このページの本文へ移動
ページの先頭です
以下、ナビゲーションになります
以下、本文になります

新島塾修了式・入塾式を行いました

'23年4月26日 更新
 3月24日(金)10時から同志社礼拝堂で新島塾修了式・入塾式が執り行われました。
 式典は荘厳なオルガンの前奏後、新島塾塾長である植木 朝子学長の式辞から始まりました。修了生4名には塾長から新島塾修了証が手渡されました。修了生たちは新島塾での2年間の学びを振り返り、お世話になった方々への感謝とともに後輩たちへ想いのこもったメッセージを述べました。

 塾長の式辞では「大学での学びは『答え』を出すことが強調されやすいが、答えを出すことだけでなく『問いそのもの』を創り出すことを求められる。自分のやっていることの意味や困難な問題を考えることが人生の醍醐味でもある。また、新島塾では書を読むことの大切さと共に、読むことや考えることの基本となる『言葉』の大切さも学んだことだろう。言葉は他者の理解と共感のために使われるべきであるが、時には言葉が人を傷つけることもある。修了生の皆さんには、言葉が軽視されやすい時代でも良心を胸に言葉を大切に扱う人であってほしい」との言葉が送られました。加えて、前年の合宿で塾生から質問があった新島塾の意義について、キリン研究者である郡司芽久の著書『キリン解剖記』を挙げ、そこに記載されている標本収集活動の意義を例にお話しされました。「この本には、標本収集活動は「無目的、無制限、無計画」の3つの「無」をスローガンに行われ、いま必要でなくてもいつか誰かが必要とするかもしれないという思いで行われていると書かれている。新島塾での活動はこれと同じように短期間で成果を得られることは少なく、長いスパンで物事を見ることが重要である。」と語られました。

 修了証の授与後、修了者は、檀上でひとりずつスピーチを行い、2年間の新島塾での活動で学んだことや後輩へのアドバイス、お世話になった先生や事務局の方々への感謝を述べました。修了生たちは「新島塾での学びでは、そのセッション自体では自分の興味とは異なる分野もあった。その意義や内容を理解しきれていなかったこともあったが、セッション終了後の日常生活や他の活動において『ここはこういうことだったのか。』と理解するということがあった。今になって幅広く学ぶ意義に気づかされた」「人前で仕切ることが苦手だと思っており、今まで自分はリーダーに向いていないと思っていた。しかし、新島塾の活動を通じてリーダー像は様々であると学び、自分なりの貢献の仕方を見つけることができた」などと晴れやかな表情で語りました。

 2022年度の新島塾修了者は以下の4名です。
第3期塾生修了者
文学部国文学科菊野 春菜
文学部国文学科織田 遼子
理工学部化学システム創成工学科野村 柊衣
生命医科学部医情報学科山本 賢輝

 同日、新島塾は12名の学生を新島塾第5期塾生として新たに迎え入れました。5期生には谷村新島塾コーディネーター(経済学部)から、「新島塾の活動を行う上で『自分たちでコミュニティをつくっていくこと」『支えてくれる方々に感謝すること』『主体的に取り組むこと』の3つを頑張ってほしい。』という激励の言葉が送られ、新島塾修了式・入塾式を終えました。ここから1年半にわたる、それぞれの「志」の実現に向けた新たな航海が始まります。

集合写真(修了者)
2
3
4
5
6
7
集合写真(入塾者)
 3月24日(金)10時から同志社礼拝堂で新島塾修了式・入塾式が執り行われました。
 式典は荘厳なオルガンの前奏後、新島塾塾長である植木 朝子学長の式辞から始まりました。修了生4名には塾長から新島塾修了証が手渡されました。修了生たちは新島塾での2年間の学びを振り返り、お世話になった方々への感謝とともに後輩たちへ想いのこもったメッセージを述べました。

 塾長の式辞では「大学での学びは『答え』を出すことが強調されやすいが、答えを出すことだけでなく『問いそのもの』を創り出すことを求められる。自分のやっていることの意味や困難な問題を考えることが人生の醍醐味でもある。また、新島塾では書を読むことの大切さと共に、読むことや考えることの基本となる『言葉』の大切さも学んだことだろう。言葉は他者の理解と共感のために使われるべきであるが、時には言葉が人を傷つけることもある。修了生の皆さんには、言葉が軽視されやすい時代でも良心を胸に言葉を大切に扱う人であってほしい」との言葉が送られました。加えて、前年の合宿で塾生から質問があった新島塾の意義について、キリン研究者である郡司芽久の著書『キリン解剖記』を挙げ、そこに記載されている標本収集活動の意義を例にお話しされました。「この本には、標本収集活動は「無目的、無制限、無計画」の3つの「無」をスローガンに行われ、いま必要でなくてもいつか誰かが必要とするかもしれないという思いで行われていると書かれている。新島塾での活動はこれと同じように短期間で成果を得られることは少なく、長いスパンで物事を見ることが重要である。」と語られました。

 修了証の授与後、修了者は、檀上でひとりずつスピーチを行い、2年間の新島塾での活動で学んだことや後輩へのアドバイス、お世話になった先生や事務局の方々への感謝を述べました。修了生たちは「新島塾での学びでは、そのセッション自体では自分の興味とは異なる分野もあった。その意義や内容を理解しきれていなかったこともあったが、セッション終了後の日常生活や他の活動において『ここはこういうことだったのか。』と理解するということがあった。今になって幅広く学ぶ意義に気づかされた」「人前で仕切ることが苦手だと思っており、今まで自分はリーダーに向いていないと思っていた。しかし、新島塾の活動を通じてリーダー像は様々であると学び、自分なりの貢献の仕方を見つけることができた」などと晴れやかな表情で語りました。

 2022年度の新島塾修了者は以下の4名です。
第3期塾生修了者
文学部国文学科菊野 春菜
文学部国文学科織田 遼子
理工学部化学システム創成工学科野村 柊衣
生命医科学部医情報学科山本 賢輝

 同日、新島塾は12名の学生を新島塾第5期塾生として新たに迎え入れました。5期生には谷村新島塾コーディネーター(経済学部)から、「新島塾の活動を行う上で『自分たちでコミュニティをつくっていくこと」『支えてくれる方々に感謝すること』『主体的に取り組むこと』の3つを頑張ってほしい。』という激励の言葉が送られ、新島塾修了式・入塾式を終えました。ここから1年半にわたる、それぞれの「志」の実現に向けた新たな航海が始まります。
関連情報
お問い合わせ先
同志社大学新島塾(事務局 高等研究教育院事務室)
TEL:075-251-3259
FAX:075-251-3152
E-mail:ji-ktken@mail.doshisha.ac.jp
お問い合わせ一覧(部課所在・事務取扱時間案内)