同志社大学に無料の給水スポット設置及びSDGs推進機関創設のご提案
学長へのご質問・ご提言
同志社大学に無料の給水スポット設置及びSDGs推進機関創設のご提案
2021年12月 更新
近年、世間ではSDGs(持続可能な開発目標)への関心が高まっています。その中で、同志社大学が立地する京都市の取り組みが、今年の3月に内閣府によってSDGsモデル事業に選定されました。
その取り組みの中で、京都市は「脱プラスチック」を課題に掲げています。私たちは、同志社大学に無料の給水スポットを設置することで、「マイボトル」を活用する人を増やせば、京都市の取り組みへ貢献できるのではないかと考えました。
実際に同志社大学関係者にアンケート調査を実施しましたところ、給水スポット設置を希望する声は多くあり、ペットボトルの使用量・廃棄量削減も見込めるようなデータも集まりました。これによって、京都市の「脱プラ」事業に貢献できるだけでなく、学生一人ひとりの環境意識が向上し、良心教育にも寄与するものと考えます。
アンケート調査結果を分析してみると、他大学と比較して、同志社大学は組織としてのSDGs推進活動に積極的ではないと感じている学生が多くおりました。他大学を見てみると、SDGs推進機関を組織として持っている大学が多く、その点では同志社大学はやや遅れている印象を受けました。そこで、同志社大学でも組織としてSDGs推進機関を設立することを提案致します。
より詳細な内容をPDFファイルの形で添付致しますので、ご確認の上でご一考いただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
学長からの回答
この度は貴重なご提案を賜りましてありがとうございます。本学では世界学生環境サミットの招致や、同志社エコプロジェクトを実施するなど、学生が主体的に環境に関する取組を行ってまいりました。
今回もまた学生の皆さんから貴重なご提案をいただきましたことに大変感謝しております。環境に優しいキャンパスを目指すべく、様々な取組を行う一環として、ご提案をいただきました給水スポットに関する取組も含めて検討させていただきます。
なおSDGsに関しては、一つの部署を設置して実施するのではなく、教育、研究、国際の各機構や施設や総務等の管理部門など、それぞれが責任を持って取組む必要があると認識しております。例えば現在もダイバーシティ推進を大きな目標に掲げていますが、特定の部署を作ることではなく、ダイバーシティ推進委員会を新たに設置し、全学をあげて推進することとしております。
この度は貴重なご提案を賜りましてありがとうございました。