プレスリリース
同志社大学が京都の産官学と共創し、『超ECO祭』を開催!
ソーシャルマーケティング(注1)による社会課題解決に挑む同志社大学商学部の瓜生原(うりゅうはら)葉子研究室(注2)では、健康・医療と環境をテーマに学際的な社会実装研究を行っています。このたび、健康・医療と環境における資源の大切さに気付き、身近な行動を始めるきっかけを提供する『超ECO祭2024』を開催します(入場無料)。
今年は、「social goodなエコ行動の普及を京都から」を目指して、京都大学iPS細胞研究所、京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻、京都市、株式会社島津製作所などと共創し、全16ブースを展開します。学生・親子・社会人など、どのような世代でも各ブースを回って楽しみながら、持続可能な社会をつくるためにできることを考えるイベントです。
広くご周知いただくとともに、当日はぜひ取材にお越しください。
日時
2024年11月9日(土)~10日(日) 10:00~17:00
場所
イオンモールKYOTO (京都市南区西九条鳥居口町1番地)
内容
健康・医療と環境のエコに関する体験型情報提供

同志社関連の出展内容
同志社のワザを京都のECO課題解決に (同志社大学サイエンスコミュニケーター養成副専攻)
大学には最先端研究の成果がたくさんあります。外からは見えづらいそうした成果を、京都の「困りごと」解決に活用できないか、文系・理系の学生たちによる混成チームが知恵を絞り、アイデアを提案します。
ミツバチラボ: Learning from Bee (同志社ミツバチラボ)
ミツバチは高度な集団の営みができる昆虫。正六角形(ハニカム)の巣は、花粉や蜂蜜を蓄え、卵を産む場所。ミツバチ目線で巣礎作りをします。また、ミツバチの一生や、小さな虫たちの冬の住処<インセクトホテル>を紹介します。
迷いの森~迷いの先のメッセージ~ (同志社大学瓜生原葉子研究室)
重要なことはなかなか即決できません。迷ってもいいのです。そして、迷った状態から次の行動に踏み出せばいいのです。ここでは日常の様々な迷いを解決しながら、マイナンバーカードや免許証に記入欄がある臓器提供の意思表示について考えます。
我が家のバケットリスト ~未来を描く時間~ (同志社大学瓜生原葉子研究室)
「バケットリスト」、それは、悔いの残らないよう、生きているうちに自分がやりたいことを書き出すリストのことです。家族と対話をしたり、家族を思いながらリストを作成したりすることで、自分の思いや価値観を伝えあうことの大切さについて考えます。
Be the match (同志社大学瓜生原葉子研究室)
日本では、毎年新たに約1万人が白血病などの血液疾患を発症し、そのうち約2,000人が骨髄バンクを介する移植を必要としています。しかし、そのドナーが見つかる確率は数百~数万分の1です。「脱出ゲーム」などでその確率を体感し、リアルな体験談を知って、骨髄バンク登録について考えます。
ナイトシフト・ミッション: 暗幕の中で新しい夜を体験せよ! (同志社大学瓜生原葉子研究室)
ダメだとわかっていてもつい寝る前に触ってしまうスマホ。それが睡眠の不満につながっているかもしれません。このブースで新しい夜の過ごし方を体験しながら、寝る前のスマホをやめるきっかけを提供します。
「繋ごう。エコノ輪」 (同志社大学瓜生原葉子研究室)
「社会課題解決」や「SDGs」はとても大事ですが、とっつきにくいと感じられることもあります。しかし、日常に多くのヒントが潜んでいます。ここでは、ゲームなどを楽しみながら、意外とすぐそこにある課題解決への小さな一歩を発見する機会を提供します。

医療のエコ活動とは
医療のエコ活動とは、限りある医療資源を大切にし、”国民一人ひとりが医療に優しい活動”を行うことです。社会保障関係費・医療費が増加する超高齢社会の日本において、将来にわたり安定した医療サービスが提供され、「人生100年時代」を幸福で健康的に生きられる社会の実現を目標に研究活動をしています。
注1)対象となる人の声(行動できない理由、行動したくなる動機など)を調査し、行動科学理論を用い、各人の考えや行動パターンに合った施策を提供することで、自発的な行動変容を実現する体系的な方法。
注2)ソーシャルマーケティングに基づく行動変容の実践を通じて社会貢献を行い、学術性と社会性の両立を行う独創的な研究室。公式サイトをご参照ください。
本件に関するお問い合わせ |
同志社大学 商学部 教授 瓜生原 葉子(うりゅうはら ようこ) TEL:075-251-3704 |
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取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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