プレスリリース
同志社大学アメリカ研究所コロキアム2024大統領選シリーズ 第3弾「大統領選を振り返る」
同志社大学アメリカ研究所は、全3回の連続講座2024大統領選シリーズの最終回として、第3弾「大統領選を振り返る」を開催します。
近年のアメリカ社会の分極化には、気候変動、国際情勢、格差拡大、国内人口構成やジェンダー関係などの変化が影響しており、2024年大統領選挙でも激しい論戦となりました。本連続講座ではこれまで、アメリカ研究所関係教員が、憲法・最高裁、移民・マイノリティという選挙戦の議論の底流をなしてきた論点を、アメリカ政治・社会の構造から掘り起こして解説してきました。
最終回となる今回の講座では、2024年11月の大統領選挙の結果について分析・考察を試みます。
2024年大統領選挙において、共和党候補者ドナルド・トランプは、獲得した選挙人の数だけでなく、一般得票率でも民主党候補者カマラ・ハリスを上回りました。その主な原因はヒスパニック系の有権者がトランプに投票する傾向を強めたことにあります。本報告では大統領選前後にアメリカ研究所部門研究で実施したアメリカ人有権者調査のデータを用いて、ヒスパニック系の有権者が経済評価や女性嫌悪によってではなく、不法移民に対する反感によりトランプに投票したことを示します。
また、講演後には第1弾、第2弾の登壇者を交え、総合討論の時間を設けます。第3弾からのご参加も可能ですので、広くご周知いただくとともに、当日はぜひ取材にお越しください。
日時
2025年1月16日(木)16:40~18:10
場所
同志社大学 烏丸キャンパス 志高館1階SK112教室
講演・講師
「なぜヒスパニックはトランプに投票するようになったのか」
飯田 健(法学部教授)
総合討論
飯田 健(第3弾 講演・講師)
第1弾「大統領選とアメリカ憲法・最高裁」登壇者
桧垣 伸次(法学部教授)
和泉 真澄(グローバル地域文化学部教授/アメリカ研究所所長)
川鍋 健 (アメリカ研究所助教)
第2弾「大統領選と移民・マイノリティ」登壇者
南川 文里(グローバル・スタディーズ研究科教授/アメリカ研究所研究主任)
小野 直子(文学部教授)
石黑 安里(アメリカ研究所助教)
参加費
無料
事前申込
不要、どなたでもご参加いただけます。
主催
同志社大学アメリカ研究所
その他
対面のみの開催
本件に関するお問い合わせ |
同志社大学 アメリカ研究所 TEL:075-251-4900 |
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取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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