プレスリリース
良心学研究センター 公開シンポジウム「同志社の新しい形 ─その歴史的経緯とこれから─」開催について
同志社は2025年に創立150周年を迎えます。同志社の歴史は激動の近現代史を色濃く反映しています。同志社史を同時代史の中に位置づけながら、同志社の150年を日本や世界の150年と共に振り返っていきます。
連続シンポジウム「同志社150年の歴史から展望する未来への挑戦」の最終回となるシリーズ6回目の標記シンポジウムは「二校地問題と大学の大衆化」(1981〜2003)と「新設学部の展開」(2004〜現在)に焦点を当てます。
来年2026年、京田辺校地開校40周年を迎えます。ゆとりのある教育研究環境や学生数の増加を求めて田辺校地(当時)の建設計画が始まりましたが、それによって、どのような新たな教育や研究を目指そうとしたのでしょうか。田辺移転問題は学生運動の変化を映し出しています。学友会が解体される2004年までは、田辺移転反対の声が学生から出ていました。しかし、その後、学生運動は衰退の一途をたどり、学生が大学や社会に対し主体的に意見を表明する機会も失われていきました。「自治自立」の学生像の変遷にも着目します。
大学進学率が向上し、大学の大衆化、大学に対する社会的ニーズの多様化が進む時代の中で、1991年、大学設置基準の大綱化がなされました。文部省の大学に対する規制が緩和され、多くの大学で一般教育科目が削減されました。同志社大学においても、語学や体育は大きな影響を受けましたが、それは教育理念に対し、どのような影響を与えたのでしょうか。
そして2004年以降、新しい学部が次々に作られ、かつての6学部体制から14学部・16研究科へと移行し、それが同志社大学の「新しい形」をなしています。これまでの歴史的経緯を十分に踏まえながら、総合大学としての同志社大学が、今後、激動の時代をどのように進むべきかについても自由に議論したいと思います。
講演の後、司会者および2名のコメンテーターを交えたパネルディスカッションを行い、最後にフロアーの参加者とも質疑応答の時間を持ちたいと考えています。
日時
2025年6月13日(金)17:00~19:00
場所
同志社大学 今出川キャンパス 同志社礼拝堂 および Zoomウェビナー
入場料
無料
講師
沖田 行司:びわこ学院大学 学長、同志社大学 名誉教授
神田 朋美:同志社女子大学 嘱託講師
司会
小原 克博:同志社大学 学長、良心学研究センター長、神学部 教授
コメンテーター
飛龍 志津子:同志社大学 生命医科学部 教授
朝田 邦裕:同志社大学 広報部長
参加申込
会場参加:事前申込不要
オンライン(Zoomウェビナー):事前申込要(申込締切 6月8日(日))
6月10日(火)頃に、オンライン参加のためのURL等をお知らせいたします。
オンライン参加の申込はこちらから
主催
同志社大学良心学研究センター
その他

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同志社大学 広報部広報課 TEL:075-251-3120 |
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