プレスリリース
同志社大学人文科学研究所 第109回公開講演会 「『発言者』とその時代-ポスト冷戦期における日本の保守主義再考-」開催について
同志社大学人文科学研究所は、標記の公開講演会を開催いたします。
同志社大学人文科学研究所第21期部門研究会第14研究は、「日本保守主義の再検討」を研究テーマに共同研究を実施しており、その研究の一環として、西部邁氏が「真正保守」を掲げて1994年に創刊した論壇誌『発言者』に注目しました。
創刊当時、国内では改革熱が高まっていましたが、『発言者』は、「変えれば良くなる」という漠然としたイメージに基づく改革論を批判するとともに、真の意味で戦後日本を改革するならば、アメリカとの関係も再考すべきとして、「アメリカニズム」批判や「親米保守」批判を展開するなど、他の保守系雑誌とは一線を画す存在でした。
今年『発言者』が創刊30年を迎えることから、本講演会を通じて、『発言者』の意義は何だったのか、何を遺したのかなどについて考える機会といたします。第1部では、研究会が実施してきた『発言者』の初期論説(1994-96)を対象とする記事分析及び、関係者への聞き取り調査を中心とする研究成果を発表し、第2部では、常連執筆者と編集者を交えてパネルディスカッションを実施いたします。
日時
2024年10月13日(日) 13:00~17:00 (開場12:30)
会場
同志社大学 今出川キャンパス 良心館1階RY107教室
※開催日(日曜日)は良心館地下地下鉄今出川駅通用口が閉鎖のため西門あるいは正門からのみ入構可。
第1部 研究発表
- 司会、発表者 望月詩史 同志社大学法学部 教授
- 発表者 井上祐子 公益財団法人政治経済研究所 主任研究員
大園誠 同志社大学人文科学研究所 嘱託研究員(社外)
第2部 パネルディスカッション
- コーディネーター 織田健志 国士舘大学政経学部 教授
- パネラー 佐藤光 大阪市立大学 名誉教授佐伯啓思 京都大学 名誉教授、京都大学 人と社会の未来研究院 特任教授東谷暁 編集者、ジャーナリスト
その他
事前申込不要、参加無料
主催
同志社大学 人文科学研究所
本件に関するお問い合わせ |
同志社大学 人文科学研究所事務室 TEL:075-251-3940 |
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取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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