新島襄のことば バックナンバー
新島襄のことば(2023年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
※無断転載および複製等の行為はご遠慮ください。

磨く前のダイヤモンドのようであれ。内に輝くものがあれば、荒削りの見かけは決して気にするな。
出典:同志社編『新島襄自伝』
岩波書店 377頁

愛は忍び、愛は許すものにして、柔弱無力のものに見ゆるも、天下何人か愛に敵するものぞ。
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波書店 179頁

教育のごときは、基督教と分離すべからざるものにして、文明の車の両輪なり。
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波書店 135頁

傷める葦を折ることなく、煙れる麻を熄すことなし 騶虞は折らずに生草の茎
出典:同志社編『新島襄の手紙』
岩波書店 279頁

人生の幸いは、己れ自ら幸福を得るにあらず。
真道に歩み、身真道に委ね、真道を以て他人を益するにあり。
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波書店 202頁

人の偉大さは学識だけでなく、私心のなさに現れる。
出典:同志社編『新島襄自伝』
岩波書店 374頁
新島襄のことば(2022年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
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山間の水流、漸々の働き、克く渓流を為す。時あり
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 179頁

己れを愛するごとく人を愛せば、真に基督の意に叶うものでござります
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 128-9頁

魂の終局に達するには、日々の洗濯を要す。修行を要す
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 175頁

神は怒るに遅く、恵みに満ちた方であります
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 149頁

人、近きを見るに切にして、遠きを見るに切ならず
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 173頁

人心の改革なくして物質上の改革なんするものぞ
出典:同志社編『新島襄の手紙』
岩波文庫 206頁

智識、財産、自由、良心の働きを養生する事
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 283頁
新島襄のことば(2021年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
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過を知りて之を改めず、非を見て之を蓋ふは、生の最も慚づる所
出典:同志社編 『新島襄書簡集』岩波文庫 278頁

小生畢生の目的は、自由教育・自治教会・両者併行国家万歳
出典:同志社編 『新島襄書簡集』岩波文庫 257頁

人生事を為すや、只々学問の博きによらず。一片不撓の鉄腸を練磨するにあり
出典:同志社編 『新島襄書簡集』岩波文庫 196頁

兎に角校中に元気は、盛んに相振ひ候様切望致し居り候
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 273頁

生は満天下、沈思遠謀の人に乏しきを甚だ遺憾とす
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 255頁

余は平生敵を作らざるを期す
出典:同志社編『新島襄自伝 手記・紀行文・日記』 岩波文庫 402頁

社会の安寧を保全せんと欲せば、必ず真正の教育に依らざるべからず
出典:同志社編 『新島襄書簡集』
岩波文庫 285頁

日夜焦思苦心、将来の青年を薫陶し、新日本構造の良材を培養せんと計るは他なし
出典:同志社編 『新島襄書簡集』
岩波文庫 223頁
新島襄のことば(2020年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
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吾人は信ず、仮令有識多能なる人物と雖も、若しその心術の正しからざるに於ては、国家を益するの甚だ少なきことを
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 66頁

諸君よ、我は諸君より先生、先生と曰わるるを悲しむ
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 116頁

兄弟よ、吾人の喜ぶ所の自由は、古来英米の信徒が熱血をそそぎ、買い得たる自由なり
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 262頁

自由を得るも又これを我儘に用ゆるの憂いあり
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 293頁

学問にのみ頼み、また誇るからあぶない。学問を主の為に用ゆ、豈あぶない事あらんや
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 243頁

人を愛するは、一国に限らず世界の人をも人と見なしてこれを愛せば、決して区域の狭き者にあらず
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 298頁

予は望む。我輩の自由主義は我が国一般の自由を存し、自治の精神を養う「泉」となるべき事を
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 262頁

愛国は名利を射り、私欲を満たし、糊口の道具となすが如き卑賤の者にあらず
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 291頁
新島襄のことば(2019年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
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人労して初めて黄金の貴きを知る。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 195頁

教育と宗教を併行せしむるにあり。
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』 岩波文庫 301頁

殖産のみを主とすれば、利のみに趨るの憂いあり。
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 293頁

坐して人の助けを受くるよりも、労して自らを助くるの貴きに如かず。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』
岩波文庫 195-196頁

成程学問のみに走らせ、信仰の道その脳中に働かざれば、学問はあぶない。
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 243頁

信仰を以て学校の基礎となし、学術を以て左右の翼と為し、弥ゝ振ひ弥ゝ勉め
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 182頁

文明の形、出来る
その精神を要す
宗教はその精神
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 306頁

余り天下の大事に対し無頓着なるは決して取るべき所に非らず。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 249頁
新島襄のことば(2018年度)
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時論は変換の憂なき能はず。高徳は万古不易なり。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 279頁

利己主義の学問は唯だ己一人を利するにあり。豈に永く国家を利し得んや。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 153頁

労働は人生の良薬なり。苦難は青年の業を成すの階梯なり。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 195頁

大器晩成、学を修する豈に今日に限らん。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 146頁

工業なり、商法なり、財産なり、自由なり、学術なり、民権なり、総べてその人の有する所たるべし。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 162頁

貴君、敗鼓の皮迄も、決して捨て賜ふ勿れ。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 274頁

我輩(われら)誤つて大人豪傑たらば、他年成長の望なし。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 200頁

決して名利に汲々たる軽薄児の轍を踏み賜ふなかれ。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 254頁
