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“D”iscover -Opinion-

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金融教育のいまとこれから
―俯瞰的な投資家視点を身に付け、ビジネスの「かんどころ」を養う(学生インタビュー)

足立教授のもとで「ビジネスのカンドコロ」を学ぶゼミ生のうち、佐桒幹太さん、西﨑百花さん、吉川周吾さん、天野多恵さん(いずれも政策学部3年次生※)にゼミでの活動について伺いました。4人は2025年11月に開催された「第21回日銀グランプリ」で、最優秀賞を受賞したメンバー。天野さんはさらに、「令和7年度知財ビジネスアイデア学生コンテスト~万博会場で特別な経験を~」で審査委員特別賞も受賞しました。

2026年4月24日 更新
同志社大学_金融教育16 (127339)
「第21回日銀グランプリ」で、最優秀賞を受賞した足立ゼミ生の皆さん
(左から)佐桒幹太さん、天野多恵さん、西百花さん、吉川周吾さん

社会人として役立つ多彩な力を養う

足立ゼミではどのような活動を行っていますか。

同志社大学_金融教育15 (127338)
佐桒
世の中の課題を解決するための政策を考えることが、学びの大きなテーマです。そのための具体的な活動として、ビジネスコンテストや政策を競うコンテストなどに参加しています。
西﨑
政策学部では1年次に行政・政治、法律、経済学、組織論という4つの分野を幅広く学びます。これらを土台にしながら、金融・経済を深く、なおかつ実践的に学ぶのが足立ゼミです。
天野
コンテストなどで発表するプランづくりに向けて、学外で学ぶ機会が豊富なことも特徴です。金融機関や電機メーカー、市役所、JA、農家さん、和菓子店など、様々な企業や団体に足を運び、現場を見学させてもらいながら話を伺いました。

日銀グランプリで発表された政策と発表に向けた工夫を教えてください。

吉川
「Chain Referral Program for e-Tax~繋がりで波及させるキャッシュレス納付推進案~」という提言を行いました。より多くの企業にe-Taxを利用してもらうための施策です。ポイントは、自社でe-Taxを利用すると金銭的インセンティブを得られるだけでなく、他社に利用を勧めることでも得られる、いわば「ご紹介キャンペーン」のような仕組みを盛り込んでいる点です。
佐桒
金融機関や企業経営者へしっかりとヒアリングを行い、インセンティブがいかに魅力あるものなのかを十分に検証できている点を評価いただきました。また、e-Taxの利用が進んだ場合と現状のままの場合のコストと得られるメリットを算出し、費用対効果を分析したことも高評価を得られました。

知財ビジネスアイデア学生コンテストについて教えてください。

同志社大学_金融教育19 (127387) 令和7年度知財ビジネスアイデア学生コンテスト~万博会場で特別な経験を~」で
審査委員特別賞を受賞した天野さん(写真中央)
天野
滋賀県日野町の伝統野菜「日野菜(ひのな)」を材料にした和菓子を考案しました。こだわったのは、アイデアでとどまるのではなく、実現可能なプランにすることです。ここでもやはり、関係者へ時間をかけてヒアリングしたことが役に立ちました。考案した商品は、2025年12月に日野町で行われた「近江の伝統野菜サミットin日野」で来場者に振る舞われて好評だったことから、販売が決まりました。

ゼミでの活動を通じて、ご自身にどのような変化や成長がありましたか?

天野
世の中の出来事に関心を持てるようになりました。新聞を読むようになったのも、ゼミで行われるディベートに向けた準備がきっかけです。
佐桒
1つは、プレゼン力が磨かれたことです。足立ゼミでは、自己紹介も含めて、発表の際はメモなどを見ずに話すという決まりがあります。慣れるまでは戸惑いましたが、随分と鍛えられました。もう1つは、「世の中には顕在化していない問題が多い」という気づきを得られたことです。目に見えている問題の奥には、さらに別の問題が潜んでいることがあります。この視点は社会人になって役立つ気がします。
吉川
初めて出会う知らない分野の知識を吸収する力が養われました。コンテストなどには期限があるので、限られた時間のなかで効率良く吸収する力が付いたように思います。
西﨑
ビジネスの視点が養われました。目に見えている問題は、解決策がすでにビジネス化されています。でも、見えていない問題はまだビジネスになっておらず、チャンスだと学びました。ニッチなところに目を向けてみたり、考え方を従来のものからひっくり返してみたりするとビジネスが生まれることも知りました。

高校生に向けて、足立ゼミの魅力をPRしてください。

同志社大学_金融教育17 (127340)
西﨑
社会を舞台にして実践的に学べるのが足立ゼミです。自分が主体になって行動する充実感や、ビジネスコンテストなどで自分が考えたプランを社会に発信するという楽しさを味わうことができます。
天野
足立ゼミの合い言葉は、「ゼミのともだちは一生のともだち」です。実際にゼミ生になってみて、まさにその通りだと感じています。一緒に頑張ることができる、素敵な仲間に出会うことのできるゼミです。
吉川
足立先生は、私たち学生のことを「○○さん」と呼んでくれます。年齢や経験は関係なく、対等な立場で接してくれるのです。同窓会をすると大勢の先輩方が集まるのも、そういった先生の魅力的な人柄のおかげだと思います。
佐桒
足立先生は、勉強のことや就職のこと、プライベートなことなど、何でも親身になって相談に乗ってくれます。先生ご自身が、ゼミの最大の魅力です。有名企業の社長をはじめ、「こんな人と会って話せるの!?」と思うような人と関わることができるのも、足立ゼミならでは。ぜひ足立ゼミで、楽しくて賢い学びを体験してください。

※学年は取材時のものです。