このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

オンライン講義の継続について

学長へのご質問・ご提言

学長へのご質問内容一覧へ戻る

オンライン講義の継続について


2021年11月 更新

 新型コロナウイルスの感染対策としてでなくても今後もオンラインで講義を受けるということを可能にしていただきたいです。
 オンライン講義は対面の講義よりも多くのメリットがあります。例えばe-classにも実装されましたが動画の再生速度を速くすることで効率良く講義を受けることができることです。繰り返し学習もオンライン講義の方がしやすいです。
 また、多くの講義は時間割に縛られずに自分の好きな時間に受けることができます。これらは自分に合わせて学習が行いやすい、学習の質としても高いものになると考えています。自分に合わせて学習できることは自分で働く必要のある学生や社会人の方にも利点であると思います。オンラインで講義が受けられることが常に選択肢としてあれば体が不自由であるとか何らかの理由で学校に来られない人も大学に通いやすくなると思います。また交通費がかからないことも利点です。現在オンライン講義は生配信を見る形式、オンデマンド型、対面講義の3つが同時に行われているものもありますが対面講義に学生が全く参加していません。
 感染対策ということもありますがオンラインという選択肢があれば良いと思う学生は多いはずです。

学長からの回答

 この度はご提言を賜りましてありがとうございます。
 ネット授業と対面授業のあり方については、異なる観点から、それぞれの意見、要望が届いています。ご指摘のように、オンライン授業は何度も反復して教材を学ぶことができる点や、通学に時間がとられない分、一日が有効に使える点など、さまざまな利点があるとのご意見をいただいております。他方で、感覚の活用という点では、ネット授業は視覚と聴覚の二つに限定されますので、五感を存分に活用して学びたい、という意見もございます。また議論を行うにあたっては、対面の方が細かいニュアンスまで伝わりやすいので有益である、との意見もございます。
 大学教育は知識を提供することだけがすべてではありません。学生同士の白熱した議論の場を設けることも、さらにいえば正課との両輪である課外活動の場を提供することも、大学の重要な役割だと考えています。そのあたりも踏まえ、今後の教育のあり方を検討してまいりたいと思います。

学長へのご質問内容一覧へ戻る