新島襄のことば バックナンバー
新島襄のことば(2023年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
※無断転載および複製等の行為はご遠慮ください。
この暗濁の塵寰をして真の安楽の境界とならしめんと欲す。これ襄平生の志願なり。
出典:同志社編『新島襄の手紙』
岩波書店 134頁
ただただ我が良心を真理に照準して使用し、天より賦与するところの力を竭くして一生を終わらんと欲するのみ。
出典:同志社編『新島襄の手紙』
岩波書店 167頁
磨く前のダイヤモンドのようであれ。内に輝くものがあれば、荒削りの見かけは決して気にするな。
出典:同志社編『新島襄自伝』
岩波書店 377頁
愛は忍び、愛は許すものにして、柔弱無力のものに見ゆるも、天下何人か愛に敵するものぞ。
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波書店 179頁
教育のごときは、基督教と分離すべからざるものにして、文明の車の両輪なり。
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波書店 135頁
傷める葦を折ることなく、煙れる麻を熄すことなし 騶虞は折らずに生草の茎
出典:同志社編『新島襄の手紙』
岩波書店 279頁
人生の幸いは、己れ自ら幸福を得るにあらず。
真道に歩み、身真道に委ね、真道を以て他人を益するにあり。
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波書店 202頁
人の偉大さは学識だけでなく、私心のなさに現れる。
出典:同志社編『新島襄自伝』
岩波書店 374頁
新島襄のことば(2022年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
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この道を伝えざれば、人これを聞くを得ず。聞くを得ざれば、人これを信ずるを得ず。信ぜざれば人救わるる事を得ず
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 239頁
山間の水流、漸々の働き、克く渓流を為す。時あり
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 179頁
己れを愛するごとく人を愛せば、真に基督の意に叶うものでござります
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 128-9頁
魂の終局に達するには、日々の洗濯を要す。修行を要す
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 175頁
神は怒るに遅く、恵みに満ちた方であります
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 149頁
人、近きを見るに切にして、遠きを見るに切ならず
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 173頁
人心の改革なくして物質上の改革なんするものぞ
出典:同志社編『新島襄の手紙』
岩波文庫 206頁
智識、財産、自由、良心の働きを養生する事
出典:同志社編『新島襄 教育宗教論集』
岩波文庫 283頁
新島襄のことば(2021年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
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過を知りて之を改めず、非を見て之を蓋ふは、生の最も慚づる所
出典:同志社編 『新島襄書簡集』岩波文庫 278頁
小生畢生の目的は、自由教育・自治教会・両者併行国家万歳
出典:同志社編 『新島襄書簡集』岩波文庫 257頁
人生事を為すや、只々学問の博きによらず。一片不撓の鉄腸を練磨するにあり
出典:同志社編 『新島襄書簡集』岩波文庫 196頁
兎に角校中に元気は、盛んに相振ひ候様切望致し居り候
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 273頁
生は満天下、沈思遠謀の人に乏しきを甚だ遺憾とす
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 255頁
余は平生敵を作らざるを期す
出典:同志社編『新島襄自伝 手記・紀行文・日記』 岩波文庫 402頁
社会の安寧を保全せんと欲せば、必ず真正の教育に依らざるべからず
出典:同志社編 『新島襄書簡集』
岩波文庫 285頁
日夜焦思苦心、将来の青年を薫陶し、新日本構造の良材を培養せんと計るは他なし
出典:同志社編 『新島襄書簡集』
岩波文庫 223頁
新島襄のことば(2020年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
※無断転載および複製等の行為はご遠慮ください。
吾人は信ず、仮令有識多能なる人物と雖も、若しその心術の正しからざるに於ては、国家を益するの甚だ少なきことを
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 66頁
諸君よ、我は諸君より先生、先生と曰わるるを悲しむ
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 116頁
兄弟よ、吾人の喜ぶ所の自由は、古来英米の信徒が熱血をそそぎ、買い得たる自由なり
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 262頁
自由を得るも又これを我儘に用ゆるの憂いあり
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 293頁
学問にのみ頼み、また誇るからあぶない。学問を主の為に用ゆ、豈あぶない事あらんや
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 243頁
人を愛するは、一国に限らず世界の人をも人と見なしてこれを愛せば、決して区域の狭き者にあらず
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 298頁
予は望む。我輩の自由主義は我が国一般の自由を存し、自治の精神を養う「泉」となるべき事を
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 262頁
愛国は名利を射り、私欲を満たし、糊口の道具となすが如き卑賤の者にあらず
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 291頁
新島襄のことば(2019年度)
大学休講期間(2月、3月、8月)を除いて、毎月更新いたします。
揮毫は、日比野 実 文学部嘱託講師によるものです。
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人労して初めて黄金の貴きを知る。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 195頁
教育と宗教を併行せしむるにあり。
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』 岩波文庫 301頁
殖産のみを主とすれば、利のみに趨るの憂いあり。
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 293頁
坐して人の助けを受くるよりも、労して自らを助くるの貴きに如かず。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』
岩波文庫 195-196頁
成程学問のみに走らせ、信仰の道その脳中に働かざれば、学問はあぶない。
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 243頁
信仰を以て学校の基礎となし、学術を以て左右の翼と為し、弥ゝ振ひ弥ゝ勉め
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 182頁
文明の形、出来る
その精神を要す
宗教はその精神
出典:同志社編 『新島襄教育宗教論集』
岩波文庫 306頁
余り天下の大事に対し無頓着なるは決して取るべき所に非らず。
出典:同志社編 『新島襄書簡集』 岩波文庫 249頁