プレスリリース
シンポジウム「ゼロ・ウェイストを考える~サーキュラーエコノミーの実現に向けて~」開催について
「脱焼却・脱埋め立て」を提唱し、世界のゼロ・ウェイスト(ごみゼロ)運動に尽力されてきたポール・コネット博士(米)をはじめ、各地でゼロ・ウェイスト運動に取り組む方々を迎えてシンポジウムを開催します。
地球環境をめぐる問題は深刻さを増すばかりです。環境破壊を食い止め、持続可能な経済を実現するために、サーキュラーエコノミー(循環経済)が近年、大きな注目を集めています。
サーキュラーエコノミーの実現に向けて、廃棄物の適正な処理は世界的に大きな課題となっています。日本の自治体における廃棄物のリサイクル率は20%程度に留まり、OECD加盟国でも最低水準ですが、その背景には日本が焼却処分に大きく依存していることがあげられます。過度に焼却に依存した日本の廃棄物処理は、脱炭素の取り組みに逆行するだけではなく、人口減少社会を迎える中で多額の費用を要する焼却処分場を維持することは財政的にも持続不可能です。
本シンポジウムでは、日本でもゼロ・ウェイストをどのようにして実現するのか、みなさまとともに考えます。また、2日目(11月3日(日))には、京都周辺の最先端の廃棄物処理の取組を学ぶエクスカーションツアーを実施します。
多くの方々にご参加いただきたいと考えています。広くご周知いただくとともに、当日はぜひ取材にお越しください。
日時
2024年11月2日(土) 13:00~17:30(懇親会 18:00~20:00)
場所
同志社大学 今出川キャンパス 良心館1階RY107
プログラム
- 基調講演ポール・コネット博士(元米セントローレンス大学教授)
Why Japan should reject incineration of municipal waste?
なぜ、日本はごみの焼却処分を止めなければいけないのか?
- 事例報告
ムン・ドウン氏(Global Alliance for Incinerator Alternative 政策・調査研究員)
渡邉泉氏(東京農工大学農学研究院教授)
- パネルディスカッション
パネリスト
坂野晶氏(一般社団法人ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事)
佐藤友啓氏(ゼロ・ウェイスト・イタリア)
山内剛氏(京都府亀岡市環境先進都市推進部長)
藤原寿和氏(元東京都環境局)
コーディネーター
原田禎夫氏(同志社大学経済学部准教授)
※同時通訳あり
参加費
無料(※懇親会にご参加の方は、参加費1,000円が必要です。)
参加申込
下記URLの申込ページよりお申込みください。
定員:シンポジウム 先着300名、懇親会:先着50名(それぞれ定員になり次第締め切ります。)
主催
ゼロ・ウェイスト・シンポジウム実行委員会
共催
同志社大学経済学部、同志社大学経済学会
11月3日(日)には京都周辺の最先端のリサイクルの取組を学ぶエクスカーションツアーを実施します。
ぜひシンポジウムとあわせてお申込みください。
集合
8:45 同志社大学 今出川キャンパス 寒梅館前
参加費
資料代・保険料として参加費1,000 円、昼食代として800 円(現地払)
その他、本シンポジウムの詳細は以下よりご覧ください。

本件に関するお問い合わせ |
同志社大学 経済学部 准教授 原田 禎夫 E-mail:sharada@mail.doshisha.ac.jp |
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取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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- 教育・研究
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