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トピックス

文部科学省主催 「未来の博士フェス2024~博士と創る、博士が輝く社会へ~」が開催されました

2024年7月23日 更新

7月10日(水) 文部科学省主催 「未来の博士フェス2024~博士と創る、博士が輝く社会へ~」が開催されました。

 7月10日(水)に、文部科学省主催の「未来の博士フェス2024~博士と創る、博士が輝く社会へ~」が一橋大学一橋講堂で開催されました。企業と協力して博士課程学生を応援するために開催され、博士課程学生によるショートプレゼンテーションやポスターセッション、社会課題解決提案グランプリ、博士人材の強みや魅力を発信するためのパネルディスカッションや博士を大事にする企業のピッチコンテストが実施されました。全国より、発表者を含め約500名が現地で、約600名がオンラインで参加しました。
 フェスの冒頭では、二つの博士学位をお持ちの盛山正仁文部科学大臣が、自身の博士学位取得までのご経験を語られ、「博士=研究者だけではなく、博士学位は資格みたいなもの。よって、博士学位取得はゴールではなくスタートラインで、そこからそれぞれの分野で活躍してくことを期待している。」とメッセージを送られました。また、政治界の「博士応援団」と自他ともに認める有村治子参議院議員が博士学位取得者のステレオタイプのイメージを払拭し、社会的リスペクトを高めることができるよう応援することに言及し、「博士学位ホルダーよ、世界の真ん中で咲きほこれ!」と熱いメッセージを送られました。
 博士課程学生によるショートプレゼンテーションでは、全国から選ばれた6名の博士課程学生が、それぞれの研究内容とその魅力や今後成し遂げたい事や夢について発表しました。「同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)」からは、理工学研究科博士後期課程2年の中上敦貴さんが、ショートプレゼンテーション並びにポスターセッションに参加しました。中上さんは、自身の研究のすばらしさを、専門外の人にも分かりやすく発表されました。また、コメンテーターからの質問では、博士期課程に入られる前に企業にお勤めだった自身のキャリアパスのこと、現在の研究分野に興味を持ったきっかけや、楽しみながら研究活動を行っていることなどのメッセージを発信され、高く評価されました。また、ポスターセッションでは、全国から106名の博士学生が参加し、本学からは、上記、中上さん並びに文化情報学研究科博士後期課程3年の柚木慎太郎さんが参加しました。ポスターセッション会場では、様々な研究発表が行われており、それぞれに活発な議論が繰り広げられていました。
 本フェスを通して、参加学生は、他大学や他分野など多くの博士課程学生や企業などと交流し、自らの視野を広げることができたのではないでしょうか。また、博士人材のキャリアパスが、アカデミアだけでなく、企業やスタートアップ、国際機関等の幅広いフィールドで期待されていることを感じることができのではないでしょうか。今年度、現地参加できなかった方々も、来年度は、是非、現地で博士学生のパワーを感じてください。






images/knkak/page/messe.nakagami1.jpeg  (102637) ポスター発表の様子
images/knkak/page/messe.yuki2.jpg     (102638) ポスター発表の様子

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未来の博士フェスに参加して
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理工学研究科 応用化学専攻 D2
中上 敦貴(プレゼンテーション、ポスターセッション参加)

今回未来の博士フェス2024に参加し、ショートプレゼンテーションとポスターでの発表を行わせて頂きました。発表を通じ、反響を含めて様々な交流が出来たのはもちろんのこと、博士課程に在籍しつつ起業されている方や、博士号を取得された方の様々なキャリアについてお話をお聞きし、視野がより拡がったと感じます。また肌で感じた博士学生を応援しようとする大きな動きと、それに伴う博士学生・取得者への期待は、自身の研究への向き合い方と今後何をなすべきかを改めて考える機会となり、今回の参加は総じて非常に有意義なものでした。主催側の思いも熱く、来年以降の開催においては博士学生や進学を考えている学生の方の参加を強くお勧めします。


文化情報学研究科 文化情報学専攻 D3
柚木 慎太郎(ポスターセッション参加)

未来の博士フェスでのポスター発表では,他大学からの学生さんだけでなく博士人材を求めている企業の方々からも質問をいただきました。また,多様な分野の研究者たちと直接対話し,自身の研究を説明する機会を得られたことは大きな収穫でした。開会式では,文部科学大臣および参議院議員の方の「博士号を持つ人材が先導する社会についてのビジョン」を享受することができ,とても刺激を受けました.この経験を今後の研究活動に活かしていきたいと思います。


医生命科学研究科 医生命システム専攻 D2
丹羽 良介(現地聴講参加)

未来の博士フェスに参加してきました。最新の研究成果や技術を目の当たりにし、未来の可能性に胸が高鳴りました。特に研究者たちの熱意と創造力に触れ、自分もこの一員として何か新しいものを生み出したいという意欲が湧きました。また、企業ブースでの交流を通じて博士の社会的重要性が向上していることを感じました。今回の参加を通して改めて博士を選択したこと最善であったと感じました。来年こそは発表側になれるように業績を残したいと思います。



関連情報 同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト 支援活動報告
同志社大学大学院博士後期課程次世代研究者挑戦的研究プロジェクト(SPRING)の支援活動報告のページは上記リンク先よりご確認いただけます。
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