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プレスリリース

同志社大学アメリカ研究所 第29回コロキアム「中絶の権利をめぐる論争を多角的に検討する」開催について

2023年9月15日 更新

同志社大学アメリカ研究所は、第29回コロキアム「中絶の権利をめぐる論争を多角的に検討する」を下記のとおり開催します。

 2022年6月24日、アメリカ連邦最高裁判所のドブス対ジャクソン女性保険機構判決において、ロウ対ウェイド判決(1973年)を覆す判断がなされました。これにより、人工妊娠中絶の権利は州単位の判断に委ねられることになりました。本コロキアムは昨今の中絶の権利をめぐる論争の歴史的背景および問題の所在を多角的に捉え、ニュースなどの報道をより深く理解し、中絶の権利をめぐる論争を多角的に理解する機会となることを目指すものです。そのためにコロキアムは2部構成で実施します。前半は小竹 聡氏(拓殖大学政経学部 教授)を講師に迎え、著書(『アメリカ合衆国における妊娠中絶の法と政治』日本評論社、2021年)に基づいて、アメリカ連邦最高裁判所の判決の推移と政治の展開についてお話しいただきます。
 その講演を受ける形で第2部では、アメリカ国内外の政治、ジェンダー、宗教および国際関係をご専門とする3 名の先生方に登壇いただき、それぞれのご専門の観点から中絶論争をいかに見ているか、問題の所在などに関してコメントを頂戴します。コメンテーターには、アメリカ国内外の政治の観点について、三牧聖子氏(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 准教授)、ジェンダーの観点から秋林こずえ氏(同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科 教授)、さらにアメリカ国内の宗教界の内情や信教の自由の名の下に進めるアメリカの外交政策と中絶問題の関わりに関して松本佐保氏(日本大学国際関係学部 教授)に解説いただき、再び第1部の講師である小竹氏を交え討論の時間を設けます。討論の時間では、時間の許す限りフロアからの質問も取り上げる予定です。



アメリカ研究所_第29回コロキアム

■日  時   2023年10月6日(金)16:30~19:15
■会  場   今出川校地 今出川キャンパス 良心館RY305教室(予定)
■使用言語   日本語
■その他    事前申込不要、入場無料

【講師紹介】
小竹 聡 氏     拓殖大学政経学部 教授
三牧 聖子 氏  同志社大学大学院 グローバル・スタディーズ研究科 准教授
秋林 こずえ 氏 同志社大学大学院 グローバル・スタディーズ研究科 教授
松本 佐保 氏  日本大学国際関係学部 教授

本件に関するお問い合わせ

同志社大学 グローバル・スタディーズ研究科・アメリカ研究所事務室

TEL:075-251-4900
E-mail:ji-amekn@mail.doshisha.ac.jp

取材に関するお問い合わせ

同志社広報部広報課

TEL:075-251-3120
E-mail:ji-koho@mail.doshisha.ac.jp


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