネパールからチベットに単身密入国した仏教僧、河口慧海がヒマラヤ越えしたルートの調査を行いました。また、2007年にKubi Kangri(クビカンリ/6,721m)の初登頂を達成した際には、地球温暖化の影響による氷河の後退などの学術調査や2010年Changla(チャンラ/6,563m)、2015年Aichyn(アイチェン/6,055m)といういずれも西ネパールの未踏峰の世界初登頂を成功した際にも山域研究を行いました。特に、2015年には当時ネパールを襲った大地震の被害調査のため震源地周辺の村(クムジュン村)を訪れ、学校校舎の被害状況を調査し、屋根などの倒壊を確認。同志社大学校友会を通じ校舎修繕費を寄付するとともに、建築家 坂茂氏とともに数年単位での耐震性の高い校舎を建築するプロジェクトの実行に結びつきました。今回のヒマラヤ遠征ではseti nadi源流域の山岳地帯を踏査します。Raksha Urai峰の登山を通じて山頂からの山域を観察し、地図と照合して山の同定を行います。
目的とするLama峰はネパールの極西域に位置しており、その山深さからこれまで麓まで辿り着いた者がいない未踏峰です。しかし粘り強い徒歩による探索と現地での情報収集により、2017年に同志社大学隊が初めて麓までたどり着きました。現在は、登頂までのルートを探っており、高度な登攀(とうはん)技術が必要なルートが予想されるため、日々厳しい訓練を行っています。
今回の遠征では極西ネパールの山域研究も行います。同志社大学山岳部とネパールは深い関わりがあり、半世紀前(昭和30年代)から継続的に登山隊を派遣してきた地であり、同志社大学山岳部にとって「伝統の地」です。近年では2004年、明治時代に仏教の原典を求めて、ネパールからチベットに単身密入国した仏教僧、河口慧海がヒマラヤ越えしたルートの調査を行いました。また、2007年にKubi Kangri(クビカンリ/6,721m)の初登頂を達成した際には、地球温暖化の影響による氷河の後退などの学術調査や2010年Changla(チャンラ/6,563m)、2015年Aichyn(アイチェン/6,055m)といういずれも西ネパールの未踏峰の世界初登頂を成功した際にも山域研究を行いました。特に、2015年には当時ネパールを襲った大地震の被害調査のため震源地周辺の村(クムジュン村)を訪れ、学校校舎の被害状況を調査し、屋根などの倒壊を確認。同志社大学校友会を通じ校舎修繕費を寄付するとともに、建築家 坂茂氏とともに数年単位での耐震性の高い校舎を建築するプロジェクトの実行に結びつきました。今回のヒマラヤ遠征ではseti nadi源流域の山岳地帯を踏査します。Raksha Urai峰の登山を通じて山頂からの山域を観察し、地図と照合して山の同定を行います。
登山計画概要
- 1.登山隊名称:
- 同志社大学極西ネパール登山隊2023
(Doshisha Univ. Far Western Nepal Expedition 2023)
- 2.派遣母体:
- 同志社大学山岳会・同志社大学山岳部
- 3.目的:
- (1)未踏峰Lama峰(6527m)の初登頂
(2)極西ネパール山域研究
Ⅰ. 極西山域の探索及び周辺の高峰(6500m級)の試登:Raksha Urai峰
Ⅱ. 西ネパールにおける文化人類学的探究
- 4. 期間:
- 2023年8月~10月
- 5. 隊員構成:
- 4名
隊長: 宇野悠真[住友ゴム工業(株)]、
副隊長: 仙田裕樹[中外テクノス(株)]、加藤惇史、秋田日和
- 6.協賛企業:
- (株)アライテント、谷口けい冒険基金、(株)ファイントラック、(株)マジックマウンテン(50音順)
登山計画概要
- 1.登山隊名称:
- 同志社大学極西ネパール登山隊2023
(Doshisha Univ. Far Western Nepal Expedition 2023)
- 2.派遣母体:
- 同志社大学山岳会・同志社大学山岳部
- 3.目的:
- (1)未踏峰Lama峰(6527m)の初登頂
(2)極西ネパール山域研究
Ⅰ. 極西山域の探索及び周辺の高峰(6500m級)の試登:Raksha Urai峰
Ⅱ. 西ネパールにおける文化人類学的探究
- 4. 期間:
- 2023年8月~10月
- 5. 隊員構成:
- 4名
隊長: 宇野悠真[住友ゴム工業(株)]、
副隊長: 仙田裕樹[中外テクノス(株)]、加藤惇史、秋田日和
- 6.協賛企業:
- (株)アライテント、谷口けい冒険基金、(株)ファイントラック、(株)マジックマウンテン(50音順)