プレスリリース
同志社大学×京田辺市 外国人留学生による多文化共生・防災イベント「防災バッグに何を入れるか」をいっしょに考えよう!!(放課後子ども教室)
同志社大学グローバル・コミュニケーション学部の外国人留学生が、小学校児童と『防災バッグに何を入れる?』ゲームを行います。防災意識を高めるとともに、多文化共生社会について相互理解できる機会とします。
本イベントは、同学部の授業「ワークショップ現代日本社会2(※)」において、外国人留学生の立案した企画を自分たちの手で実施するものです。
外国人留学生は、居住している地域コミュニティーに参加する機会が少ないことから、「実際に日本人住民と出会い、一緒に活動する機会を作りたい」との思いで、本イベントを企画しました。本イベントの特徴は、単に小学生と外国人留学生の交流にとどまらず、「防災バッグに何を入れるか」というテーマを通して、災害が起きたとき、何を思い、どう行動するかを、自分の家族や外国人留学生の立場になって子どもたちが考えることです。これにより、防災意識を高めるとともに、多様な文化や価値観について理解を深め、多文化共生社会における地域住民の相互理解の促進を目指しています。
また、本イベントは京田辺市が取り組んでいる「放課後子ども教室」の事業として実施します。広くご周知いただくとともに、当日はぜひ取材にお越しください。
日時
2024年7月3日(水)13:55~15:50
13:55~14:50 グループ分け・アイスブレイク
14:50~15:50 ゲーム
場所
京田辺市立 薪小学校 体育館
参加予定者
薪小学校 児童 46名(予定)
本学グローバル・コミュニケーション学部 日本語コース留学生 12名(予定)
※ワークショップ現代日本社会2
同学部の外国人留学生は、日本語で授業を受け、レポートを書くことのできる日本語力を身につけており、その半数以上が卒業後、日本で就職し、日本で生活し続けます。一方で、地域コミュニティーとの結びつきが弱いことが課題であり、本科目では、学生が、日本での生活において、様々な問題に対処するための一般教養やスキルを学び、他者との協働の重要性を理解することで、母語や日本語を生かした多文化共生社会の実現を考えます。
授業では毎回、様々な方面で活躍する外部講師(防災、医療、多文化共生、地域コミュニティー等)の講義を受け、学生同士で意見交換を行いながら、外国人が日本社会で生活していく上での課題について理解を深めます。授業後半では、その理解を形にすべく、「地域と外国人留学生を結ぶ活動」をテーマに学生が企画案をグループで考え、昨年12月にプレゼンテーションを行いました。
本件に関するお問い合わせ |
同志社大学 グローバル・コミュニケーション学部 准教授 須藤 潤 TEL:0774-65-7491 |
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取材に関するお問い合わせ |
同志社大学 広報部広報課
TEL:075-251-3120 |
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