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　2024年9月20日（金）、英国オックスフォード大学法学部にて、瀬領真悟教授（法学部）が「Recent developments of regulations in digital market in Japan - Comparison with the EU and the UK（日本におけるデジタル市場規制の最近の展開）」と題する講演を行いました。この講演は、本研究センターとオックスフォード大学法学部の教員が交替で相互の大学で講演をする「Doshisha Oxford Lecture Series」の第4回目の講演にあたります。

瀬領教授の講演は、2024年6月に制定された日本のデジタル規制新法（スマホソフト競争促進法）の概要について、EU法や英国法と比較しながら、日本におけるデジタル市場規制の特徴を検討するものでした。現地の研究者からは、デジタル市場規制の世界的な潮流やその中での日本法の位置づけなどに関連して非常に興味深いものであるとのコメントをいただきました。講演は、本学とオックスフォードの学生向けの教育プログラムである「DOMANI」*と連携しており、DOMANIの参加学生も出席しました。

なお、「Doshisha Oxford Lecture Series」の開催にあたっては本研究センター研究員の Anselmo Reyes シンガポール国際商事裁判所判事から全面的な支援を受けております。ここに記して御礼申し上げます。

（同志社大学 国際取引・国際法務研究センター：RECITAL）

* Doshisha - Oxford Merton College Advocacy Network Initiative. 毎年、同志社とオックスフォードで交互に開催している国際仲裁・国際調停に関する実践的なロール・プレイ・トレーニング。今年は、オックスフォードで9月17日から19日まで開催されました。