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京たなべ・同志社ヒューマンカレッジ

恵道館201教室

令和5年度も今まで以上に多様で充実した内容をお送りさせていただきますので、どうぞご期待ください。

第1回 5月13日(土) 「山の正倉院」-高野山の文化財と現在- 講師:中安 真理
(同志社大学文化情報学部准教授)
【講義内容】
和歌山県北部に位置する高野山は、標高1,000メートル級の山々に囲まれた盆地で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。中国唐からもたらされた真言密教を今に伝える高野山は1,200年以上の歴史をもち、国宝・重文を含む貴重な文化財を多数有し、「山の正倉院」とも称されます。長らく女人禁制だった高野山上に住み、当地の展示施設に勤務していた経験を交えて、高野山の文化財と現在について紹介します。
第2回 5月27日(土) 社会とつながるスポーツ -スポーツとSDGsの未来- 講師:遠藤 華英
(同志社大学スポーツ健康科学部助教)
【講義内容】
環境問題、教育格差、ジェンダー、障害、貧困。日本そして世界は常に様々な社会課題と対峙しています。昨今、スポーツを通じてこのような社会問題の解決に貢献しようとする取組みが着目されています。スポーツがすべての問題を解決することは難しいでしょうが、スポーツがもたらす喜びや充足感、人々を惹きつけるチカラが最終的に社会問題の解決につながるともいえます。本講演会では、特に途上国の開発現場や障害の問題に焦点を当て、スポーツに寄せられる期待と課題について検討していきます。
第3回 6月10日(土) ロシア、ウクライナの歴史とアイデンティティ 講師:立石 洋子
(同志社大学グローバル地域文化学部准教授)
【講義内容】
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻は、両国の歴史やアイデンティティに対する関心を高めています。紛争の背景を理解するには、紛争発生後の状況だけでなく、両国がこれまでに歩んできた歴史や、それが社会に生み出した言語や宗教、アイデンティティの特徴とその多様性を知ることが必要になります。そこでこの講座では、ロシアとウクライナの歴史を概観することで、両国の政治や社会の状況をさまざまな角度から考察します。
第4回 6月24日(土) 和歌を正しく「深読み」する 講師:大山 和哉
(同志社大学文学部助教)
【講義内容】
「梅」「うぐいす」「鹿」「にわとり」など、和歌の中には身近な動植物が詠まれます。 しかし、一首の意味をしっかり読み取るのは、実は簡単なことではありません。 「だいたいこんな意味かな?」というレベルを超えて、確実に歌人の思いを受け止めるためには、「本意(ほい)」を理解することが大切です。本意とは何か、実際の和歌を正しく「深読み」しながら実感してみましょう。いにしえの歌人と心を通わせられるだけでなく、現代を活きる私たちにも、きっと新たな視点を与えてくれるはずです。
第5回 7月8日(土) 有人宇宙開発から始める地球のサステナブル化 講師:後藤 琢也
(同志社大学理工学部教授)
【講義内容】
21世紀は、本格的に人類が宇宙に進出する世紀であり、世界各国で研究開発がなされています。 まず、全く酸素がない月や火星で人が暮らすために特に必要なことについて、最近の国内外の研究開発動向を概説します。次に、筆者らの研究、特に生命維持装置や宇宙資源その場利用について具体的に述べます。最後に宇宙居住に必要な技術を地球に適応することで、人類が快適に住める持続可能な環境を維持できる可能性について言及します。

HC2023.pdf[PDF 809KB]

お問い合わせ

京田辺市教育委員会 教育部 社会教育課

TEL:0774-64-1394
FAX:0774-64-1390

同志社大学 京田辺校地 総務課

TEL:0774-65-7010
FAX:0774-65-7009
E-mail:jt-somu@mail.doshisha.ac.jp

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